2023年10月6日

 

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 ■ 今日の大谷翔平(関連NEWS)

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◯ 大谷の獲得有力候補として、レッドソックスが浮上しているとニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が5日付の記事で伝えた。大谷獲得を狙う別の球団幹部が、レッドソックスについて「争奪戦のライバルとして脅威の存在だ」と話したという。レッドソックスが有力視される理由としては、大谷がボストンの地元企業であるニューバランスと長期の大型契約を結んだこと。直近4年間で地区最下位3度と低迷しており変化が必要なことなどを挙げている。またレッドソックスはMLBトップスターのムーキー・ベッツ外野手(30)を2020年2月にドジャースへトレードで放出して以来、ファンからの批判が止まらない状態だが、大谷獲得でそれも静まると指摘している。大谷争奪戦に加わる球団としては他に、エンゼルスとドジャースを挙げている。

 

◯ 大谷の去就をめぐり、アレックス・ロドリゲス氏の大穴予想が話題を呼んでいる。米ライフスタイルサイト「インサイドフック」の独占インタビューで3日、大谷の去就先を言及。移籍先としてはドジャース、ヤンキース、メッツなど資金力のある名門が候補に挙がっているが「実はシアトルが、日本とのつながりが深いことからひそかな大穴なんではないかなと思っている。収益の観点から見ると、日本に近いマリナーズがどのチームにとってもROI(投資収益率)が高いと主張できる」と意外なチームを挙げた。

 

◯ 江川卓氏が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。大谷の争奪戦に日本球団も参入すべきと提案した。大谷のFA移籍について、江川氏は「日本に来てもいいの?」と突然言い出した。「ドジャースとか言ってるけど日本に来たら面白いよね。また人気出ちゃう。今も人気あるけど。なんでみんなその発想にならないかなあ」と灯台下暗し的なアイデアで驚かせた。問題は700億円以上と言われる“FA市場価格”だが、江川氏は「クラウドファウンディングすればいいじゃん。野球ファンで」と、資金の調達手段もこれまで前例のない方法を提案した。

 

◯ 大谷が、メジャーリーグでホームラン王を獲得したことを記念して、所属チーム内でパフォーマンスに使用された「カブト」を模したピンブローチが発売される。数量限定で、10月6日(金)から注文受付を開始した。販売期間は12月31日(火)まで。

 

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 ■ ロサンゼルス・エンゼルス情報

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◯ エンゼルス監督に前メッツ監督バック・ショーウォルター氏が興味を持っていると、米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」のメッツ番マイク・プーマ記者が報じた。自身のXで関係者の情報として「ショーウォルターはエンゼルスの監督職に興味を持っており、面談を受けようと努力している」と報道。「ペリー・ミナシアンGMの契約最終年のため、この監督職は球界では魅力的だとは思われていない。しかし、ショーウォルターは監督をしたいようだ」とし、ショーウォルター氏自身が意欲を示しているという。

 

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 ■ 球界情報

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◯ 日本時間10月6日、メッツはビリー・エプラーGMが辞任したことを発表。ブリュワーズを退団したデービッド・スターンズが球団史上初の編成本部長に就任した際、メッツのスティーブ・コーエン・オーナーはスターンズとエプラーの共存が可能であるとの見解を示していたが、スターンズがフロントオフィスのトップ、エプラーがナンバー2に君臨する体制はわずか3日しか続かなかった。エプラーは4年契約でメッツのGMに就任したが、契約を2年残してチームを去ることになった。

 エプラーは辞任を決断した理由について「デービッドにまっさらな状態からスタートしてほしかった。それは私の辞任を意味していたんだ。メッツの球団組織にとってベストであることだけを願っている」とのコメントを発表。コーエン・オーナーも「我々は本日、ビリーの辞任を受理した。野球運営部門の主導権をデービッド・スターンズに完全に譲ることが誰にとってもベストであると判断したからだ。メッツの組織を代表して、ビリーの今後の活躍を祈っている」と述べた。

 

◯ ソフトバンクは6日、カージナルスで活躍するラーズ・ヌートバー外野手が10月21日に「MLB cafe FUKUOKA」にて単独トークショーを開催すると発表した。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ 大谷翔平は長期契約を望む?「野球以外のことはしたくない」米記者、メッツなどの争奪戦予想

(情報:日刊スポーツ)

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 米スポーツ専門テレビ局ESPNのジェフ・パッサン記者が、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となる大谷翔平選手について「彼は野球以外のことはしたくない」はずだとコメント。他のことに煩わされないよう、長期契約を結ぶと予想した。

 ポッドキャスト番組『Baseball Is Dead』に出演したパッサン記者は、大谷争奪戦が間もなく始まるとコメント。以前は金額ばかりが取り沙汰されていたが、現在は状況が異なっているとし、これまで話題に上がらなかった球団が新天地候補となるかもしれないと話した。

 ポッドキャストのホストから「2年目以降のオプトアウトはないと思うか?」と問われるとパッサン氏は「ないと思う」と答え、「彼は23歳で渡米したが、あと2年待っていれば2億5000万ドル(約363億円)は保証されていただろう。だが、そうしなかった」とコメント。大谷が若くしてメジャーに挑戦したため「国際ボーナス・プール」の規定により報酬が低かったことについて触れ、その選択をした理由について「彼はとにかく戦いたかったからだ。自分のやりたい時にやりたい場所でプレーしたかったからだ」と野球をする上で金銭面にこだわりはないとの見解を示した。

 大谷は2021年にエンゼルスとの年俸調停を回避し、850万ドルの2年契約を結んでいるが、パッサン氏はこれについても「1年ごとの契約であれば、今季(3000万ドル)をはるかに超える金額になったはず。だが、それもこれもすべて、落ち着いた環境を手に入れ、金銭的なあれこれを頭から追い出すためだ。彼は野球以外のことはしたくないんだ。FAに伴う煩わしさに関わりたくないのだから、もう1度それを経験したいと思うはずがない」と結論づけた。

 なお、パッサン氏は争奪戦に参加する可能性のある球団として、メッツ、レッドソックス、カブス、レンジャーズ、ドジャース、ジャイアンツ、マリナーズを挙げている。

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 ■ NOTE