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2023年11月4日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ 米大リーグ公式サイトは3日、FAとなった大谷の移籍先としてドジャースを有力とする見方を伝えた。記事では、スポーツ専門サイト・アスレチックのケン・ローゼンタール記者「ポストシーズンでの物足りない結果やファンに刺激を与えるという観点からドジャースは大谷を必要としている」という見解を紹介。十分な資金力もあるため、9月に右肘の手術を受けた大谷が来季打者に専念するとしても、他に投手を補強する余力はあると指摘。今季、日本選手初の本塁打王に輝いた大谷については、メジャー史上最高額の大型契約を結ぶ可能性に注目が集まっている。米メディアではドジャース、メッツ、ジャイアンツ、レンジャーズ、マリナーズなどが候補に挙がっている。 

 

◯ ケン・ローゼンタール記者が3日(日本時間4日)「ドジャースがやはり最有力」と見解を述べた。同記者は自身のポッドキャスト「ファウルテリトリー」に出演し、大谷の去就について発言。「ドジャースが最有力だし、実際問題として彼らにはオオタニが必要だ。もちろんどのチームにとってもオオタニは必要だけれどね。最近のドジャースは何度も地区優勝しポストシーズンに進出したが、世界一になったのはコロナ禍で短縮された2020年だけだ。一部の地元ファンは、それに飽き飽きしているだろう。彼らには何か興奮できるものが必要だ。ドジャースが一番必要なのは先発投手というのは分かっている。オオタニは来季は投げられない。だがそれならオオタニを獲得して、先発投手も獲得すればいい」

 

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◯ 大谷の“魂の投球”が年間最高の1球に選ばれた。WBC決勝の米国戦でマイク・トラウトから三振を奪った1球を、投球分析家が選定。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏は自身のXで「年間最優秀投球」を発表。この1球を大賞に選出した。

 

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 ■ ロサンゼルス・エンゼルス情報

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◯ エンゼルスが左腕アーロン・ループエデュアルド・エスコバル内野手のチームオプションを行使しないと3日(日本時間4日)に発表した。両選手はFAとなる。ループは23年は55試合に登板し、防御率6・10の不振、シーズン最後は肩を痛め負傷者リストに入っていた。24年の750万ドルの年俸の代わりに、バイアウトとして250万ドルを受け取る。エスコバルはシーズン中にメッツからトレードされてきたが、打率・219、出塁率・259、長打率・303と期待に応えられなかった。900万ドルの年俸の代わりに50万ドルをバイアウトとして受け取る。

 

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 ■ 球界情報

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◯ サイ・ヤング賞3回、通算210勝左腕のクレイトン・カーショー投手(35=ドジャースFA)が、左肩の手術を受けたことが3日(日本時間4日)、分かった。カーショー自身がインスタグラムで明かしたもので、来季の夏頃までに復帰したいとの意向を示した。今季のカーショーは、24試合に先発し、13勝5敗、防御率2・46。今オフはFAとなり、ドジャース残留、または故郷ダラス近郊を本拠地とするレンジャースへの移籍が予想されている。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ ドジャースは依然として大谷獲得の最有力候補 「大谷を必要とする多くの理由がある」と米記者

(情報:MLBジャパン)

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 米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によると、エンゼルスからFAとなった大谷翔平の移籍先は、依然としてドジャースが最有力と考えられているようだ。今オフのドジャースは先発投手の補強が最優先課題となっており、来季投げられない大谷はドジャースの状況にフィットするとは言い難いが、ローゼンタール記者は「ドジャースには大谷を必要とする多くの理由がある」とドジャースが全力で大谷獲得に動くことを予想している。

 

 ドジャースが大谷を必要とする理由の1つは、短縮シーズンの2020年にワールドシリーズ制覇を達成したのを最後に、ポストシーズンで結果を残せない状況が続いていることだろう。短期決戦で結果を残すために、大きなインパクトを与えられる選手が必要というわけだ。また、そうしたチームの状況にファンが不満を抱いているということも挙げられる。リーグ優勝決定シリーズでブレーブスに惜敗した2021年はともかく、2年連続で地区シリーズで敗退しているという状況のなか、FA市場の目玉選手の獲得に動かないようなことがあれば、ファンが黙っていないだろう。

 

 米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のアルデン・ゴンザレス記者によると、ドジャースのオーナー陣はポストシーズン前の時点で大谷獲得を熱望していたという。地区シリーズでダイヤモンドバックスにスイープ負けを喫したことにより、ドジャースのオーナー陣の「大谷がほしい」という気持ちはさらに強くなった可能性がある。

 

 ドジャースは複数の大物先発投手の獲得が必要というチーム状況だが、ゴンザレス記者は「ペイロールには余裕があるため、大谷獲得と投手補強は両立できる」と指摘する。ドジャースはもともと潤沢な資金力を擁するチームであり、これまでFAの長期大型契約を避けてきたため、2026年以降に高額年俸が確定している選手はムーキー・ベッツとフレディ・フリーマンしかいない。よって、今オフのドジャースは「大谷+大物先発投手2人」という超大型補強も実現可能な状況と言えるだろう。

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◆ 大谷翔平、FA争奪戦スタート ロサンゼルス・タイムズ「短期間で決まるかも」エンゼルス入りは交渉解禁から1週間程度

(情報:スポーツ報知)

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 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が正式にフリーエージェントとなり2日(日本時間3日)、MLB公式サイトの選手一覧に名を連ねた。米東部時間6日午後5時(同7日午前7時)までは旧所属のエンゼルスが独占交渉権を持つが、スポーツ専門局「ESPN」(電子版)では「大谷翔平シーズンだ」と争奪戦スタートを報じるなど、オフ最大の注目の的だ。史上最高額となる5億ドル(約751億円)を超える規模となる契約が見込まれる。

 

 いよいよ、大谷の争奪戦が本格的に始まった。米東部時間2日午前9時(日本時間同午後10時)に正式にFAとなり市場が開いた。5日間は旧所属チームのみの交渉となるが、全球団の交渉解禁を前に動向に大きな注目が集まっている。

 

 多くの現地メディアがFAの注目選手を順位付けしているが、当然ほとんどの1位は大谷。史上最高となる5億ドル(約751億円)超ともいわれる破格の契約を結ぶことが有力視されている。FA市場は、原則として大物選手から徐々に決まるのが通例だ。

 

 決定時期の目安となるのが12月4~7日(同5~8日)にテネシー州ナッシュビルで行われるウィンターミーティング(WM)。球団幹部、代理人らが一堂に会するイベントで、例年はWM中か直後に大物選手の契約がまとまることが多い。昨年もWM中にジャッジの9年3億6000万ドル(約493億円=当時のレート)でのヤンキース残留が明らかになった。

 

 ただ、大谷はその前に決断を下す可能性も残されている。9月に右肘手術を受けたが、現在はリハビリ中でどの球団施設も使うことができていない。コンディション面を最優先にしてきた大谷だけに、即決の可能性もある。ロサンゼルス・タイムズも17年オフのエンゼルス入り決断がポスティングの交渉解禁から1週間程度だったことから「短期間で決まるかもしれない」と占った。

 

 残留でも移籍でも、今オフに新たな契約を結ぶ大谷。来季はどのユニホームに袖を通すことになるだろうか。

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◆ 「大谷翔平争奪戦」〈移籍か?残留か?ついに始まった...〉「ドジャース移籍80%!」識者が明かすその「もっともな理由」

(情報:現代ビジネス)

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エンゼルス残留説の根拠

 

 メジャーリーグのワールドシリーズはレンジャーズが初の世界一の座に就いて幕を下ろした。それに伴って号砲が鳴らされたのが、エンゼルスの大谷翔平の獲得レースだ。

 

 アメリカの大手メディアではドジャースの本命視が揺るがないが、ほかにもレンジャーズやジャイアンツ、メッツなども有力候補に挙げられ、一方では残留説も消えない。その動向に注目が集まる日々が続くが、稀代の二刀流にとってもっとも活躍しやすい球団はどこか。長年メジャーリーグ中継に携わるスポーツアナウンサー・節丸裕一氏に聞いた。

 

 「大谷がエンゼルスに残るという記事も見かけますが、たしかに一理あるとは思います。大谷選手の二刀流をマネジメントしてきた実績があり、その特異性を誰よりも理解しているのはエンゼルスですから。来季はピッチャーとしてのリハビリをしながらDHとしてプレーするわけですが、それも2019年に行っている。今回に近いことを、球団も、スタッフも経験しているわけで、困難にも対処しやすい。大谷と一緒にやりたいというチームメイト、スタッフも多いと聞きます。

 

 再建モードに入るのかどうかハッキリせず批判されがちなエンゼルスですが、毎年しゃにむに勝ちを目指し続けること自体はプロスポーツチームとして本来あるべき姿でもあり、もしかしたら大谷残留は今オフのエンゼルスの最重要課題なのかもしれません。

 

 特に2年程度の短い契約なら両者にメリットがあると思います。来年DHで活躍し、再来年は投手として復帰してからFA市場に出れば、大谷は本来の二刀流選手として評価を受けることができるし、エンゼルスも大谷を引き留めるためには交換要員やドラフト指名権を失うわけでもない。営業面での効果もあるし、仮にチーム成績が振るわなければ売り手に回ってシーズン中にトレードで若手有望選手を獲得する選択肢もあるわけです。

 

 このように残留にもメリットはあると思いますが、個人的には、その可能性は10%程度で、90%はやはり移籍だろうと見ています。」

 

東・中地区では二刀流が困難。その理由

 

 「その1番の理由はやはり、本人が「ヒリヒリした9月を過ごしたい」「勝ちたい」と何度も口にしているように、勝てる球団でプレーしたいという思いの強さ。

 

 3月のWBCで頂点に立ったときの表情、世界一に向かって戦う姿は現地で見ていて、本当に勝ちたいんだろうなと感じました。そして、それを実現して心底、喜んでいることもすごくわかりました。今季もシーズン序盤はエンゼルスもいい戦いをしていましたが、大谷は画面越しでも、生き生きとして見えました。それが、負けが混んでチームが下降していくと大谷の表情も曇っていったように映りました。

 

 ところがエンゼルスは、今夏のトレードで買い手に回って若い選手を放出してしまったため、マイナーの選手層も薄くなっています。大谷が残留したとしても、近い将来、世界一を目指せる可能性が大きいとは思えません。本当に勝ちたいと望んでいる大谷がエンゼルス残留を選ぶのか、私には疑問です。

 

 私が予想するような話ではないのですが、個人的に思うのは、大谷の移籍先の条件は勝てるチームであること、そして西海岸の球団になると思います。資金力も考えると、報じられている通り、やはりドジャースが大本命だろうと思います。強いて数字で示すなら80%以上。ドジャース以外への移籍は残りの10%でしょうか。

 

 なぜ西地区なのか。よく言われるように西海岸は温暖というプラス面がありますが、それ以上に東、中地区の雨の多さは厳しいと思います。今季もレッドソックスやヤンキースは雨で試合の開始が遅れたり、中止となることがとても多かった。

 

 ひとつ例を挙げると、9月12日からのヤンキースとレッドソックスの4連戦。12日が中止になったため翌13日がダブルヘッダーになり、さらに14日が中止になったため翌15日が再びダブルヘッダーになりました。中止になった試合も、待たされた挙句の決定です。」

 

 「雨でナイターの試合開始が遅れたり試合が中断して、試合終了が深夜になったり、2~3時間待たされてから中止になって、次の日がダブルヘッダーになったり。そうしたことを余儀なくされるのが東、中地区です。今季、レッドソックスでメジャー1年目を戦った吉田も相当きつかっただろうと思います。

 

 それがピッチャーになれば、もっとハードなはず。スライド登板やローテーションの組み替えなどに柔軟に対応することが求められるわけですが、二刀流の大谷にはかなりタフなこと。大谷も東、中地区で試合をしているので、そうした諸事情は重々わかっているはずです。メッツのオーナーは「勝つためなら資金は出す」としていますが、NYの気候を考えると、私は、大谷がメッツを選ぶ可能性は極めて低いと思っています。」

 

ポストシーズン敗退で高まる大谷獲得の声

 

 「結局、西地区の10球団が候補になってくると思いますが、アストロズは優勝を狙えるチームですがDHにはリーグを代表する強打者でまだ26歳のアルバレスがいる。スター選手一人で勝つチームでもない。大谷中心の編成に変えるかというと疑問符がつく。

 

 有力候補の1つとされていたパドレスは資金難でどうやら難しそう。ジャイアンツの本拠地オラクル・パークのライト後方マッコビー湾へのホームラン『スプラッシュヒット』も見てみたいですが、夏場でも寒いサンフランシスコの気候はマイナスかもしれません。」

 

 「今年球団創設63年目にして初めて世界一になったレンジャーズや、いまもイチローさんが在籍するマリナーズは本拠地球場が開閉式の屋根付き。可能性としてはあるのかもしれませんが、チームのニーズ、球団の資金力、マーケットの大きさなど総合的に考えて、ドジャースとの大型契約という大方の予想が一番説得力があると思います。

 

 ロサンゼルスなら生活の基盤も大きく変わらないし、気候もいい。資金的にも潤沢で、メンバー編成を見てもマッチするうえ、今年のポストシーズンでの負け方からも、大谷獲得を望む声が大きいと聞いています。このオフの最大の関心事でもある大谷の移籍先についての報道ですから、地元で取材している方々が書く記事やSNSなどでの発信が一番信用できる、という思いもあります(笑)。

 

 ドジャースのような世界一を狙えるチームに移籍したら、大谷のパフォーマンスはさらに向上する可能性が極めて高いと私は期待しています。

 

 ワールドシリーズが終わってストーブリーグが幕を開けました。ニュースをチェックするのが楽しみな毎日になりそうです。」

 

週刊現代(講談社)

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◆ 大谷翔平は「エンゼルス愛」を貫き残留の可能性高い アナハイムでの生活もお気に入り…担当記者が占う

安藤宏太氏/情報:スポーツ報知)

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大谷は“エンゼルス愛”を貫く可能性が高いとみる。

 

 客観的に大谷のメジャー6年間を振り返ったときに、2度の手術などもあったが、前代未聞の二刀流選手の挑戦としては大成功と言えるだろう。20年までは両立に苦しんだが、21年以降は投打でほぼ制限のない二刀流をこなしてきた。賛否両論あったが、投打でメジャートップレベルの成績を残し、誰もが認める存在となった。

 

 「僕自身もファンの人たちがすごい好き」と話したことがあるように、温暖で暮らしやすいアナハイムでの生活もお気に入り。そもそも、17年オフに多くの球団からのラブコールから、自ら選んだのがエンゼルスだ。これまで6年間で積み重ねたチームへの信頼感もある。一度もプレーオフ進出は果たせていないが、トラウト、レンドンを中心に故障さえなければタレントはそろい、若手も成長しつつあり、全く頂点を狙えないチームではない。

 

 だが、メジャーのFAでは代理人の意向も大きく反映される。バレロ氏にとってみれば、大谷でどれだけの大型契約を結べるかが、自らの実績となる。さらに、18年はナ・リーグがDH制ではなかったが、今では両リーグがDH制。6年前よりも選択肢は増え、“大人の事情”も複雑に絡み合っている。(メジャーリーグ担当・安藤 宏太)

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◆ 大谷翔平をポストシーズン進出可能なチームで見たい 11年連続PS進出のドジャースが本命…担当記者が占う

蛭間豊章氏/情報:スポーツ報知)

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 エンゼルス残留が濃厚ではと思っている。ただ、個人的な期待を言わせてもらえるなら、右肘靱帯(じんたい)手術で来季の登板がほぼ不可能で、フルでDHに専念できる来季こそはポストシーズン(PS)進出可能なチームに、ぜひ移籍してほしい。

 

 移籍の場合、本命とされるドジャースは11年連続PS進出の強豪。今季、主にDHで33本塁打したマルティネスがFAとなり去就は不透明。資金面では有力候補に挙がるヤンキースもDHのスタントンの不振、メッツは15選手を起用するなど定着しなかった。また、劇的なカムバックを見せたベリンジャーの退団も濃厚なカブスなども含め、DHのテコ入れ次第でポストシーズンを勝ち抜けるチャンスを十分に秘めているだけに、大谷獲得なら大幅な戦力アップにつながる。

 

 1日に終わったワールドシリーズではレンジャーズのシーガーが3本塁打、6打点でMVPに輝いた。シーガーは2年前のオフ、そのシーズンで102敗していたレ軍に10年総額3億2500万ドル(当時のレートで約371億円)の大型契約で移籍し、2年目でチームを初制覇に導いた。大谷が今春のWBC優勝の瞬間に見せたパフォーマンスをレギュラーシーズンだけでなく、ポストシーズンでも見たいのは私一人ではないはずだ。(ベースボールアナリスト・蛭間 豊章)

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◆ カーショウの左肩手術がドジャースの補強プランに与える影響は? トレードでのエース級獲得も検討か

(情報:MLBジャパン)

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 クレイトン・カーショウがFA、ランス・リンの来季オプション破棄も確実という状況のなか、ダスティン・メイとトニー・ゴンソリンが故障で来季全休のため、トミー・ジョン手術から復帰するウォーカー・ビューラー以外には実績不足の若手しかいないドジャースの先発陣。日本時間11月4日にはカーショウが左肩の手術を受けて長期離脱することが明らかになった。カーショウと再契約して開幕ローテーションに組み込むことは不可能になったが、カーショウの左肩手術はドジャースの補強プランにどんな影響を与えるのだろうか。

 

 MLB公式サイトは「ドジャースは当初、カーショウと再契約したうえで、経験豊富な先発投手をもう1人獲得すれば大丈夫と考えていた」と指摘。カーショウ、ビューラー、新規獲得投手で先発3本柱を形成し、メジャー1年目で11勝を挙げたボビー・ミラーを4番手に置き、5番手をライアン・ペピオ、エメット・シーアン、ギャビン・ストーンといった若手たちに競わせるというプランだ。

 

 ところが、カーショウが左肩の手術を受けて来年の夏ごろまで投げられないことが確実となり、カーショウの代役を確保することも必要な状況に。FA市場の目玉である大谷翔平を獲得するためには歴代最高額の超大型契約が必要であることが確実視されており、来季投げられない大谷を噂通りにドジャースが獲得した場合、山本由伸、ブレイク・スネル、アーロン・ノラ、ジョーダン・モンゴメリーといったFA市場の大物投手を獲得するのは難しくなるかもしれない。

 

 FA市場の大物投手に大金を投じることを回避する場合、トレードでエース級の先発投手の獲得に乗り出す可能性が高い。今オフはコービン・バーンズ(ブリュワーズ)、タイラー・グラスノー(レイズ)、シェーン・ビーバー(ガーディアンズ)、ディラン・シース(ホワイトソックス)らがトレード市場に出てくる可能性があり、対価として有望株を放出することは必要だが、FA市場よりも安価に上質な先発投手を獲得できる。実績のある先発投手を2人確保したい場合は、FAとトレードで1人ずつ補強することを目指す可能性もありそうだ。

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 ■ NOTE