2022年8月18日

 

(NOTE)

 

4安打固め打ちで打率.265まであげてきた!

 

前日猛打賞の2試合で計7安打は、自己最多安打記録ということだ。

 

2試合連続3塁打に、27号ホームランに、8月は打撃好調だ!

 

それでも、所謂「なおエ」な結果なんだよな。

 

まあいい!

 

大谷個人でやるべきことを、最後までやり遂げてもらおう。

 

-----------------------------------------------------------------  ■ 試合データ -----------------------------------------------------------------

 

米国時間:2022年8月17日

日本時間:2022年8月18日(木曜日)

5時07分開始

ロサンゼルス・エンゼルス

対シアトル・マリナーズ

@エンゼルスタジアム

 

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エンゼルスは、3回先発トゥーキ・トゥーサントがマリナーズ4番のミッチ・ハニガーのタイムリー、6番J.P.クロフォードの押し出し四球、7番カルロス・サンタナの2点タイムリーで4点を失い早くも3回途中で降板。その裏、1番デビッド・フレッチャーのタイムリーで1点を返すが、5回には2番手マイク・マイヤーズが5番ユジニオ・スアレスの2ラン本塁打と8番キャル・ラリーのソロ本塁打で6点ビハインド。

 

その裏、2番大谷翔平と3番ルイス・レンフィーフォの連続タイムリーで2点を返すが、6回には3番ジェシー・ウインカーに2ラン本塁打を打たれ再び6点差。7回に2番大谷のタイムリーと4番テイラー・ウォードの犠牲フライで4点差に縮めるが、9回に8番ラリーの2ランで再び6点差。その裏、2番大谷が2ラン本塁打で気をはくが追いつけず、スイープを食らう。

 

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 ■ 今日の大谷翔平 -----------------------------------------------------------------

 

スタメン2番DH

 

【出場成績/打者】

5打数 4安打 4打点 2得点 1三振 1本塁打(27号)

通算打率.265

 

◆第1打席:

(結果)レフト前ヒット

(状況)1回1死/走者無し

(投手)ジョージ・カービー/右

(コース/球種)チェンジアップ

※1ストライクからの2球目、外角低めのチェンジアップを振り抜き、打球速度104・6マイル(約168キロ)の弾丸ゴロで右前に運んだ。これで5試合連続安打とした。

 

◆第2打席:

(結果)見逃し三振

(状況)3回1死/走者1塁

(投手)ジョージ・カービー/右

(コース/球種)シンカー

※1―4の3回一死一塁は2球で追い込まれ、3球目の内角シンカーに手が出ず見逃し三振。連続打席安打は4で止まった。

 

◆第3打席:

(結果)センター前ヒット

(状況)5回2死/走者1、2塁

(投手)ジョージ・カービー/右

(コース/球種)カーブ

※1―7の5回二死一、二塁は1ボールからの2球目、外角低めのカーブを強打。痛烈なライナーは中前に着弾、適時打となった。3試合ぶりの打点をマークした。

 

◆第4打席:

(結果)ライト線3塁打

(状況)7回無死/走者1塁

(投手)ペン・マーフィー/右

(コース/球種)

※3―9の7回無死一塁は2番手の右腕マーフィーと対戦。1ストライクからの2球目、内角高めの直球を巻き込むようにフルスイングすると打球速度102・3マイル(約165キロ)のライナーは右翼線へ。大谷は一塁を蹴ったところで加速して一気に三塁に達した。2試合連続3安打は昨年4月12~13日以来、2度目だ。三塁打も2試合連続で今季5本目。打点を70に乗せた。

 

 

◆第5打席:

(結果)ホームラン

(状況)9回1死/走者1塁

(投手)マット・フェスタ/右

(コース/球種)スライダー

※マウンドは4番手の右腕フェスタ。カウント1―1からの3球目、真ん中に入ったスライダーを強振。角度28度、打球速度102・9マイル(約166キロ)で中堅に上がった打球は中堅フェンスを越えた。飛距離396フィート(約121メートル)の完璧な一発だった。1試合4安打はサイクル安打を放った2019年6月13日のレイズ戦以来、メジャー4度目。2試合で7安打は自身最多。

 

 

 

【試合後コメント】

・なし

 

【その他情報】

・大谷の次回登板は21日(日本時間22日午前2時40分開始)の敵地でのタイガース戦に決まった。球団が発表した。今回も含め、後半戦は全て中5日の登板間隔で投げている。

 

・大谷は、今月「ポルシェ ドライビングアスリート」に就任し、アンバサダー契約をしたと、ポルシェジャパンが発表した。そんな大谷は、「ポルシェ ドライビングアスリートの大谷翔平です」と同社の公式YouTubeで挨拶したうえで、以下のようにコメントした。「ポルシェは夢を追い続ける人のためのブランドです。僕もまだ夢を追い続けています。ポルシェと一緒に夢に向かって走り続けましょう」さらに同社の公式Twitterでは、1枚の写真が公開された。白いシャツの上に黒い皮ジャケットを合わせた大谷が、1000万を超えるスポーツカー“タイカン”の運転席に腰を下ろした。扉を開けた状態で、身体を外に乗り出したメジャーリーガーは凛々しい表情でカメラを見つめている。

 

 

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 ■ 試合情報 -----------------------------------------------------------------

 

【試合コメント】

フィル・ネビン監督:

(試合後)

「(5打数4安打4打点の大当たりだった大谷に)素晴らしい日だ。いいスイングができている。ショーは本当にグッドだ。相手の守備位置をうまく使っていた。得点圏の打席では自分の役割を分かっている。(腰の張りで途中交代となったレンヒーフォについて)問題ない。彼は連続で試合に出続けてきた。明日はオフ。『休みが必要。金曜日に出場する準備はできると思う』と彼が語っていた」

 

スコット・サービス監督:

「(5打数4安打4打点だった大谷について)全てやられたね。エンゼルスは反撃を続けていたが、私たちにも攻撃面でいくつもいいところがあった」

 

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 ■ 球界情報

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ブランドン・マーシュ外野手:

・フィリーズは18日、今月上旬にエンゼルスから獲得したブランドン・マーシュが左足首の捻挫で10日間の負傷者リスト入りしたと発表した。マーシュは16日のレッズ戦でホームランボールをフェンス際でキャッチしようとした際に着地に失敗し、負傷交代していた。検査で左脚に骨挫傷も見受けられたという。17日にさかのぼって登録された。復帰時期は未定。2日の移籍後は12試合で打率2割5分をマークしていた。なお、フィリーズはマーシュの離脱に伴い、ブルージェイズからウエーバー公示されたブラッドリー・ジマー外野手(29)の獲得を発表。開幕直後にガーディアンズからトレードされたジマーは今季打率1割0分5厘、2本塁打、3打点と低迷し、15日に40人枠から外れていた。

 

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 ■ 気になる記事&コラム

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◆ マリナーズがエンゼルス3連戦をスイープ 大谷翔平は27号2ランを含む4安打4打点でOPS.875

(情報:MLBジャパン)

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エンゼルスは先発のトゥキ・トゥサントが3回表に4点を失い、3イニングを投げ切れずに降板。このあと、大谷翔平の4打点などで反撃したものの、2番手のマイク・マイヤーズ、3番手のハイメ・バリアも失点を重ね、7対11で敗れてマリナーズ3連戦の被スイープを喫した。マリナーズ先発のジョージ・カービーは5勝目(3敗)をマーク。トゥサントには今季初黒星(1勝)が記録された。

 

 3回表にミッチ・ハニガーとカルロス・サンタナのタイムリーなどで4点を先制されたエンゼルスは、3回裏にデービッド・フレッチャーのタイムリーで反撃。5回表に2本のホームランでリードを6点に広げられたが、直後の5回裏に大谷のタイムリー、ルイス・レンヒーフォのタイムリー二塁打で4点差に迫った。6回表にジェシー・ウィンカーの13号2ランで再び6点差となったが、7回裏に大谷のタイムリー三塁打などで2得点。しかし、9回表にカル・ローリーの18号2ランでダメ押しされ、9回裏に飛び出した大谷の27号2ランも空砲となった。

 

 エンゼルスの大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、ライトへのヒット、見逃し三振、センターへのタイムリーヒット、ライトへのタイムリー三塁打、センターへの27号2ランで5打数4安打4打点の大活躍。今季初の1試合4安打をマークしたが、チームの勝利には繋がらなかった。連続試合安打を5に伸ばし、今季の打率は.265、OPSは.875となっている。

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◆ 大谷翔平は年間70発男より「上」 両者を見た名伯楽が比較「成長の余地がたくさん」

盆子原浩二氏/情報:フルカウント)

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 エンゼルスのマイク・ガイエゴ三塁コーチがFull-Countの取材に応じ、大谷翔平投手について言及。61歳の名伯楽は現役時代に一緒にプレーしたマーク・マグワイアやホセ・カンセコと比較して、スピードは「格段上」、逆方向に飛ばすパワーは「上」と評価し、「まだ成長の余地がたくさんある」とさらなる進化を予測している。

 

 ガイエゴ氏は1985年からメジャーで13年間プレー。通算1111試合に出場し、アスレチックス在籍時は、通算583本塁打を誇り年間70本塁打を1998年にマークしたマグワイアや同462本塁打のカンセコとも一緒にプレーした。引退後はロッキーズやアスレチックスでコーチを歴任し、2019年にエンゼルスに。三塁コーチ、フィールド・コーディネーターを経て今季途中にフィル・ネビン三塁コーチが監督代行を務めるのと同時に再び三塁コーチに戻った。

 

 アスレチックスでは1988~1990年に3年連続でワールドシリーズに出場。大地震に見舞われた1989年に世界一に輝いている。「チームの一員でいられたのは特別なこと。3年連続ワールドシリーズに進出できたことは一生忘れない」と当時を振り返る。

 

 そんな百戦錬磨のガイエゴ氏にとっても大谷は特別な存在のようだ。「最も感心するのは野球への愛だ。彼は野球に強い関心があり、野球に注目している。野球を理解していて、しっかりプレーするし、周囲にもそういうレベルのプレーを期待する。チームやチームメートが正しいやり方で野球をすることに期待している」と述べ、「とても負けず嫌いだ。彼を見ていると、昔の選手たちを思い出す。彼は私が今まで見てきた中で屈指の選手だ」と続けた。

 

 ガイエゴ氏の目から見ても、マグワイアやカンセコに勝るとも劣らないという。「とても似ている。スピードはオオタニの方が格段に上だ。彼は100マイル(約161キロ)を投げ、速度100マイルの打球も飛ばす。見事だ。打球の飛距離では彼らに似ているが、逆方向へのパワーはオオタニのほうが上だと思う。マグワイアとカンセコもパワーがあったが、オオタニの逆方向への打球は少し上だと思う」。スピードは2人を圧倒し、中堅から左方向にも飛距離を出すパワーも2人を上回ると評している。

 

 しかも、まだ発展途上だと指摘する。「まだ少年だと思う。成長の余地がたくさんある。彼は学ぶことを恐れない。注意を払うし情報を欲しがる。見ていて楽しい存在だ」。歩みを止めない二刀流を温かい目で見守っている。

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