2023年10月19日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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ペドロ・マルティネス氏が、今オフにFAとなるエンゼルスの大谷を古巣レッドソックスに熱く勧誘している。ペドロ氏は18日に米スポーツ・イラストレイテッド誌の公式ユーチューブのショート動画インタビューで司会のロビン・ランドバーグ氏に〝爆弾発言〟した。

ーースポーツで最大の話題は大谷翔平だが、彼は次にどこでプレーしていると思うか

「(満面の笑顔で)私は大谷がボストンでプレーしていると思うよ。彼にレッドソックスに来てほしい。だが、他にもドジャースは彼に合っていると思うし、サンディエゴなら友人のダルビッシュ有とも会えていいところだと思うし、千賀がいるメッツも大谷を獲得する資金力がある。彼を資金的に雇えるチームは数球団しかない。でも、私は『ボストンがナンバーワン』と言わなきゃね(と締めると右腕でガッツポーズ!)

 

◯ 米スポーツサイトのブリーチャーリポートは18日に大谷の移籍先として「適した」ではなく「適さない」6球団を発表した。

6位:パドレス

・グラウンド内外で悪い状況だったという証言があること、総年俸の問題、さらに本拠地ペトコ・パークが過去2年間、左打者の飛球が本塁打になる確率が(メジャー30球団中)22位だったと紹介。規格外の飛距離を誇る大谷といえども厳しい環境だ。

5位:メッツ

・大谷が来季は登板できないため、1人、もしくは複数の先発投手の獲得に資金を費やすべきというチーム編成の問題がネックになると指摘した。

4位:ヤンキース

・先発投手の獲得が最優先であること、DHには守備に不安のあるスタントンがいて、仮にトレードで放出したとしても残り1億1600万ドル(約174億円)の給料を負担することになるので、大谷の獲得には実質的には5億ドル(約750億円)以上が必要になるから「適さない」とした。

3位:エンゼルス

・レンドン、トラウトに高額の支払いが残っているという予算面の問題と、ファームシステムが最悪な状態であること。そして、シンプルな理由として「大谷の最優先事項が本当に勝つことなら、アナハイムは今後数年間、彼が最も行きたくない場所のひとつになる」ことを挙げた。

2位:ジャイアンツ

・本拠地が左打ちのスラッガーには優しくなく、飛球の本塁打率が過去2シーズンで24位だったことを適さない理由に挙げた。

1位:レッドソックス

・大谷獲得は優勝争いに加わる絶好のチャンスと指摘したが、球団が必要としているのは右打者であり、それ以上に先発投手を必要としていることからフィットせず、と結論付けた。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ 大谷翔平の“かつての仲間達”から愛されすぎな日常…「翔平はチート」Tシャツを着る元同僚らが語る“大谷へのエール”「みんなが辛かった」

斎藤庸裕氏/情報:NumberWEB)

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右肘の手術を終え、今季終了後にFAを迎えるエンゼルスの大谷翔平。かつてエンゼルスでともに戦った元同僚やMLB名将たちとの心温まる関係性を、現地で取材を続ける斎藤庸裕氏が解説する。《全2回の前編/「大谷とチームメイトの愛されすぎな日常」編に続く》

 投打の二刀流で驚異的なパフォーマンスを見せてきたエンゼルス大谷翔平投手(29)を他球団の選手や監督は称え、完全復活と成功を願っている。大谷が9月19日に右肘の再手術を行い、回復に努めていた頃、レンジャーズのアンドリュー・ヒーニー投手(32)は大谷の体を案じていた。

「ニュースを聞いて、それはもう、残念だった。僕は1度しかやっていないけど、リハビリは簡単なことではない。2度目で、どうやっていくのか詳しくは分からないけど、彼は幸運にも打てる。それは、とてもいいことで、リハビリからいったん、心を遠ざけることができる。来年の開幕に間に合って、全てうまくいくことを祈っている」

 同投手は21年7月まで大谷と同僚で、アイスホッケーの観戦をともにしたこともあり、メジャー1年目の18年から仲良しの選手の1人。自身も16年にトミー・ジョン手術を経験しているだけに、リハビリの過酷さが分かる。

「とにかく、彼の幸運を祈っているよ。また対戦した時には三振に打ち取るから」

 まずは打者での復活に期待を寄せた。

元同僚は「大谷はチート」Tシャツを着て練習
 今季、8月末まで同僚だったマット・ムーア投手(34)はシーズン中、ユニークな練習用Tシャツを着用し、なかには「SHOHEI OHTANI IS A CHEAT CODE(大谷はチート・コード)」と書かれたものもあった。

「例えばゲームをやる時(コントローラーで)みんなが知らない隠しボタンを押せば、アドバンテージが得られることがあるでしょう。そんな感じのこと。大谷は、メジャーリーグでただ1人の二刀流選手。だから、言葉遊びで楽しんでいたんだ」

 今季の活躍を間近で見てきた同投手は、右肘を故障した大谷について「みんなが辛かったと思う。これから乗り越えていかなければいけないことがあると思うけど(リハビリが)長引かないことを望んでいるよ」と願いを込めた。

 

MLBの名将たち「彼はスーパー・デンジャラスだ!」
 二刀流の成功を祈り、そのすごみを語ってきたのは選手だけではない。

 今季は同地区のライバル、レンジャーズを7年ぶりのポストシーズン進出に導いたブルース・ボーチー監督(68)も、投打のプレーを称賛していた。通算2093勝でワールドシリーズを3度制覇している名将は今年5月の初対戦の際に大谷について問われ、「なんて答えたらいいか分からないが」と苦笑い。そして、「世界で最も素晴らしい選手。投げて、打って、盗塁もして、全てのことをやる。ものすごい選手。それ以外に、表現しようがない。彼以上の選手が誰なのか、私は分からない」と称えた。

 19年までアストロズで監督を務め、現在はタイガースで指揮をとるA・J・ヒンチ監督(49)は、大谷の1年目から何度も対戦相手として研究を重ねてきた。それでも、「メジャーリーグのチームが彼に対してどう投げてくるか、それに対応して、よりいい打者になっている。本塁打を打つときは強くスイングするし、時にはパワーよりもヒットを優先する時がある。彼はスーパー・デンジャラスだ」と打者としての能力の高さを認め、警戒していた。

シャーザーが語る大谷「これからもずっと見ていたい」
 右肘を手術し、来季の二刀流は封印するが、打者では開幕から間に合う予定。サイ・ヤング賞3度のベテラン右腕レンジャーズのマックス・シャーザー投手(39)も、カムバックに期待を寄せる。今年、8月14日の初対戦では3打数無安打(2三振)に抑えた。過去の対戦は少ないが、これまでの二刀流のプレーを踏まえて言った。

「彼は間違いなく進化している。信じられない才能があり、見ていて魅力的。これからもずっと見ていたい選手だし、復活に向けて、幸運を祈っている」

《記事「後編」では、大谷翔平と現在のエンゼルス同僚の“愛されすぎな日常”について紹介します。まもなくFAを迎える大谷に、チームメイトが今思う本音とは――? 》

(「メジャーリーグPRESS」斎藤庸裕 = 文)

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◆ 大谷翔平の“エンゼルス同僚から”愛されすぎな日常…「本当に家族のよう」「何年も一緒にいるから…」チームメイトが明かす“本当の関係性”

斎藤庸裕氏/情報:NumberWEB)

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右肘の手術を終え、今季終了後にFAを迎えるエンゼルスの大谷翔平。エンゼルスでともに時間を過ごしたチームメイトたちとの心温まる関係性を、現地で取材を続ける斎藤庸裕氏が解説する。《全2回の後編/「大谷と元同僚たちの愛されすぎな日常」編に続く》

 エンゼルス大谷翔平投手(29)は6年間で、さまざまなチームメートと交流を深めた。試合の合間にベンチでイタズラする姿や、勝利後のハイタッチでナインを出迎える時のじゃれ合いは、ファンの間で度々話題になった。目立ってはいなかったが、メジャー5年目の右腕グリフィン・キャニング投手(27)とも仲良さそうに交流し、クラブハウスでは近い距離で何やらささやいて大笑いすることもあった。

 どちらかといえば物腰の柔らかい、優しそうな雰囲気が漂う右腕は、今季7勝8敗、防御率4.32の結果を残した。勝利数、登板24試合、投球回127イニングはいずれもキャリアハイ。腰痛でシーズンを棒に振った前年を踏まえれば、劇的なカムバックとなった。9月27日にシーズン最終登板を終え、「1年半、投げていなくて、今年127回を投げられたことを誇りに思う。ここまでくるのに支えてくれた人たちに本当に感謝したい」と語った。

大谷がカタカナで書いてくれた「ニックネーム」
 登板を振り返るキャニングの背後、自身のロッカーには大谷の背番号「17」のレプリカユニホームが飾られていた。話を聞くと「ユニホームを購入して、サインをしてもらったんだ。ほとんどの同僚がもらったと思うよ」と明かした。続けて「これはなんて書いてある?」と、直筆サインの横にカタカナで書かれていた「グリフ」の文字を見せてくれた。「あなたの名前(ニックネーム)ですよ」と返答すると、うれしそうに笑っていた。

 キャニングにとって、大谷と過ごした5年間で印象に残っていることは。

「1つ選ぶのは難しいけど、とても特別な選手を毎日、見られたこと、毎日の準備で投打のバランスを保っていたこと、毎日、フィールドで笑顔を見せること、そして、いいチームメートでいられて、よき友達でいられたことかな」

 2人の交流は、笑顔満載だった。「自分が19年にメジャー昇格してから、何年も一緒にいるからね。とてもナイスガイで、付き合いやすかった」。ともに過ごす時間が長くなるにつれ、距離が縮まったようだ。

 

キャニングの願い「もちろん、ここにいてもらいたい。ただ…」
 ワールドシリーズ終了後からまもなくFAとなる大谷は、エンゼルス残留か、他球団へ移籍かは現時点で決まっていない。今季、シーズン最終戦を目前に、キャニングは大谷の残留を願った。

「もちろん、ここにいてもらいたい。素晴らしい選手で、チームに大きく貢献してくれる。ただ、最終的には彼の選択」

 9年連続でプレーオフ進出を逃したエンゼルス。勝てない要因が分析され、欠点ばかりがフォーカスされるが、大谷の同僚たちが指摘する良さもある。キャニングは言う。

「みんなが仲良く、とてもいいグループ。みんな友達で、フィールド以外で一緒に行動することもある。選手も、コーチも仲間意識があって固い関係にある」

守護神エステベスが語る「本当に家族のような感じ」
 アニメ好きとして知られ、人気アニメ「ドラゴンボールZ」の話題などで関係を深めた守護神カルロス・エステベス投手(30)も同じようなことを言っていた。

「ここにいる仲間は、本当に家族のような感じ。みんなが共通意識を持っている。すごくいい感じで調和しているし、そこが僕はとても好き」

 その上で、大谷とプレーした1年と、今後について語った。

「彼のような選手を見られるのは、おそらく人生で一度きりしかないと思う。長く一緒にプレーできるなら、それに越したことはないよ。だけど、彼にとって何がベストなのか、残留か移籍か、どんな決断をしようとリスペクトするし、応援したい」

 6年間を過ごし、仲間が増え、絆も深まった。大谷自身が感じる、居心地の良さもあったことだろう。ともに戦ってきた同僚は当然、残留を望んでいる。同時に、大谷が選択する道の成功を祈っている。

《大谷翔平とエンゼルスの元同僚たちの“愛されすぎな日常”について掘り下げた「前編」も公開中です》

(「メジャーリーグPRESS」斎藤庸裕 = 文)

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 ■ NOTE

 

適さない理由が、勝てる体制に無いと。。

 

確かに激戦西地区では全く盤石な体制じゃないしな。

 

それでも残留する場合、どんなところに未来を見つけるのか。

 

楽しい?と思える要素を、どう考えるかな!?

 

若手育成含めて、チーム組成に貢献?

 

否、キャプテンシーのような役割に興味は無さそうだしな。。

 

さてさて?