2023年9月11日
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■ 試合データ
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米国時間:2023年9月10日
日本時間:2023年9月11日(月曜日)
5時07分開始
ロサンゼルス・エンゼルス
対クリーブランド・ガーディアンズ
@エンゼルスタジアム
【MLB.JP 戦評】
エンゼルスはガーディアンズ投手陣の前にわずか3安打に封じられたものの、投手陣の頑張りもあって2対1で勝利。接戦を制し、本拠地でのガーディアンズ4連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。エンゼルス先発のケニー・ローゼンバーグは5回6安打1失点で記念すべきメジャー初勝利(1敗)をマーク。5番手のカルロス・エステベスが節目の30セーブ目を挙げ、ガーディアンズ先発のタナー・バイビーは7回2安打2失点で4敗目(10勝)を喫した。
右脇腹を痛めている大谷翔平が7試合連続の欠場となったエンゼルスは、初回にランドール・グリチックの二塁打から一死3塁のチャンスを作り、マイク・ムスタカスの犠飛で1点を先制。2回表にコール・カルフーンの4号ソロで追いつかれたものの、3回裏にバイビーの連続ボークに助けられて一死3塁のチャンスとなり、グリチックの内野ゴロの間に勝ち越しに成功した。
その後は追加点を奪えなかったが、先発のローゼンバーグが5回6安打1失点の力投。6回表を2番手のアンドリュー・ワンツ、7回表を3番手のベン・ジョイス、8回表を4番手のジミー・ハーゲットが無失点に抑え、1点リードのまま迎えた9回表はクローザーのエステベスが締めくくった。
フィル・ネビン監督が毎日のように「明日は出られるかも」と繰り返してきた大谷は、結局ホーム7連戦を全試合欠場することに。一部報道では今回のホーム7連戦終了後に右肘の手術を受けるという話も出ていたが、指揮官は「明日のスタメン出場は現実的だと思う」と大谷が明日以降もプレーを続行することを示唆した。オールスター・ゲームの際に「Come to Seattle」の大声援を受けたシアトルの地でスタメン復帰することになるのだろうか。
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■ 今日の大谷翔平
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【スタメン】
ベンチスタート(7試合連続)
【出場成績/打者】
試合出場なし
【コメント】
◯ なし
【その他情報】
◯ 右脇腹の炎症で欠場の続いている大谷は、ガーディアンズ戦の先発ラインアップには入らなかった。ネビン監督は「多分もう1日あればいいだろう。もしそうでなければ月曜日のシアトルかもしれない。日々様子を見る状態だ」と語った。
◯ 試合終了約15分後には、全選手で1番最初にクラブハウスを出て、カートに乗って11日からのシアトル遠征のために空港へ移動するためのチームバスへ向かった。シアトル遠征にも帯同する模様で、11日以降に復帰する可能性が高そうだ。
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■ 試合情報
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【コメント】
フィル・ネビン監督:
(試合前)
ーー大谷がラインナップに入っていない。月曜日の可能性はあるのか。
「私は明日が現実的だと思う。状態は良くなっている。後でスイングをしてみる。試合のどこかで出場可能かどうかを試合前に話すことになるだろう」
ーー明日が現実的の意味とは。
「現実的に(復帰が)明日だと思うからだ。可能性は高いと思う。昨日も話し合ったし、調子はいいようだ。もう1日欲しい。今日はかなり調子もいいようだ。まだスイングはしていない。昨日よりかなり良くなっていると感じているようだ」
(試合後)
ーー代打出場は可能だったのか。
「ノー、明日は大丈夫だと思う。その考えのもと彼は休んだのだと思う。明日になれば出場できるかどうかはわかる。現実的に明日出場する可能性はある」
【メディア他情報】
ボブ・ナイチンゲール記者:
◯ マイク・トラウトのトレードでの放出の可能性を持っていると10日(日本時間11日)、USAトゥデーのナイチンゲール記者が報じた。同記者によると「トラウトが退団したい意志があった場合、エンゼルスはトレードに応じるかもしれない。トレード拒否権を持っているが、球団フロント、オーナーとチームの方向性について話したいと言っていた」と説明。「32歳になったトラウトは、(トレードで放出しても)過去と同じようなリターンを得ることは出来ないだろう。16年以降140試合以上をプレーしておらず、今季も今後復帰しなければ、直近3年間で249試合の欠場となる。今後7年間でまだ2億4815万ドル(約367億円=現在のレート)の支払いが残っている」とも指摘。
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■ 注目記事&コラム
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◆ ネビン監督、大谷翔平についての試合前コメント忘れる!?「何という言葉を使ったんだっけ」〝のらりくらり〟過去7日間のやりとりも振り返る
(情報:中日スポーツ)
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エンゼルスのネビン監督は10日(日本時間11日)の試合後、右脇腹を痛めて7試合連続欠場した大谷翔平選手について「今日はオフで、スイングはしていない」と語った。試合前は大谷と話して途中出場する可能性も口にしたが、結局は休養させるつもりだったようだ。
試合前には「明日(マリナーズ戦に)出るのが現実的だ」と語ったが、試合後はその言葉を忘れていたようで、「試合前に何という言葉を使ったんだっけ」と報道陣に逆質問。「Realistic(現実的だ)」と返されると「そうだ、リアリスティックだ。現実的に、明日(出場の)チャンスがある」と語ったが、真意は不明だ。
大谷は試合後、足早にクラブハウスを出て遠征先へのバスに乗り込んだもようだ。用具係は、大谷の遠征用の大きなバッグを他の選手と同様に運んでいた。シアトルで大谷のプレーが見られるのか。
出場しないとなれば、ネビン監督はどう説明するのか。
◇ ◇ ◇
◆大谷が右脇腹を痛めてからのネビン監督のコメント。
★9月4日 フリー打撃中のスイングを途中で止めた時に右脇腹を痛めて急きょ先発を外れる。「検査をして状態を確かめなければならない」
★9月5日 試合後に「脇腹の軽い炎症。大事には至らなかった」と発表。監督によれば、本人が代打での出場直訴。
★9月6日 ネビン監督は試合前にスイングをチェックするというも、試合後は「今日はスイングしなかった」と説明。
★9月7日 試合前に大谷がケージに入って打撃練習し、グラウンドでランニング。「あと1日か、2日か、近づいている」。
★9月8日 「もう1日休ませる。明日(9日)、状態が良ければ(出場に)ベストな日だ」
★9月9日 「もう1日、休みが必要だと。彼は状態が上がっていると言っていた。だから明日か、(月曜の)シアトルで出られればいい。この日の休みは2人で話して決めた」
★9月10日 「REALIStIC」という言葉を使い、「明日(シアトルで)プレーするのが現実的」
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◆ 7試合観戦も大谷翔平は全て欠場… 100万円以上費やした日本人ファンの切実な“願い”
(川村虎大氏/情報:Full-Count)
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エンゼルス・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)の本拠地・ガーディアンズ戦で7試合連続の欠場となった。球場には大谷を見に来たファンがたくさん。東京から訪れた米谷由加さんは、大谷が負傷した4日(同5日)から7試合連続で観戦。「出られないのは残念」と肩を落とした。
自作のスコアボードには「HR45」「HR46」と両面に書かれている。「2本打って(2021年に)並んだときのために作ったんですけど……。無理はしないでほしいですけど、代走とかで出ることがないかなって期待しています」と苦笑いだ。
東京在住の米谷さんは日本時代から大谷のファン。メジャー移籍後は、2022年に初めて現地で生観戦した。「その時に『絶対来年も行こう』って思いました」と今年の観戦も決意したという。
5月に9試合観戦し、今回も10試合以上観戦予定。前回の渡米時はチームは好調で大谷自身もリアル二刀流で活躍していた。「早くから見に来ると決めていたのでまさかこんなことになるとは……」と肩を落とす。席も「なるべく近くで大谷さんを見たい」と、三塁側ダグアウトのすぐ後ろの内野席を選んだ。総額100万円以上を費やしたという。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が、大谷は10日(同11日)までのホームゲームで今季のプレーを終了し、手術を行う可能性があると報じた。直近は大谷の復帰や“最後の試合”についての話題で持ちきりだが、米谷さんは「彼は(シーズン)最後までプレーすると思う」と再びグラウンドで躍動する姿を願った。
川村虎大 / Kodai Kawamura
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◆ 大谷翔平もファンも何度もはい上がる「もう1回、見に来たい」アラ還夫婦、次こそ二刀流生観戦だ
(情報:日刊スポーツ)
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9月4~10日(日本時間同5~11日)の本拠地7連戦で、エンゼルス大谷翔平投手(29)の姿をファンは見ることができなかった。
10日ガーディアンス戦の試合前には、エンゼルスタジアム内の2階に設置されている大谷の巨大フィギュアと特注の甲冑(かっちゅう)をバックに、記念撮影を行う日本人ファンが多くいた。
6日間の旅行で米国を訪れた東京都在住の渡部泰治さん(64)は6月にチケットを購入。エンゼルスタジアムで待望の初観戦だったが、「(8月1日が期限だった)トレードを乗り越えて、もしかしたら投げる姿が見られるかもしれないと思っていたら、右肘をケガしてしまった。なら打者で見られるかな、と思っていたんですけど、ついに何も見られなかった」と、残念そうに振り返った。
夫婦そろって、大谷のユニホームを着用。知人から拝借したものだが、応援ボードも持参して準備万全だった。大谷の魅力について泰治さんは「ファンサービスもそうですし、ことあるごとに相手を常に気遣うような、そういう人間的な魅力もある」と語り、夫人の万里さん(62)は「人から愛されるキャラで、私たちの世代にとっては、みんなの自慢の息子みたいな感じだと思います」と笑った。
この日は、バックネット裏から近い内野席で試合を見届けた。左打席に立つはずだった大谷が見やすい最高の場所だった。結局、大谷は代打でも出場できなかった。泰治さんは「彼は野球小僧なんだと思うけど、無理しないで、長くなるかもしれないけど体をしっかり休めてもらいたい」と案じ、最後に、夫婦そろって願いを込めた。「また、二刀流を見せてもらいたい。もう1回、見に来たいし、リベンジしたい」。何度もはい上がる二刀流を、ファンは温かく見守っている。
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◆ 大谷翔平は7試合連続欠場中 思わせぶりなエンゼルス・ネビン監督は〝出る出る詐欺〟なのか
(情報:東スポ)
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右脇腹を痛めて欠場が続いているエンゼルス・大谷翔平投手(29)のスタメン復帰時期をめぐり、ネビン監督が連日のように「だいぶ良くなったと聞いている」や「明日どういう感じか見て、大丈夫だったら試合に出る」「代打などの可能性はあるかもしれない」などと〝思わせぶり〟な発言を繰り返していることに、SNS上では「ネビン監督の出る出る詐欺」といった声が上がり始めている。
大谷が試合前の練習で右脇腹を痛め、本拠地アナハイムでのオリオールズ戦を欠場したのは今月4日のこと。珍しく屋外で行ったフリー打撃でハーフスイングした際に顔をしかめ、練習を切り上げた。欠場は5月2日以来でネビン監督も心配そうにしていた。8月末には右ヒジ靭帯の損傷が明らかになって今季中は登板しないことも決まったばかりで、そのまま投打でシーズン終了となる可能性までウワサされたほどだった。
しかし、ネビン監督は大谷が右脇腹を痛めた翌日の5日には「昨日よりずっといい状態で球場入りした」と回復傾向にあるとし、翌6日の代打出場まで示唆。「彼はプレーしたがっている」としたうえで「私の判断」で欠場させていると明かしたこともあった。その後は同様の発言を繰り返す結果となり、10日(日本時間11日)の本拠地アナハイムでのガーディアンズ戦で大谷の欠場は7試合連続となった。
ネビン監督は同日の試合前に「明日が(出場するのに)現実的だと思う。今日も感じは良好で、この後またバットを振ってみる予定」と説明し、11日(同12日)の敵地シアトルでのマリナーズ戦でも復帰を示唆したが、果たして指揮官の言う通り、大谷は8試合ぶりに出場するのだろうか…。
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■ NOTE