2023年11月22日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ 大谷のインスタグラムのフォロワーが20日、600万人を突破した。2020年5月にアカウントを開設し、ここまで48回投稿している。同じ野球選手ではマイク・トラウトが228万人、ダルビッシュ有が108万人で、大谷は断トツのフォロワー数を誇る。今季開幕前の2月上旬にはフォロワーは180万人程度だったが、今年に入って投稿頻度が増加。今春のWBCでの活躍や、シーズン中も試合後に試合結果のストーリーを更新するなど、1年で激増した。

 

◯ 大谷について、元同僚のコール・カルフーンがどこへ行くのか探りを入れるも見事に撃沈したことを明かした。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」の21日付の記事の中で明かしたもので、大谷が去就についてどう考えているかをスクープしようと、大谷の通訳を務める水原氏にスマホでメールを送ったという。しかし「ムダだった。彼(大谷)は自分のことを話したがらない。目立つことをしない」と話した。

 

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 ■ ロサンゼルス・エンゼルス情報

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◯ ヤンキースの新ベンチコーチに、元エンゼルス監督のブラッド・オースマス氏(54)が就任することが21日、明らかになった。現役時代、ゴールドグラブ賞3回の名捕手として活躍したオースマス氏は、引退後、14年から4年間、タイガースの監督を務めた。19年には、エンゼルスの監督に就任。右肘手術後の大谷は登板機会こそなかったが、「DH」として起用した。公式戦は72勝90敗と低迷し、わずか1年で解任された。22年は、アスレチックスのベンチコーチを務めた。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ エンジェルス時代の“兄貴分”カルフーン、スクープ求めて大谷翔平の去就を水原通訳にメールで問い合わせ!しかし結果は「無駄だった」とがっくり

(情報:THE DIGEST)

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 米紙『The Athletic』は11月21日、大谷翔平の去就に関する記事を配信。「リーグの幹部やエージェント、選手、野球に少しでも興味を持つすべての人たちが、オオタニの移籍先と、類のない契約内容を知りたくてしょうがない」として、2018~19年にロサンゼルス・エンジェルスで大谷とチームメイトだったコール・カルフーンから引き出したコメントを掲載した。

 

 大谷の“兄貴分”的な存在だったカルフーンは、「ショウヘイはこれまでに見たことがないような選手で、もはや野球界の顔になった。彼がマウンドにいる時、あるいはボックスにいる時、人々は立ち止まって視線を送るんだ。全員がね」と語った。

 

 そんなカルフーンは、スクープを求めて大谷の去就を水原一平通訳にメールで問い合わせたという。しかし結果は、「無駄だった」と肩を落とした。「ショウヘイはプライベートを大事にする人間なんだ。いつも目立たないところに隠れている。私たちは彼について何を知っているのだろう」とも語っている。

 

「500フィート(約152メートル)もかっ飛ばし、160キロの速球を投げる男がFAになるんだ。それはもう狂気の沙汰だろう。ショウヘイに何が起こるのか楽しみだ」。クリーブランド・ガーディアンズからFAになったカルフーンのように、現役のメジャー選手たちも大谷の去就に強い関心を示している。

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◆ 大谷翔平のFAを巡る“ミステリー”…米メディアが謎に包まれたFA移籍条件について特集…ヌートバーは「大谷は史上最高になりたがっている」と証言

(情報:RONSPO)

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その去就が注目されているフリーエージェント(FA)のエンゼルス大谷翔平(29)についてメジャー関係者の間でミステリーとされているのが、その移籍先チームの選定条件だ。エンゼルスに所属した6年間で一度もポストシーズン出場を果たせず、ワールドシリーズへの進出の可能性のあるチームであることだけは確かなようだが、米スポーツサイトの「ジ・アスレチック」は、その“ミステリー”について特集記事を組んだ。日本時間の来月5日からは各球団との交渉が煮詰まるとされるウインターミーティングがスタートする。

 

5億ドル(約742億円)でドジャース移籍説が有力も

 

 史上初となる2度の満票でのMVPを獲得した二刀流スターは、いったいどれくらいの金額で、どこへ移籍するのか。連日、大谷のFA移籍問題が全米メディアの話題を独占している。

 

 この日は、CBCスポーツが記者座談会を組み「ドジャースと13年5億ドル(約742億円)で契約」(マイク・アクシサ記者)、「ドジャースと10年5億ドル(約742億円)が適しているだろう」(マット・スナイダー記者)などの予想記事を掲載した。だが、その中でミステリーとされているのが、その移籍条件だ。

 

 その座談会の中でデイン・ペリー記者が「大谷は過去に複数の機会で“勝つこと”が移籍先の選択で最優先になるだろうとのヒントを示してきた」と説明しているように、過去に大谷が「9月にひりひりした戦いをしたい」などと発言していることから、プレーオフ進出の可能性のある強豪チームへの移籍が条件のひとつであることは間違いないとされている。しかし、金額面も含めて、それ以外に大谷が求める移籍先に関する条件が、一切、表に出てこない。大谷だけでなく代理人も何もコメントをしていない。気候のいい西海岸のチームが希望とか、エンゼルスのあるロスからそう遠くないチームがいいとか、大型都市のチームは嫌っているとかの情報はすべて推測なのだ。

 

 その中で米スポーツサイトの「ジ・アスレチック」は、「大谷は何を望んでいるだろうか?前例のないFA獲得争いの中心にあるミステリー」との見出しを取って、その真相を追求する異例の特集記事を掲載した。

 

「大谷は“勝ちたい”と声に出してきたが、彼はチームの選手をより良いロースターを支える(有力選手を揃えるの意味)ために、より控えめな給与を受け入れるだろうか。彼に地理的な好みはあるのだろうか。契約の長さに執着するのだろうか。望むことを何でも彼が決定できるという権限を与えてまで、各球団は、獲得に必死になるだろうか」

 

 そう疑問を投げかけた同記事はナ・リーグの球団幹部の証言を紹介した。

 

「私が耳にしたすべてのことから考えると彼は金額では動かない。彼はそもそも(6年前に)メジャーに最初に来た時から多くの金をあきらめている。だから(金額の争いではなく)彼が最も合っていると感じるチームはどこかということになるだろう」

 

 大谷は金額的な条件にはこだわらないとの見立てだ。

 

 同サイトは「6年前に大谷を説得するため、すべてのチームは作戦を練り上げたが、その時も、誰も彼の好みを知らなかった。彼はエンゼルス、マリナーズ、レンジャーズ、カブス、ドジャース、ジャイアンツ、パドレスの7球団を最終候補に絞った。その時は、エンゼルスが勝ち、その他のチームは勝てなかった。今回については、ア・リーグの球団幹部の1人は、『エンゼルスは他のチームよりも1億ドル(約148億円)多く提示しない限り再契約するチャンスはほとんどない』と示唆している」とも伝えた。

 

 また2018年、2019年の2年間、大谷とエンゼルスでチームメートだったコール・カルフーンらの声も紹介している

 

「カルフーンは大谷の通訳である水原一平氏にテキスト(メール)を送り、大谷のプランについての情報をかき集めようと模索したが、何も役に立たなかった。大谷はプライベートな人間で、はっきりとした考えは隠してきた。彼について我々は何を知っているだろうか」

 

 そして同サイトは、ワールド・ベースボール・クラシックで侍ジャパンの一員として大谷と一緒にプレーし世界一となったカージナルスのラーズ・ヌートバーの意見を紹介した。

 

「自分の感覚としては、彼は史上最高になりたがっている。しかし、それを今まで公に口にしたことはないと思う。彼と一緒にプレーして、彼がどのように振る舞い、どれだけ謙虚な男であるかを目にしてきた。彼はとんでもなく競争意識が高く、他の選手たちよりも少しばかり物静かだが、彼は史上最高になりたがっていると思う」

 

 ヌートバーは「史上最高になれる球団」が移籍先の条件であることを明かした。

 

 それは、史上最高額の契約ということではなく、二刀流でチームに貢献することができ、その世界一になれる可能性が高いチームということなのだろう。

 

 最後にカルフーンの「大谷がどのような契約を結ぼうと、彼の契約は長年にわたり他と比較できないものになるだろう。比較するものは何だ、ベーブ・ルースだろうか。比較対象はそれだけだろう」という声を紹介した。

 

「レッドソックスが1920年にベーブ・ルースを10万ドルでヤンキースへトレードし、ブロードウェイのショーの資金を調達した その際にはFAは存在していなかった」という昔話を伝え、大谷の今回の移籍が歴史的なものになるという見方を示した。

 

 日本時間の12月5日から始まるウインターミーティングの期間中に大谷が決断を下すのではないかと予想されているが、果たして大谷は、どれくらいの契約でどこの球団のユニホームに袖を通すことになるのだろうか。

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◆ 「打者・大谷翔平」が加入するインパクトが最も大きいチームは? MLB公式が11チームを順位付け

(情報:MLBジャパン)

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 大谷翔平は今季、打者として135試合に出場し、打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066をマークした。日本人初の本塁打王という点が注目されがちだが、OPSでメジャートップの数字を残した点はもっと評価されるべきだろう。では、今季の「メジャー最強打者」である大谷が打線に与えるインパクトが最も大きいのはどのチームなのだろうか。MLB公式サイトのマイク・ペトリエロ記者は、大谷の移籍先候補に挙げられるチームを中心に、11チームを順位付けしている。

 

 11位、つまり大谷加入の効果が最もないチームに挙げられたのはエンゼルスだ。「エンゼルスは大谷を6シーズン起用したが、ポストシーズンに1度も進めなかったどころか、勝ち越したシーズンすら1度もなかった。これが大谷のせいでないことは言うまでもない。ポストシーズンに進出していたチームが最大のスターを失うわけではない。大谷がいても上手くいかなかった。大谷がいなくなっても大して変わらないだろう」とペトリエロ記者。大谷がいてもいなくてもポストシーズンに進めないという点で、大谷の有無によるインパクトはないと判断したようだ。

 

 10位はドジャース。ペトリエロ記者は「大谷はJ・D・マルティネスよりも優れた打者だが、マルティネスも33本塁打、OPS.893を記録していた。ドジャースは今季100勝を挙げており、打者・大谷が加入したところで勝利数が劇的に増えるわけではない」との見解だ。

 

 9位から3位には、9位から順にレッドソックス、パドレス、レンジャーズ、カブス、ヤンキース、メッツ、ブルージェイズがランクイン。そして、2位にはマリナーズ、1位にはジャイアンツと打線強化が課題のチームが名を連ねた。

 

 ペトリエロ記者は、マリナーズについて「今季最も多くの試合でDHを務めたマイク・フォードはノンテンダーFAでチームを去った。残念ながら大谷はマリナーズの補強プランに含まれていないようだが、打線強化を必要としているチームに大谷以上のピースは存在しないだろう」とコメント。ジャイアンツについては「スーパースターが不在で、長打率.383はリーグ最低だった。メインのDHを務めたジョク・ピーダーソンはFAになっている。大谷の加入を妨げるものは何もない。スーパースターのパワーヒッターが必要なのだ」と述べ、ジャイアンツの大谷獲得を猛プッシュした。

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 ■ NOTE

 

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