【現地4日目】

 

 

深夜移動

 

 現地3泊目の夜は、宿泊代浮かしと日中の移動時間を考慮し、深夜移動とした。サンフランシスコからヒューストンまでは、ほとんどのエアラインが直行便ではなく経由便で繋いでいる為、また西部から中部時間に変わり時差が2時間発生する為、意外に所用時間を要す。これを、日中にスケジュールすると、午前中出発して、夕方着というもったいない時間を使ってしまう為、またオークランドのモーテルでも、ヒューストンのホテルでも、1泊1万円程する為に、今回は深夜移動という手段を取った。日中のオークランドの試合は夕刻には終了し、サンフランシスコ空港には18時には到着しており、そこから深夜0時46分発のフライトまで、オンワールドのアメリカンのラウンジで、約6時間待機。サラダやナチョスwithチーズがフリーで、なかなか快適な時間を過ごせた。

 

 

ダラス経由ヒューストンへ

 

 0時46分発のフライトは、やはり外国タイムでディレイし、出発時刻ではなく搭乗時刻となった。経由地のダラスに着いたのは、時差2時間プラスされた早朝6時台。8時台のヒューストン行きのフライト迄、アメリカンのラウンジで約1時間待機。ダラスのラウンジは、今まで見たことない横に長い大きなラウンジ。朝のモーニングにはぴったりのパンやフルーツがあり、ここでものんびりできた。それから予定通り、ヒューストン行きのフライトへ。機内の隣席には、プロレスラーかと思われる巨漢な黒人が座り、笑顔で話しかけてくれて愛想は良かったが、約1時間のフライトは窮屈極まりない時間だった。そして、予定通り、10時前にはヒューストンへ到着。

 

 

空港待機

 

 到着すると、ヒューストンは雨だった。早くにダウンタウンへ移動しても、雨で動き難くホテルチェックインまでも時間がある為、空港で待機することにした。お洒落なスタバでゆっくりブログをしたため、中華料理チェーンのパンダで、オレンジチキンとペッパーチキンのダブルチキンで久々の白飯を食べて、お昼頃までゆっくり過ごした。キレイな空港だった。

 

ダウンタウンへ

 

 市内への移動は、タクシーやシャトル等の高額費用は避けて、ローカルのメトロバスを使用。到着ターミナルからバス乗り場のあるターミナルCまでは、空港をつなぐ地下を走るトラムのようなもので移動。事前に調べていた通り、ターミナルCのゲートを出て、通りを渡ったところにメトロのバス乗り場があった。ほどなくバスは到着し、ダウンタウンへ。事前調べではバスに搭乗する際に、$1.25の運賃を払って乗るとのことだったが、なぜか運賃の催促は無く乗りこめた。ダウンタウンまでは、各停留所を周回しながら約40分くらいで到着。トランジットセンター付近で下車した。

 

 

ホリディインダウンタウン

 

 ヒューストンでの宿泊は、1泊1万でまだ新しめのホリディインダウンタウンにしていた。アストロズ本拠地のミニッツメイドパークまでの距離は、1.6マイルとあったので、充分徒歩圏内と算段。14時前にホテルに到着し、チェックインタイムの15時まで時間はあったが、ラッキーにも部屋が空いており、すぐにチェックインできた。移動疲れも有り、部屋で出発まで睡眠。

 

 

初めてのミニッツメイドパーク

 

 試合開始2時間前の開門時刻17時にあわせて、ホテルを16時30分位に出発し、徒歩でミニッツメイドパークへ。平日金曜日の夕刻時間帯の市内は、あまり人通りが無かった。大きなビルはたくさんたくさん聳え立っているのに、妙な静けさを感じた。人の動きは車に限定されているのか、曇り小雨の中、徒歩約20分ちょっとで到着。17時の開門まで列に並ぶ。予定通り開門し、セキュリティチェックは普通レベルで入場。他のボールパークが試合前でも係員が居て立ち入り禁止区域があるところと比べて、試合前はどこへでも行けて自由なところが良かった。ほとんど全てのシートへ動くことができた。

 

 

ようやくフリーバッティング

 

 入場後しばらくすると、大谷翔平ほかの選手が登場し、ウォームアップをはじめた。スプリングキャンプで見た、ストレッチを先導するコーチが前に出てきて、選手が後に続く、あの光景をみることができた。その後、順番にフリーバッティングに入っていった。ようやく4日目にして、初めて目的としていた大谷のフリーバッティングを、ダッグアウト最前列から観ることができた。期待通りの豪快な柵越えを連発していた。写真も動画も充分撮れて、凄く満足な時間だった。

 

 

2個目の直筆サイン

 

 ダグアウト前で選手を待っていると、ノマ・ラミレス投手からサインを貰うことができた。大谷も、グラウンド内にいる招待ゲストには一部サインをしていたが、外のファンには残念ながらスルーだった。

 

 

アストロズファン

 

 練習を充分堪能した後、腹ごしらえとして、定番のホットドッグ(チリ&チーズ)とテキサス産地ビール、そして、ミートソース&チーズのフライドポテトのスーバニア(ヘルメット)を食して、試合に備えた。そして、オークランドでの敵地観戦の教訓を活かし、アストロズのTシャツ(ジャスティン・バーランダー投手の35番)を購入し即着用。

 

 

きょうのシート

 

 シートは、Stubhubで手配していたバックネット裏3塁寄り9列目の席だったが、予想以上にバッターボックスに近くて驚いた。ただ、自分の席からは、グラウンド出入り口となるネットの割れ目が邪魔で、写真を撮る分には困ったものだった。自分の後列集団は、明らかにアストロズの熱狂的ファンで、隣のシートはしばらく誰も来られず、ゆっくり写真撮影の移動に使用させてもらった。また前には日本人女性と老夫婦が、大谷SHOWTIMEのレプリカを着て応援されていたが、後からその女性が自分のシートを売りに出していたことがわかった。後ろにいた熱狂的ファンには、大谷の打席の度に自分が座席を移動していたので、アストロズTシャツを着ていても、大谷ファンとバレバレだった。にもかかわらず、自分がTシャツ背面から剥がすことを怠っていたサイズシールに気づいて、笑顔で取ってくれた。周囲のシートは、ほとんどファンで埋まっていたが、前の方は少し席が空いていたので、大谷の3打席目、4打席目と、少しずつ前に移動して、最後は3列目あたりで、しっかり写真を撮らせてもらった。試合は、元DeNAのグリエル選手が、満塁ホームランを含む2打席連続の本塁打で、アストロズがイケイケの圧勝だった。

 

 

フライデーナイト ファイヤーワークス

 

 この日は、毎週金曜日恒例のFire Works Dayで、試合後、ボールパークの屋根が開場されて、花火が約10分演出された。これは、5月のアナハイムスタジアムでの観戦時にも経験していたが、とても見応えあり満足度の高い演出だ。

 

 

深夜のダウンタウン

 

 帰りのホテルまで徒歩約20分を、どうしようか悩んでいた。というのも、事前情報では、夜のダウンタウンは治安が良くないので、要注意とあったからだ。様子をみなが、問題がありそうと思えば、タクシーに乗るつもりでいたが、結局、所々帰りのファンもあり、ホテルまで徒歩で帰った。