大谷翔平は年俸3.1億円? 前例ない二刀流査定にMLB公式も注目「契約延長も…」※フルカウント

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エンゼルス・大谷翔平投手が今オフ年俸調停権を取得し、15日(日本時間16日)に選手の希望額と所属球団提示額を提出する期限を迎える。大リーグ公式サイトは大谷の21年シーズンの年俸に注目している。

  

1年目の18年はメジャー最低年俸54万5000ドル。2年目は65万ドル、3年目は70万ドルと微増だった。年俸調停権を得る今オフは大型契約延長も期待されたが、昨季は右前腕筋の故障で2試合登板。打者としても打率.190、7本塁打、24打点と不本意なシーズンを送った。球団では主砲トラウトが調停権取得前に6年総額1億4550万ドル(約150億円)の超大型契約を結んだ例もあるが、大リーグ公式サイトは「2018年のトミー・ジョン手術などの怪我歴が懸念されるため、大幅な昇給にはならないだろう」と予想した。  

 

さらに、MLB公式サイトは米データサイト「コッツ・ベースボール・コントラクツ」の年俸予想で、21年年俸が300万ドル(約3億1200万円)と予想されていることを紹介。「エンゼルスが近い将来のどこかで、オオタニとの契約延長を望む可能性もまだある」と指摘した。二刀流男はどう評価されるのか。MLB公式サイトは超ド級の大型契約こそ予想していないものの、「年俸調停の権利を持つエンゼルスの選手の中で最も目立つのはショウヘイ・オオタニ。初めて権利を持ち、本当の二刀流選手として興味深い事例となる」と注目している。
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大谷の年俸調停「見積もりは3・1億円」MLB公式※日刊スポーツ

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年俸調停権を持つ選手が球団と希望額を交換する期限の15日(日本時間16日)が迫り、MLB公式サイトが特集を掲載。エンゼルス大谷翔平投手は「二刀流で調停1年目は興味深いケース」とし「見積もりは300万ドル(約3億1500万円)」と伝えた。
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エンゼルス、大谷翔平「囲い込み」複数年の大型契約も…今オフ年俸調停権16日希望額提出期限※スポーツ報知

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メジャー在籍3年を経過したエンゼルス・大谷翔平投手(26)が今オフ、年俸調停権を取得し、15日(日本時間16日)に選手の希望額と球団提示額を提出する期限を迎える。  

 

1年目は規定によりメジャー最低年俸の54万5000ドル(当時約6200万円)で、3年目の昨年も70万ドル(同約7350万円)と平均年俸の7分の1だった。これまでは、球団主導の契約だったが、今年からは自らの要求を出せるため大幅昇給は間違いない。日本人選手ではエクスポズ時代の大家友和投手が、04年1月に初めて権利を取得すると、2年連続2ケタ勝利が高く評価され、前年の34万ドル(同約3600万円)から一挙に7倍の233万7500ドル(同約2億5000万円)になったことがある。  

 

エンゼルスは過去、主砲のM・トラウト外野手に対し、調停権利取得前に球団が先を見越し、翌年からの6年総額1億500万ドル(約110億円)の超大型契約を結んだ例もある。同様に、大谷を囲い込む意味でも、複数年の大型契約となる可能性もある。  

 

今年の有資格選手には大谷以外にも昨季の首位打者ソト(ナショナルズ)、2年前のMVPベリンジャー(ドジャース)ら若手スター選手がおり、注目が集まっている。  

 

◆年俸調停制度 契約延長を前提に、選手側と球団側が希望の年俸額を持ち合い決定するシステム。大リーグ実働3年以上の選手に権利がある。日本のようにコミッショナーや連盟関係者が判断して選手要求額と球団提示額の折衷案の額を出すのではなく、第三者の裁定人が2月に判断し裁定。裁定前に歩み寄って1年契約や複数年契約し合意するケースが多い。
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