昨日、現地時間2月19日の大谷翔平は、2日連続でバットを振り込んだようだ。次の段階となるティー打撃再開へ向けて、順調にステップアップ。また練習前には、恒例のメディア向け「フォトディ」に参加し、グラウンド内と特設スタジオ内で、ポートレイト風の撮影を行った。季節外れのサンタ帽をかぶっての撮影等も行われ、笑顔で各種ポージングに応じていたようだ。

 

 もう1点、注目のニュースがあった。元女房役で、ヒューストン・アストロズからFAになっている、マーティン・マルドナード捕手に、シアトル・マリナーズが興味を示しているというもの。エンゼルスとは同地区で対戦機会も多く、菊池雄星投手の加入やイチロー選手の先行き含め、話題の多いマリナーズと契約になれば、また大谷との新たな物語が生まれる可能性もあり、自分は、ぜひとも実現してほしい契約だと思った。この動向は見守りたい。

 

大谷が2日連続で素振り ティー打撃再開へ回復順調

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 エンゼルス大谷翔平投手(24)が19日(日本時間20日)、トレーニングルームと打撃ケージに合わせて約1時間こもり、汗を流した。前日の18日には約20分間打撃ケージで素振りをした大谷。この日はバットと打撃用手袋を持って、トレーニングルームから打撃ケージに移動した。ケージ内では素振りを行ったと見られ、2日連続でバットを振り込んだようだ。次の段階となるティー打撃再開へ向けて、順調にステップアップ。早ければ今週中にも再開させる意向を示している。

 昨年10月1日に右肘の内側側副靱帯(じんたい)の再建術(トミー・ジョン手術)を受け、今季は投手としての出場を封印。打者としてシーズンを迎えるために、別メニュー調整でリハビリを行っている。オースマス監督は20年の二刀流復活や将来性を見込んで、じっくりとリハビリを行わせる方針で、5月の実戦復帰を見込んでいる。

 この日は、練習前に春季キャンプ恒例行事となっているメディア向けの「フォトデー」として、各メディアの前で写真撮影などを行った。昨年は投手用のグラブとバットを持って、二刀流をアピールしていたが、今年手にしたのはバットのみだった。

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2月ですが…大谷サンタ登場キャンプ恒例フォトデー

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 エンゼルス大谷翔平投手(24)が、キャンプで毎年恒例のフォトデーに参加し、バットを持った姿で撮影を行った。カメラマンからリクエストされ、さまざまなポーズで撮影。上下白のユニホームを着用し、球場内に設置された複数の撮影用ブースを回った。撮影中、カメラマンからサンタクロースの帽子をかぶるよう促され、ややとまどいながらも、サンタ帽をかぶって満面の笑みを見せていた。

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マリナーズ、大谷の“元女房役”マルドナードに関心 移籍実現なら3球団連続ア・リーグ西地区

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 シアトル・マリナーズが、ヒューストン・アストロズからフリーエージェント(FA)となっているマーティン・マルドナード捕手に興味を示していることが分かった。米公式サイト『MLB.com』が19日(日本時間20日)、伝えている。

 マリナーズは今オフ、正捕手のマイク・ズニーノをトレードでタンパベイ・レイズに放出。そしてシカゴ・ホワイトソックスからオマー・ナルバエズ捕手をトレードで獲得している。しかし捕手の選手層は依然として薄く、ここにメジャー8年間の実績を持つマルドナードが加われば心強い存在となるだろう。

 米メディア『MLBネットワーク』のインサイダーであるジョン・ヘイマン氏によれば、あくまで「マリナーズはマルドナードに関心を示す数球団のうちの1つ」としており、現時点での獲得の可能性は色濃くない。

 それでも、マルドナードは通算打率.220と攻撃力こそ高くないものの、これまで612試合に出場して113度の盗塁阻止を誇るなど堅い守備力は魅力的。27歳のナルバエズを正捕手、32歳のマルドナードをバックアップとすることで、若い選手の多いチームを支える柱となってチーム力を向上させることになるだろう。

 昨季始めはロサンゼルス・エンゼルスで大谷翔平投手とバッテリーを組むことも多かったマルドナードだが、マリナーズ移籍によって3球団連続でアメリカン・リーグ西地区に所属するチームの一員になるのだろうか。

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