昨日の球団会見に続き、本日11月11日11時に、大谷選手自らメジャー挑戦の会見を行う。過去のメジャー挑戦会見では、やっぱり松井秀喜氏のコメントした、「やるからには命をかけてやりたい」が印象的。大谷選手は、どんなメッセージを発してくれるだろうか。

 

大谷 11月11日午前11時会見へ メジャー挑戦への思いを自ら語る場に

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 日本ハムは10日、東京都内のホテルで会見し、大谷翔平投手(23)から今オフの大リーグ挑戦の申し入れがあり、ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を認めると発表した。会見前の面談で大谷は栗山英樹監督(56)らに、世界一の選手となる誓いを立てた。5年目オフのメジャー移籍は同制度利用では最速。大谷は11月11日午前11時から都内で会見を開く。

 都内ホテルの一室。グレースーツに緑のネクタイに身を包んだ大谷の目の前には竹田憲宗球団社長、島田利正球団代表、吉村浩GM、そして、栗山監督がいた。午後2時20分、大谷が切り出した。

 「来シーズンよりMLBに活躍の場を移したい。ファイターズに入団する前からの夢、メジャーで世界一になる。その夢の実現に向けて挑戦してみたい」

 ポスティングシステムを利用し、メジャー挑戦することを正式に申し入れた。面談時間は約30分。竹田社長が「メジャーで二刀流で活躍することで、日本のファンが夢とか感動を覚える。大谷選手のようになりたいと、夢を与えるような活躍をメジャーでしてほしい」とエールを送ると、大谷は笑顔で「頑張ります」と返答したという。昨年の契約更改交渉の席でも「世界で一番の選手になりたい」と伝えた。花巻東時代から変わらない大谷の信念だった。

 面談中、大谷からは北海道のファンや球団への感謝はもちろん「通訳とか、フォローもしてほしい」とバックアップの依頼があったという。もちろん、球団も全面支援の方針。吉村GMは「ルール上可能であれば」と前置きした上で「二刀流」の練習スケジュールなどのノウハウ、データを移籍する球団に提供する用意があることを明かした。

 竹田社長とともに会見に出席した栗山監督は「みんなでとにかく“世界一の選手”になると信じて。その思いを球団全員で受け止める。翔平自体も前に進んでいかないといけない。そういう区切りの日だと思っている」と語った。日本野球機構(NPB)と大リーグ機構(MLB)で改定交渉中の同制度は、今オフは現行の継続で大筋合意している。正式に制度が発効されたあとに申請手続きを行う。

 指揮官は「僕が思っている大谷翔平の天井はこんなところじゃない」とも言った。大谷の「世界一」への思いは、日本ハム、日本の野球ファンの願いでもある。背番号11を背負い日本を熱狂させた大谷は、11月11日午前11時から都内で「1並び」会見を開き、覚悟と決意を語る。 

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11月11日11時に大谷が語る!都内で公式会見 日本ハムは全面バックアップ

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 日本ハムは10日、東京・文京区の東京ドームホテルで会見を開き、大谷翔平投手(23)のポスティングシステムを利用した米大リーグ挑戦を正式に認めた。会見前に本人と会談した栗山英樹監督(56)は、「大谷翔平の天井はこんなところではない」と世界最高峰の舞台でさらに成長することを期待。球団は若き二刀流の挑戦を全面的にバックアップしていく方針を示した。大谷自身は11日に東京都内で公式会見を開き、正式に表明する。

 午後3時。直前に大谷本人と約30分間の会談を終え、ポスティング容認の会見に臨んだ栗山監督の瞳は潤んでいた。

 「本人の思いを球団の全員で受け止めた。一番は本人が全力で頑張って結果を残した。私を含めて全員で感謝しています。世界一の選手になるということを信じている」

 2012年11月。ドラフト会議前に米挑戦を公言していた大谷に投打二刀流を提案し、口説き落とした指揮官。脳裏には、2人で歩んだ5年間の日々が走馬燈のようによみがえった。

 内気な18歳の高校球児は、栗山監督と会話しても最初は「はい。そうですね…」としか返答できなかった。だが、今は違う。夢の実現に向け、自分の思いをはっきりと言葉にできる。この日、球団幹部や栗山監督の前で「ファイターズに入団する前からの夢、メジャーで世界一になるという夢。その夢の実現に向けて、挑戦していきたい」と目を輝かせたという。

 昨年は「1番・投手」で先頭弾。今年は「4番・投手」で完封勝利を挙げた。二刀流を最高レベルで成し遂げ、球界の常識を覆してきた。来年からは、活躍の場を米国に移す。日本ハムもその挑戦を全力でバックアップするつもりだ。

 リスクが大きな二刀流の起用法やコンディショニングについて蓄積してきたデータを、「ルール上、可能であれば、やぶさかではない」(吉村GM)と新天地となる米球団に提供する。球団通訳やトレーナーを派遣するプランもある。今後も球団施設の使用を許可し、練習に集中してもらう。

 大谷自身は背番号と同じ、11日午前11時に東京都内で公式会見を開き、メジャー挑戦を正式に表明する予定だ。

 「僕が思っている大谷翔平の天井はこんなところではない。アメリカのファンの度肝を抜くことを信じている」と栗山監督。23歳が世界最高峰の舞台で輝く日を楽しみにしている。

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【日本ハム】大谷、世界「1」になる!「1」並び11月11日11時にメジャー挑戦会見

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 大谷が11日の午前11時から、都内でメジャー挑戦の正式会見を開くことが決まった。「1」並びの日には、背番号「11」と同じで、更には、世界一の選手を目指すという意味が込められている。
 練習休日だった大谷はこの日午後、スーツ姿で千葉・鎌ケ谷の球団寮を出発。都内のホテルで栗山監督、竹田社長ら球団幹部にメジャー挑戦を正式に申し入れた。約30分の会談中の大谷の様子について、竹田社長は「『頑張ります』とうれしそうでした。本当に目が輝いていた。『羽ばたくぞ』という意気込みが感じられた」と説明。感謝の意を伝えられた栗山監督は涙をこらえるのに必死だった。

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