2023年1月9日

 

(NOTE)

 

 

 

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 ■ 今日の大谷翔平【関連NEWS】

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USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者が8日(日本時間9日)、エンゼルスの売却はマンフレッドコミッショナーが望む開幕日までにはまとまらないだろうと伝えた。現在のところ、少なくとも6つのグループが売却に興味を示しており、1つに決めるのに時間がかかる模様としている。今回の買収予想額は2020年メッツの24億ドル超(当時のレートで2500億円)を上回る25億ドル(約3300億円)以上になると見られている。

 

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 ■ 注目記事&コラム

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◆ 大谷翔平 目撃した“WBCで二刀流”へのストイック現場!年末はジムで4時間超、正月も地元に帰らず

(情報:Smart FLASH)

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きちんと目標を定めているから迷いがない。大谷翔平は12月28日、帰国後利用している都内のトレーニングジムで、4時間以上も汗を流した。翌29日からジムは休館だが、年明けに大谷の故郷・岩手を訪ねると、実家の近隣住民はこう語った。

 

「年始は、翔平くんの姿を見かけませんでした。ほかのご家族は集まっていて、皆さん揃ってお出かけするなど、賑やかな様子でした。翔平くんは、帰省する移動時間も惜しいのかもしれませんね」

 

 大谷の2023年の目標は、シーズンでは8年連続で逃しているポストシーズンの出場。そして、シーズン前にはWBCが控える。

 

「彼は2017年の前回大会に選ばれながら、右足首の怪我で辞退しています。それだけに、今大会に懸ける思いは強い。だからこそ、急ピッチの調整が続いているのでしょう」(スポーツ紙記者)

 

 WBCでは、栗山英樹監督が、二刀流での起用を示唆している。

 

「エンゼルスのミナシアンGMは、WBCでの起用法について『彼が望むとおり』と二刀流も容認しているが、本心は投げてほしくない。WBCで投げた投手は、シーズンで活躍できないというデータがあるからです」(同前)

 

 それでも大谷は、WBC王者奪還のために“鬼”になる。

 

週刊FLASH 2023年1月24日号

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◆ エ軍、低迷脱出へ“改善すべき数字” 内野手19人起用は「深刻な選手層の薄さを露呈」

(情報:フルカウント)

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大谷翔平投手が所属するエンゼルスは今季、9年ぶりのプレーオフ進出を目指す。MLB公式は「2023年に改善されるであろう7つの数字」の中で、2022年は19人にものぼったエンゼルスの内野の起用人数をあげた。

 

 捕手を除いて、昨季エンゼルスの内野でプレーした選手は19人にのぼる。これはパイレーツ(19人)と並び、ジャイアンツとアスレチックス(それぞれ21人)に次ぐ数字だった。

 

「特にアンソニー・レンドンとデビッド・フレッチャーの怪我は、エンゼルスの深刻な選手層の薄さを露呈させた」とMLB公式。選手の入れ替わりが激しいことが低迷につながるわけではないが、エンゼルス内野陣のOPSは、アスレチックス(.602)、タイガース(.617)に次ぐワースト3位の.629だった。

 

 しかし今オフは積極補強を続けたため「良いニュースがある。2022年はなかった“保険”を得た」と前向き。昨季OPS.813を記録したブランドン・ドルーリー、同.767のジオ・ウルシェラを獲得したことで「デフェンスに万能性が増した。どちらも今オフ獲得可能な最強打者ではなかったが、彼らは、エンゼルスにピッタリのバックアップなのかもしれない」と期待した。

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◆ エ軍の新オーナー候補は元球場アルバイト 7年間ピーナッツ売り「魅力的な仕事だった」

(情報:フルカウント)

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 大谷翔平投手が所属するエンゼルスの球団売却問題について、ウォリアーズのオーナーを務めるジョー・レイコブ氏が買収に関心があることを認めた。米メディア「ジ・アスレチック」のポッドキャストに出演。「以前からエンゼルスは素晴らしい可能性を秘めていると感じていた。ロサンゼルスは巨大市場だ。(エンゼルスは)この20年で17回も、年間300万人のファンを動員してきた。検討する。(買収は)可能かもしれない。様子を見る」とコメントした。

 

 同メディアによると、大谷、トラウトらスター選手がいるエンゼルスの売却額は最低でも25億ドル(約3290億円)。売却額はメジャー史上最高額が予想されている。「入札を考えている団体は、LAタイムズを所有するパトリック・スンシオンや、とある日本のグループを含め、最低でも6つあるとされる」と指摘した。

 

 レイコブオーナーはエンゼルス本拠地の「ピーナッツ売りとして7年間アルバイト」をしていたという。「魅力的な仕事だった。スタジアムから1マイル(約1.6キロ)ほどのところに住んでいた」とコメントしている。

 

 米USAトゥデイ紙はエンゼルスの球団売却が開幕後にずれ込む可能性を指摘した。MLBのマンフレッド・コミッショナーが開幕までに完了することを期待していたが、「開幕まで間に合わないだろう」と報道。「入札はまだ閉め切られておらず、現段階で最低でも6つのグループが買収に興味を示している」と伝えた。

 

 また、同紙はダイヤモンドバックスが一部所有権の売却を検討していると報じた。米経済誌フォーブスによると、資産価値は13億8000万ドル(約1824億5000万円)。エンゼルスの決着を待って球団の一部売却を検討していくという。

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 富士高でイチローさんが伝えたかったもの「僕の想像以上にこんな気持ちになってくれていたら、泣くわ」

(情報:スポニチ)

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マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさん(49)が、8日放送のTBSスポーツ番組「S☆1」に2夜連続で出演した。番組は昨年12月初旬に静岡・富士高をサプライズ訪問し、直接指導したイチローさんに密着。県内トップの進学校の野球部員に、どんな思いを持って接し、どんな感情が湧いたのかに迫った。

 

 2日間にわたった直接指導。初日の練習でイチローさんはある違和感は感じていた。「元気ないよね、なんだろう。元気がない。元気出していこうも元気がない」。

 

 そんな空気を打破するかのように、示したのはポジティブな姿勢と気持ちだった。

 

 「持ってるよ。俺は持ってますから。それは認めます。なんか降ってきそうな感じするのよ。本当にあるからね。でも、いつも下を向いて暗い人は、そういうのこないですよ」

 

 部員たちに交じって汗を流す中で、「野球」が共通語になっていないようにも感じていた。

 

 バント練習でアウトになる部員がいた。セーフにする方法はあったのか?という問いに、イチローさんは「今のでセーフになるタイミングは、バッターが空振りした時に(帰塁して)一塁でアウトになる距離でしかセーフになれないから。それは僕の野球じゃない」と答えた。

 

 「しっかりやっていれば守備側はアウトにできるし。攻撃側もしようもないミスはないし。それが画として見た時に、きれいになる」

 

 二塁を狙い、無理にリードを大きく取れば、けん制死などのリスクが高まる。リスクを背負い過ぎてミスするのは、美しくない。当たり前のプレーを当たり前にする中で、挑むところは挑む。そんな「きれいな野球」を言葉と気持ちで伝えた。

 

 自ら内野ノックのノッカー役を買って出たイチローさん。緊張気味の選手たちに「声出るね!」「それそれ」「頑張れ、声出して」と元気いっぱいに励まし続け、打球を飛ばし続けた。いつしか、部員全員が声を出して、一つになっていた。

 

 「今まで出し切れていなかったものがどんどん出せるようになって、自分の中でも一段階レベルアップできたと思う」

 

 「イチローさんのノック一球ごとに、これからの自信につながっていく感じがしました」

 

 部員たちの感謝する言葉が、イチローさんの胸に響いた。「うれしいね、これ聞いたらやっぱこの後の彼ら気になっちゃうもんね。いやいや、完全に届いているでしょ」。学業にも重きを置く進学校の球児たちは、その後は地域社会のリーダーを担っていくことが期待されている。

 

 「あのままじゃとてもリーダーになれないって思ってたけど、これ見たらその可能性あるなって。声も出るようになっているしさ」とイチローさん。そんな部員たちに伝えたかった思いとは。「野球がうまく、強くなってほしいんですけど、そこよりも生きていく上で、これから後輩を引っ張っていく上で必要なものというか。野球選手というよりも、より人間として携えてほしいものとか。そっちの方が生まれるとしたら大きいものだろうなと思っていた。僕の想像以上にこんな気持ちになってくれていたら、泣くわ」。2日間の練習を通じて、野球にとどまらない置き土産を、富士山の麓の名門校に残した。

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