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2023年12月17日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ フリーエージェント(FA)としてドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)でプロスポーツ史上最高額の契約を結んだ大谷翔平の代理人、ネズ・バレロ氏が米メディアUSAトゥデーのボブ・ナイチンゲール記者との90分間に及ぶインタビューに応じ、ドジャースに決まるまで6週間に及んだ交渉について明かした。

 

「(報酬の大半を後払いで受け取る条件を大谷自らが提案したことについて)大谷は自分を獲得したせいで球団の補強資金に縛りがかかるのをよしとしなかった。後払いではインフレで金銭価値が下がる恐れもあるが、彼は一切気にしなかった」

 

「(ブルージェイズと契約するためにトロントへ飛んだとの誤報が出るなど情報が錯綜したことについて)この仕事をしていて、あれほどいい加減な報道は見たことがない。カナダとブルージェイズ球団に対して大変心苦しい気持ちだ」

 

◯ MLBは16日(日本時間17日)、卓越した打者をファン投票などで選出するハンク・アーロン賞の受賞者を発表し、ア・リーグではエンゼルスでプレーした大谷が初めて受賞した。日本選手としても初受賞。ナ・リーグはブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が選ばれた。

 

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◯ 今季活躍した選手をファン投票などで選ぶ「オールMLBチーム」が16日(日本時間17日)、MLBネットワークで発表され、エンゼルスでプレーした大谷が先発投手、指名打者部門で3年連続選出された。投打でファーストチーム入りは史上初の快挙だ。

 

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◯ ロッテ・吉井理人監督が17日、地元の和歌山県有田市の有田市民会館で「箕島からはじまった私の野球人生」をテーマにトークショーを行った。約70分間、箕島高校時代の思い出や、プロ入り後の話、メジャー挑戦への秘話を“吉井節”たっぷりに語った。最後に、司会者にドジャースへの入団が決まった大谷のことを尋ねられると「すごい選手です。今もいい選手なんですけど、これからどんどん良い選手になる。性格的に言うと、(ドラえもんの)ジャイアンみたいなヤツ。それがプレーにも出ている。本当に野球が大好きで、俺がやるぞっていうのが出ている」と話した。

 

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 ■ ロサンゼルス・エンゼルス情報

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◯ 大谷がドジャース入団を表明してから1週間が経過した。9日(日本時間10日)に発表した大谷のインスタグラムには、パトリック・サンドバル投手や、ミッキー・モニアック外野手らエンゼルス時代のチームメートが続々コメント。しかし、16日(同17日)現在、マイク・トラウト外野手は大谷について、自身のSNSで沈黙を貫いている。今季、FAとなることがわかっていた大谷に対しては「僕は彼にここに残ってもらうように常に努める」と残留要請を何度もしてきた。11月に大谷が2度目の満票MVPを獲得した際には「半端ない1年に、おめでとう。当然のMVPだ。兄弟よ、誇りに思うよ!」とコメントしていた。しかし、大谷が移籍を発表して以降、SNSこそ更新するものの、大谷に関する言及はない。

 

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 ■ 球界情報

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◯ 日本時間12月17日、ドジャースはレイズとの2対2のトレードが成立したことを正式発表した。ライアン・ペピオとジョニー・デルーカの若手2選手をレイズへ放出し、タイラー・グラスノーとマニュエル・マーゴ(プラス金銭400万ドル)を獲得。このトレードは「グラスノーがドジャースとの契約延長に応じること」が成立のための条件となっていることが報じられていたが、ドジャースはトレード成立を正式発表すると同時に、グラスノーと5年1億3650万ドルの契約を結んだことを発表している。

 

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◯ ブルージェイズの菊池雄星が15日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、ドジャースに入団した大谷とブ軍との交渉の最中に飛び交った「菊池がトロントの高級すし店を50人以上で予約した」という怪情報を否定した。菊池は英語で「先週の金曜日(8日)にすしパーティーをしなかったことをはっきりさせておきたい。50人前以上のすしを食べることはできますが、50人以上ですしパーティーをしたことはありません」とジョークを交えながら情報が誤っていたと記した。大谷がまだド軍入団を発表していなかった8日は、ブ軍と合意間近でブ軍本拠地のトロントに向かったという誤報が先行するなど、大混乱が巻き起こった。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ 大谷翔平の代理人バレロ氏激白、10年1015億円契約の経緯 暴露騒動に大谷と2人で笑っていた

(情報:日刊スポーツ)

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 ドジャース大谷翔平投手(29)の代理人ネズ・バレロ氏(60)が15日付のUSAトゥデー電子版で、スポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(約1015億円)の契約にこぎ着けるまでの経緯を激白した。

 

 大谷が今季終了後にFAとなることを最初に決断したのは、今春のキャンプ中だったという。エンゼルスに、非公式ながら「シーズン中は契約交渉をしない」と伝え、FA権を得る前に延長契約を結ぶ選択肢を排除した。

 

 バレロ氏は「それでもエ軍はショウヘイにとって、6年間所属してきた特別な球団。だから我々は、最後の最後まで契約の可能性を残した」と振り返った。だがモレノ・オーナーが大部分が後払いという異例の契約形式を拒否。エ軍は他の選手と後払い契約を結んだことがなく、大谷ともその方針は変えなかった。

 

 契約交渉中には「ブルージェイズと契約合意に近づいた」「プライベートジェットでトロントに向かう」などの怪情報が流れフライト追跡騒動も起こった。バレロ氏は「あんな見境のない報道合戦は初めて経験した」と振り返り、ドジャース・ロバーツ監督が大谷と会ったことをウインターミーティングで暴露した騒動には大谷と2人で笑っていたと明かした。球団が交渉過程をリークしたらペナルティーを与えるとの報道も出ていたが「ばかげている。私がそんなことを口にしたことはない」と否定した。

 

 球団を決めたのは、大谷がインスタグラムで発表する前日の現地8日午後5時、大谷の自宅で。「ドジャースと契約したい」と伝えられた。翌9日朝、バレロ氏はド軍のフリードマン編成本部長に電話で決断を伝え、最終候補に残った他の4球団にも断りの電話を入れたという。

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◆ 大谷翔平の“トロント入り報道”は「最も軽率」 代理人が苦言「本当に気の毒に思った」

(情報:Full-Count)

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 大谷翔平投手は10年契約でドジャースに移籍したが、発表前には去就を巡って多くの噂が飛び交った。中でも一部メディアでトロント行きのチャーター機に乗りブルージェイズ入り寸前と報じられたことは大騒動となった。これに代理人を務めるネズ・バレロ氏が“同情”した。

 

 米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が、バレロ氏のコメントを紹介。「カナダのことを本当に気の毒に思った。ブルージェイズの組織にも、本当に、本当に気の毒に思ったよ。彼らは本当にいい人たち。苦痛に耐えることを強いられたが、それは正しいことではなかった。そういう経験を強いられた全員を気の毒に思った。なぜなら、獲得したと思いきや違うことが判明し、感情の起伏が激しい経験だったことだろう。私がこの世界で経験した中で、最も軽率な報道だった」と苦言を呈した。

 

 またバレロ氏は総額7億ドル(約1015億円)のうちほとんどを“後払い”とした契約形態について「私が今までの人生で見た中で、最も利他的な素晴らし行為。彼は称賛されるべきだ。自身の年俸のせいでチームが取る動きの邪魔をしたくなかった。だから考え得る最も利他的なアプローチをとり、後払いを選んだ」と説明した。

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◆ 大谷翔平入団会見の腕時計を米投資家称賛 上品で高価すぎず「素晴らしいチョイスだ」

(情報:THE ANSWER)

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 米大リーグ・ドジャースに加入した大谷翔平投手がスポーツ界の話題を席巻する中、14日(日本時間15日)の入団会見でつけていた腕時計が脚光を浴びている。本拠地ドジャースタジアムで決断理由や愛犬の名前などを説明。左手首に輝いていた逸品に対し、米投資家が画像付きで「素晴らしいチョイスだ」と称賛している。

 

 大谷はブルーグレーのスーツに、少し青みがかかったネクタイという爽やかなファッションで会見。左手首に巻いた時計は17番の背番号が入ったドジャースユニホームを着た時にも目立っていた。クラシカルなフォルムに上品さも兼ね備えた逸品だ。

 

 画像をX(旧ツイッター)に公開したのは、米国のスポーツビジネス起業家、投資家のジョー・ポンプリアーノ氏。文面で「ショウヘイ・オオタニはドジャース入団会見の際にグランドセイコーのSBGM221 GMTを着用していた」と説明した。「この時計はメイド・イン・ジャパンで、5000ドル(71万600円)未満で買える。素晴らしいチョイスだ」と称賛している。

 

 SBGM221 GMTであれば、同社公式サイトで60万5000円(税込)。10年7億ドル(約1014億円)の巨額契約を結ぶスーパースターがつけるにしては高くない。会見時はネット上の日本人ファンも「大谷選手の腕時計がギラギラしていない。好感度アップ」「会見の大谷の腕時計、グランドセイコーだとしたらSBGR261か?」と注目していた。

 

 大谷と腕時計といえば、自身がアンバサダーを務めるセイコーウォッチの高級ブランド「グランドセイコーSLGH005 白樺モデル」をワールド・ベースボール・クラシック(WBC)後にラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)に贈ったことが有名。今回の晴れの席でも、その腕時計が話題を集めることとなった。

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◆ 「あなたのために本塁打を打ちたい」大谷翔平がドジャースの先発右腕グラスノー獲得成功にひと肌脱いだ。勧誘ビデオレター送る

(情報:RONSPO)

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ドジャースは17日、レイズとの2対2トレードにより、先発右腕のテイラー・グラスノー投手(30)とマヌエル・マーコ外野手(29)を獲得したことを発表した。グラスノーとは、新たに5年1億3650万ドル(約193億8000万円)の契約を結んだが、この獲得交渉に協力したのが、入団会見を行ったばかりの大谷翔平(29)だ。米スポーツサイトのジ・アスレチックが報じたもので、大谷は「あなたのために本塁打を打ちたい」とのビデオレターを送ったという。先日は、山本由伸(25)との面談交渉にも出馬した。チームの世界一奪取のため「全員がひとつの方向を向くことが大事」との思いを有言実行している。

 

1015億円の97%を後払いにしてド軍の補強をバックアップ

 

 また大谷がドジャースの世界一奪取に向けての補強に一役買った。

 

 この日、ドジャースは、今季レイズのローテーションの軸として21試合に登板して10勝7敗、防御率3.53の成績を残した100マイル(約161キロ)右腕のグラスノーの獲得を発表した。若手2人と400万ドル(約5億7000万円)の金銭をプラスした2対2トレードだが、なんと大谷がグラスノーにビデオレターを送っていたのだ。おそらくトレードを打診されたグラスノーがドジャースでの契約延長に納得してサインしてもらうための説得の切り札だったと考えられる。

 

 ジ・アスレチックが「複数の情報筋の話」としてスッパ抜いたもの。同メディアによると、大谷はビデオレターの中で「あなたとローテーションを共にできればよかったが、肘の手術のリカバリーがあり、2024年には投球できない。だからあなたのために本塁打を打ちたい」と熱く訴えたという。

 

 グラスノーがトレードによるドジャース移籍に納得した決め手は、今季2度目のMVPに輝き、本塁打タイトルまで獲得した二刀流スターからのラブコールだったのかもしれない。

 

 大谷は入団会見でウォルターオーナーとフリードマン編成本部長から「この10年の結果は成功ではない」という言葉をもらい「それだけ勝ちたいという思いが強いんだなと感じた」ことがドジャース入りを決断する理由になったと明かした。

 

 ドジャースは11年連続でポストシーズン進出を果たしているが、ワールドシリーズで勝ったのは3年前の一度だけ。

 

「僕自身の優先順位は、契約形態で分かるように(世界一が)一番上のところではあるので、野球選手として、あとどれくらいできるかというのは、正直、誰にもわからないのですし、勝つことというのが、僕にとって一番大事なことになります」

 

 10年7億ドル(約1015億円)のうち97%を後払いにする前代未聞の契約を結んだのも、チームにかかる贅沢税の負担を軽減して、補強費に回すことができればとの考えから。すでに山本とのドジャーススタジアムでの面談にも、フリーマンらと共に出馬。8球団の争奪戦となっている山本にドジャース入りをアピールした。

 

 そして今回のグラスノーへのビデオレター。「チームの全員がひとつの方向を向くことが大切だ」とも入団会見で語っていたが、大谷は、その言葉通りにまるでフロントの一員になったかのようにチームの補強に全面協力をしている。

 

 ジ・アスレチックは「優勝することや、彼の回りにチームが選手を揃えることを切望する思いを公に明かした大谷にとって、これはドジャースの一員として初めて成功を収めた売り込みになった」と大谷の協力を評価。

 

 さらに「ドジャースは山本を火曜日にスター選手を揃えてドジャースタジアムのツアーに招いたことが話題になったが、この分野(補強)において大谷は、すでに忙しく動いている。30歳のグラスノーを(先発陣に)加えた後でさえも、投手陣の補強が必要で、大谷の(後払いの)契約形態もあって山本との獲得交渉が続けられている」と続けた。

 

 そして最後に「大谷はチームの補強のためにリクルート役という3つ目の能力を自身に加えることになった。すでにドジャースの助けとなっている」と、大谷の“三刀流”とも言える活躍を称賛した。ドジャースが大谷に支払う1015億円は決して高くなさそうだ。

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◆ 栗山英樹氏 大谷翔平の来年&25年シーズン成績を仰天予想「びっくりさせることができると信じている」

(情報:スポニチ)

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 3月のWBCで監督として侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹氏(62)が16日放送のテレビ朝日「野球伝道師・栗山英樹」(後10・45)に出演し、エンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平投手(29)の来シーズンと25年シーズンの成績を大胆予想した。

 

 来年は右肘手術の影響で打者に専念する大谷の成績について、元ヤクルト監督で野球解説者の古田敦也氏が「25本塁打」、スポニチ本紙評論家で、日米通算170勝を挙げた“平成の怪物”松坂大輔氏が「30本塁打、100打点」と、両者とも手術の影響で出場試合数が100試合前後と予想。また、二刀流が復活する予定となる25年シーズンの成績については古田氏が「60本塁打、15勝でMVP」、松坂氏が「55本塁打、130打点、15勝」と予想した。

 

 そんな中で栗山氏は来年は「74本塁打」と、メジャー記録更新を期待。さらに25年シーズンは「89本塁打、10勝」と大胆予想。これには古田氏も「えらいことになってますよ」と笑った。

 

 この予想理由について「僕はだって解説者じゃないですからね」と前置きしつつ「やっぱり世界一の選手ですから。ボンズ選手を超えてもおかしくない。本当に思っているよりびっくりさせることができると僕は信じている。みんなバカげていると思ったでしょ?今?やるんですよ!これが!というふうに思って見てたい」と期待を込めた。

 

 また、25年シーズンについては「投げる方は無理しない方がいい」とし「(本格的に投げるのは)26年からですね。そこまでは本当にケガしないでほしいなって思う。ぼちぼちいって10勝してくれれば十分」とした。

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◆ 大谷翔平のバレロ代理人 歴史的契約の舞台裏を明かす 始まりは今春キャンプ中の大谷の“決心”から

(情報:スポニチ)

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 USAトゥディ紙のボブ・ナイチンゲール記者が、エンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平投手(29)のネズ・バレロ代理人にカリフォルニア州ニューポートビーチのホテルで90分間の独占インタビュー。16日(日本時間17日)歴史的契約までの舞台裏を報じた。

 

 白いTシャツにテニスシューズのいで立ち。バレロ代理人はまず「今は信じられないほどの達成感がある。非現実的なほどだ。深呼吸をして、全てのことから、元に戻る回復過程にある」とリラックスした表情。

 

 全てがスタートしたのは23年の春のキャンプ中だった。大谷が自分の価値をオフのFA市場でテストしてみたいと決心、シーズン中の契約延長交渉はしないとエンゼルス側に伝えた。

 

 「そこから準備が始まった。細心の注意を払い、どうアプローチするかシナリオを戦略的に考えた」と言う。大事なのは交渉を内密に進めることだった。

 

 メディアの狂乱に巻き込まれないようにした。GM会議で、バレロ代理人は会場と別のホテルに宿泊し、興味を持つ球団幹部だけに会った。「球団数は、お金が多く必要だろうと球団側が考えたことで、元々凄く多いわけではなかった。GM会議は各球団の関心のレベルがどの程度かを知る良い機会。誰が真剣で、誰が宣伝目的なのかはわかる。それで半分くらいになった」と明かす。

 

 バレロ代理人は球団に内密にと頼んだ。球団側も即座に了承した。誰もどの球団が残っていて、どの球団が外れたかを知らない。どの球団がリードしているかも知らない。「メディアの中にはこれは歴史的な交渉なのだから、もっと情報を共有すべきと主張する人がいたと聞いた。私はその考えに100%同意できない。どうしてそんなことをする意味があるのか、考え出すことすらできなかった。この交渉は内密でなければならなかった」。

 

 8日に“大谷がプライベートジェットでトロントに向かった”との誤報が流れた。バレロ代理人は「カナダに対して、ブルージェイズ球団に対して、申し訳なく思う。大谷翔平を獲得できたと思ったら実はそうではなかった。ジェットコースターのように感情が激しく揺れ動いた。彼らが耐えねばならなかった心の痛みは正しいことではない。私が経験してきた中でも最も無謀な報道」と非難する。

 

 あの報道で、複数の球団が気も狂わんばかりに「何が本当なんだ」とバレロ代理人に電話をしてきたそうだ。ただドジャースとブルージェイズはわかっていた。ドジャースのフリードマン編成本部長によると、その同じ日の早い時間にバレロ代理人から10年総額7億ドル(約1015億円)で6億8000万ドルの後払いのリクエストを受け入れるのかどうかと尋ねられたばかりだったからだ。

 

 ブルージェイズも会う約束はしておらず、飛行機に乗ったというのは誤報だと知っていた。8日の午後5時、バレロ代理人は大谷の家で本人に会った。大谷はそこでドジャースと契約したいと決断を伝えた。驚きではなかったという。常に話の中心にあったチームだからだ。

 

 デーブ・ロバーツ監督がウインターミーティングで大谷と会ったことをメディアに明かし、何であろうと大谷関連の情報を明るみに出せば、そのチームにとって交渉で不利になると世間で大騒ぎになっていたことについては2人で笑い合ったそうだ。

 

 「ばかげている。そんなことは私の口から一度も出たことはない。あの時、ロバーツ監督は正直に言っただけ。何の問題もない。見ての通り影響はなかった」。

 

 つらかったのは大谷が選ばなかったチームに決断を伝えること。9日、まずドジャースのフリードマンに契約すると伝え、そのあと、ブルージェイズ、ジャイアンツ、カブス、エンゼルスに連絡を取っている。

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