【5/16 Game046 vsLAA ◯】あわやランニングホームラン!3塁打&2塁打で計5打点
2026年5月17日-------------------------------------------------------------■ 今日の大谷翔平-------------------------------------------------------------【試合概要/公式戦】米国時間:2026年5月16日日本時間:2026年5月17日(日曜日)10時38分開始ロサンゼルス・ドジャース対ロサンゼルス・エンゼルス@エンゼルスタジアム【スタメン】1番DH【出場成績/打者】4打数 2安打 5打点 2得点 2四球 1盗塁AVG .247OPS .829◆第1打席:(結果)四球(状況)1回無死走者なし(投手)ホセ・ソリアーノ右※冷静にボールを選び、四球で出塁した。ベッツの左前打で三塁に進み、スミスの犠飛で先制のホームを踏んだ。◆第2打席:(結果)四球(状況)3回1死走者なし(投手)ホセ・ソリアーノ右※2打席目も「選球眼」で貢献。自打球をワンバウンドで左すね付近に当て、絶叫する場面もあったが、しっかりと投球を見極めてフルカウントから四球で出塁。ベッツの初球に、すぐさま二盗を成功させ、今季6個目の盗塁を記録した。ベッツの右飛で三進。得点にこそつながらなかったが「足」で好機をつくった。◆第3打席:(結果)セカンドゴロ(状況)6回無死走者なし(投手)ホセ・ソリアーノ右※1ボールからナックルカーブを打ったが、二ゴロに倒れた。NHKBS解説の小早川氏は「感じとすれば悪くないです。しっかり振れています。ただ、どうしてもちょっと(ポイントが)近いんです。なので、バットの軌道が下から上にいくので、近い分、フライにならないんですよ。あれがもう少し前で捉えられると、バットがしっかりと下の部分に入っていって、打球を上げることができるんですけど、近い分、こすってる感じ」と分析した。◆第4打席:(結果)ライトライナー(状況)6回2死2、3塁(投手)チェース・シルセス右※カウント2-1からシルセスの速球をはじき返したが、右飛に倒れた。小早川氏は「ちょっと詰まってたのかなと。感じは悪くないです。今のは前で捉えることができました。ちょっと芯よりも根元だったんだと思います」と話した。◆第5打席:(結果)ライト線3塁打(状況)8回2死1、2塁(投手)アレク・マノア右※3番手右腕・マノアが投じた内角低めへのチェンジアップを右翼線に運び、ボールはファウルゾーンの防球ネットに跳ね返った。その後、打球を処理した右翼手・アデルと内野陣の連係がうまくいかず、送球が乱れる間に大谷は三塁も回って本塁に滑り込んだ。立ち上がった直後に両手を広げてセーフのジェスチャーをした通り、判定は「セーフ」。問題はランニングホームランか、三塁打と相手の悪送球かという一点に絞られた。リアルタイムで速報される「MLB公式サイト」では一時「記録保留中」と異例の表示。結局は三塁打&失策でランニング本塁打による今季8号は幻となった。 SHOHEI GOES FROM HOME TO HOME. pic.twitter.com/8c35ZaR74a— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) May 17, 2026◆第6打席:(結果)ライト線2塁打(状況)9回1死満塁(投手)アレク・マノア右※走者一掃の適時二塁打を放った。マルチ安打をマークし、5打点を挙げた。 Shohei Ohtani clears the bases! It's a 5-RBI night for the reigning NL MVP ⭐️ pic.twitter.com/AViosTpX0g— MLB (@MLB) May 17, 2026【コメント】◯ 試合後グラウンドインタービューーー4連勝は大谷の登板から始まった。「いい流れで来ているので、また明日(デーゲームで試合開始時間が)早いですし、切り替えて5連勝できるように頑張りたいと思います」ーー結果的に三塁打となった打球が当たった右翼のネットは今季から設置されたものだったが。「知らなかったです。僕がいた頃はなかったので。僕は(ネットに)当たったかどうか分からなかったので、とりあえず全力で走った。結果的によかったんじゃないかなと思います」ーー打撃(6打席)も走塁(2長打、4出塁、1盗塁)もたくさんできて楽しかったか。「エンゼルスファンもそうですし、ドジャースファンも、所属した2つのチームのファンの方々の前でプレーできるのは僕にとっては特別なことなので、そこでいいパフォーマンスができるのは特別なことだと思っています」ーー打撃で重視している構えの感じは。「よくはなっているかなと思うので、引き続き頑張りたいなと思います」 "Picking up good momentum. It's an early game tomorrow, but we want to do what we did today." Shohei Ohtani (2-4, 2 R, 5 RBI, 2 BB, 1 SB) speaks with @THEREAL_DV about carrying momentum from tonight's 15-2 victory into tomorrow's series finale vs. Angels. pic.twitter.com/QwsqK4WyOw— SportsNet LA (@SportsNetLA) May 17, 2026【NEWS】◯世界最大級のデジタルスポーツプラットフォームを運営するFanatics Inc.の日本法人、ファナティクス・ジャパン合同会社は、2026年5月17日、毎月17日の“OHTANI DAY”にあわせて、「大谷翔平シグネチャー・コレクション2026 第1弾」の抽選販売を開始すると発表。第1弾は、大谷のサイン入りボール。しかも、ドジャース史に名を刻むレジェンド左腕・サンディ・コーファックスのサインも一緒に添えられた超貴重品。価格は690万円(税込)ということだ。 ◯デーブ・ロバーツ監督が試合前に報道陣の取材に応じ、大谷翔平の打撃の復調ぶりについて語った。ーー2試合連続で打者出場しなかったことで、リフレッシュできたと思うか「そう思う。結果は予測できないけれど、彼のエネルギーや雰囲気はかなり良くなっていると思う。昨夜はバットスピードも良かった。うまくリセットできたのではないかと思う」ーー前日の打撃内容について「バットスピードもそうだし、昨日は四球も選んだ。それにクラブハウスでの様子を見ても、彼のエネルギーが感じられる」◯中畑清氏が17日、TBS系「サンデーモーニング」にご意見番として出演し、シーズン開幕から安定感抜群の投球を続ける大谷翔平の投球を絶賛した。「内容がどんどん良くなってますね。向こうに行って、一番いい状態になってきてるんじゃないですかと思うくらい。ストレートの走り、コンスタントに160キロを超える。そして、スイーパー、スプリット、全て三振が取れるボール。内容を見たらね、サイ・ヤング賞を取っちゃうんじゃないかなって、落合が言ったんですよ。落合が言ったので僕は言わないようにしてますけど、由伸(山本)が対抗馬でいるんでね。0点台の防御率っていうのは大谷翔平しかないね」◯試合前に右翼芝生部分でキャッチボールなどの調整を行っていた大谷。引き揚げる際に、声援を送ってくれた外野スタンドと一塁側スタンド、両方のファンに交互に右手を掲げ、歓声をさらにあおるように反応を確認。双方から大歓声が上がったが、最後はボールを一塁側へ。さらなる大歓声を受けた。 大歓声の中、どこにボールを投げ込むかを決めたドジャース #大谷翔平 投手😂#Dodgers#ShoheiOhtani pic.twitter.com/Jjabp1nR2P— 竹内夏紀(Natsuki Takeuchi)/スポーツ報知 (@hochi_takenatsu) May 17, 2026◯試合終了後は15分後にはクラブハウスをあとにして球場を出発。帰宅の足も速かった-------------------------------------------------------------■ 試合データ-------------------------------------------------------------【戦評】 前日の試合でエンゼルス戦の連敗を「7」で止めたドジャースは連勝をかけて「フリーウェイシリーズ」の2戦目に臨んだ。試合後半に打線が爆発し、15-2で大勝して4連勝。大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場し、2本の長打を放って4打数2安打5打点2四球の活躍だった。 ドジャースは初回、エンゼルス先発のホゼ・ソリアーノの立ち上がりを攻め、四球とヒットで1死一、三塁のチャンスに。ここで4番ウィル・スミスがライトへ犠牲フライを放ち、先制に成功した。 ドジャース打線は初回以降、ソリアーノの前に無得点が続いていたが、六回に3つの四死球で1死満塁のチャンスを迎えると、5番アンディ・パヘスが押し出しの四球を選んで追加点。続く6番マックス・マンシーも四球を選び、ソリアーノは降板となった。2番手のチェイス・シルセスに対し、テオスカー・ヘルナンデスの押し出し死球で追加点を奪うと、8番アレックス・コールの2点タイムリーも飛び出し、この回一挙5得点。6-0とリードを広げた。 ドジャース先発のジャスティン・ロブレスキーは五回までエンゼルス打線を無失点に抑える素晴らしい投球だったが、六回にザック・ネト、ホルヘ・ソレア、ジョー・アデルに3連打を浴びて2失点。それでもしっかり6イニングを投げ抜き、6回7安打2失点、5三振、1四球と先発の役割を果たした。 八回は2死一、二塁のチャンスで1番大谷がライト線への鋭い打球を放ち、エンゼルスの中継プレーが乱れる間に自身も生還。記録はランニング本塁打ではなく、三塁打と右翼手アデルの悪送球となった。続く2番ムーキー・ベッツに4号ソロが飛び出し、2ケタ得点に到達。リードを8点に広げ、勝利を決定づけた。 ドジャースは九回にもテオスカー・ヘルナンデスのタイムリー、大谷の満塁走者一掃のタイムリー二塁打などで5点を追加。最終的には15-2で大勝した。 ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場。2打席連続四球で出塁したあと、第3打席はセカンドゴロ、第4打席はチャンスの場面でライトフライに倒れた。第5打席はライト線への2点タイムリー三塁打を放ち、悪送球の間に自身も生還。最終回の第6打席は満塁のチャンスで走者一掃の3点タイムリー二塁打を放ち、今季最多の1試合5打点をマークした。4打数2安打5打点2四球の活躍で今季の打撃成績は打率.247、OPS.828となっている。※「MLB.JP」【コメント】デーブ・ロバーツ監督:(試合後)ーー大谷の三塁打について「よく見える場所にいなかったから、ファンが妨害したのかわからなかった。だからあれはリトルリーグホームランだった。彼の全力疾走が見れて良かった」ーー一方で大谷の生還直後、エンゼルスのカート・スズキ監督が審判団に抗議する場面があった。すぐにチャレンジを申請。グラウンドルールダブルかの確認だったと思われる。「ここのグラウンドルールでは、ネットに当たってもインプレーだ。だから疑問の余地はなかった。彼らが何をチャレンジしているのかよくわからなかったが、我々は心配していなかった」ムーキー・ベッツ内野手:「(あわやランニングホームランに)翔平がやりそうなことだな、と思いました。ああいうことができる人は多くありません。しかもあれだけ速く塁を回れる選手も多くない。でも彼は何とかしてやってしまうんです」「自分の打ちたい球をしっかりスイングできているか確認し続け、それを継続することが大切です。あまり自分にプレッシャーをかけすぎず、純粋にゲームを楽しむことに集中できているのが良い結果につながっていると思います」-------------------------------------------------------------■ 球界情報-------------------------------------------------------------村上宗隆内野手:◯ホワイトソックスの村上がカブス戦に「3番・一塁」で出場し、3打数2安打2本塁打3打点の大暴れを見せた。3-0の三回に中堅席に飛び込む16号ソロを放つと、5-0とリードを広げた五回には中堅席へ2打席連発の17号2ラン。2本目は大リーグ移籍後初の2打席連発で、飛距離約130メートルの特大弾となった。ジャッジを抜いてリーグ単独トップに浮上した村上。「最高に気持ちいいですね」ーー7試合ぶりの本塁打に「打てるときには打てますし、その準備をしっかりすることが一番大切だと僕は思っている。7試合出ていなくても同じ準備、やるべきことをやるというのは続けられたので、そこは100点だったかなと思っています」ーー本塁打が出なかった期間も四球などで出塁し、チームに貢献していた「ボールは振らない、ストライクは振るというのは野球の基本だと思っていますし、それができていたことはすごくよかった。それができないときももちろんあるので、その中でいいアプローチというか、もちろん打ちたいですけど、チームの役に立つことはしっかりできた」 GONE. MUNE HOME RUN. pic.twitter.com/eEBCbeoED4— Chicago White Sox (@whitesox) May 16, 2026 Munetaka Murakami came back for more 👏 pic.twitter.com/QyQyfVIQUG— Chicago White Sox (@whitesox) May 17, 2026-------------------------------------------------------------■ 注目記事&コラム-------------------------------------------------------------◆5打点でも評価は“条件付きの前進”(ゴジキ/ヤフーエキスパート)###日本時間5月17日、ドジャースの大谷翔平は敵地エンゼルス戦に「1番・DH」で出場し、4打数2安打5打点、2得点、2四球、1盗塁。ドジャースは15-2で大勝し、4連勝を飾った。大谷は8回に今季初三塁打、9回に走者一掃の3点二塁打を放ち、5月の打撃停滞からかなりはっきり抜け出しつつあることを示した。試合後時点の今季成績は158打数39安打、打率.247、7本塁打、22打点、6盗塁、OPS.828まで戻している。長打の出口は戻ってきた。ただし、真価は接戦で問われるこの日の大谷は、数字だけなら文句なしだ。2安打はいずれも長打で、5打点。3打席目以降に凡退した前日のような“復調途上感”から一歩進み、休養明けの長打モードが継続している。MLB公式の直近3試合でも、5月13日のジャイアンツ戦が4打数2安打1本塁打、5月16日のエンゼルス戦が4打数1安打1二塁打、そして今回が4打数2安打5打点。打者出場3試合で長打が続いている点は、かなり前向きに見ていい。一方で、評価には条件がつく。大谷の5打点はすべて、ドジャースがリードを広げた終盤に生まれたものだった。8回の三塁打は6-2から、9回の3点二塁打は大量リード後のダメ押し。もちろん大量リードをさらに広げる打撃にも価値はあるが、今後のポイントは、1点差や同点、ビハインドの終盤など、試合の重みが最も高い場面で同じ打球を出せるかどうかだ。初回と3回、派手な長打の前に出塁で仕事をした初回の第1打席、大谷はホセ・ソリアーノから四球を選び、続くベッツの左翼への安打で三塁へ進み、ウィル・スミスの犠飛で先制のホームを踏んだ。大谷の仕事は安打ではなかったが、1番打者として試合の入口を作った点は大きい。ここ数試合のドジャースは序盤の得点力が戻り始めており、この初回出塁はその流れに乗った打席だった。3回にも四球を選び、ベッツの打席で今季6個目の盗塁に成功。得点にはつながらなかったが、出塁、進塁、プレッシャーという形で相手バッテリーを揺さぶった。大谷が本塁打だけでなく、四球と走塁で攻撃の幅を作れている点は、打撃復調を支える“底”として重要だ。6回は課題。ビッグイニングの入口では打てなかったこの日の試合で見逃せないのは6回だ。ドジャースは1-0で迎えた6回、ソリアーノの制球難につけ込み、ベッツとフリーマンの四球、スミスの死球、パヘスとマンシーの押し出し四球、テオスカー・ヘルナンデスの死球、アレックス・コールの2点打で一挙5点を奪った。だが、大谷自身はこの回の先頭で二ゴロ、さらに打者一巡後の2死二、三塁では右翼深くへの飛球に倒れ、得点には絡めなかった。ここは少し引っかかる。試合がまだ1-0だった先頭打者の場面、あるいは6-0に広がったとはいえ追加点のチャンスだった2死二、三塁で結果を出せなかった。大勝したため目立たないが、接戦の中盤に大谷が長打で試合を決める形はまだ完全には戻っていない。今後の評価は、こういう“まだ試合が動き切っていない打席”で外野を越せるかにかかってくる。8回の三塁打:ランニング本塁打寸前の加速力8回2死一、二塁、大谷はアレク・マノアから右翼へ三塁打を放った。右翼手ジョー・アデルの悪送球も絡み、大谷自身も一気にホームへ生還。記録上は三塁打と失策による得点だが、打球の強さ、走塁のスピード、判断の速さがそろったプレーだった。CBSのプレー記録でも、大谷の右翼三塁打とアデルの送球失策で、大谷、コール、マンシーが生還したと記録されている。この三塁打は、単なる長打ではなく“大谷らしい総合力”が出たプレーだ。長打が出る、走れる、相手守備にミスを誘う。打撃不振期の大谷は、打球が上がらず、長打圧が薄れていた。だが、ここでは右方向へ強い打球を飛ばし、走塁まで一気に使えた。復調サインとしてかなり濃い。9回の3点二塁打、ダメ押しとしては完璧。ただし点差は大きかった9回1死満塁、大谷はマノアから右翼へ走者一掃の二塁打を放ち、15-2とした。CBSの記録では、金慧成、テオスカー・ヘルナンデス、マンシーがこの二塁打で生還している。試合の勝敗はほぼ決まっていたが、満塁で甘い球を逃さず、右方向へ強い長打を打ったことは評価できる。ただし、ここも文脈は大事だ。12-2の場面での一打であり、プレッシャーの質は接戦とは違う。大谷が本当に“完全復調”と見なされるには、同じ満塁でも1点差、同点、あるいはビハインドの場面で同じスイングをできるかが必要になる。この日の5打点は大きい。だが、次に見たいのは“勝敗が揺れている打席”での決定打だ。Statcast上はまだ“大谷基準”には戻り切っていない打球指標を見ると、今季の大谷は平均打球速度93.0マイル、バレル率16.5%、ハードヒット率47.3%、xSLG.483、xwOBA.377。MLB平均よりは明確に上だが、2025年の平均打球速度94.9マイル、バレル率23.5%、ハードヒット率58.7%と比べると、まだ最高出力には届いていない。課題は、相変わらず4シーム対応だ。Baseball Savantでは、今季の大谷は4シームに対して打率.170、長打率.255、Run Valueマイナス4。一方、シンカーには打率.391、長打率.826と強い。つまり、動く速球やツーシーム系には結果が出ているが、純粋なフォーシームを長打に変える部分がまだ戻り切っていない。この日の三塁打と二塁打はどちらも価値がある。ただ、今後の復調判断で本当に重要なのは、相手が勝負球として投げてくる4シームを、センターから逆方向、または右中間へ強く打ち返せるかどうかだ。打球方向は良化。ただし、引っ張り過多はまだ残る今季の大谷はPull率53.6%で、MLB平均37.4%を大きく上回っている。一方、ラインドライブ率は16.4%で、MLB平均24.6%を下回る。つまり、強く引っ張る傾向がまだ残っており、理想的なライナーが少ない。その文脈では、この日の右方向への三塁打と二塁打は非常に良い。引っ張り一辺倒ではなく、右方向へ強い打球を飛ばせた。前回の左翼二塁打、5月13日の逆方向本塁打に続き、打球の出口が少しずつ広がっている。これが継続すれば、相手バッテリーは外角や動く球だけで逃げにくくなる。現在時点の分析日本時間5月17日の大谷翔平は、打撃面で大きな前進を見せた。4打数2安打5打点、2四球、1盗塁。8回の三塁打、9回の3点二塁打で、長打と打点を一気に積み上げた。前回の7号、前日の二塁打、そして今回の三塁打・二塁打で、長打の火は確実に戻り始めている。ただし、今後のポイントは明確だ。第一に、4シームを長打に変えること。第二に、右方向への強い打球を継続し、引っ張り過多を修正すること。第三に、点差が開いた展開だけでなく、接戦の終盤や同点・ビハインドの得点機で決定打を打つことだ。この日の5打点は大きい。ただ、ドジャースが本当に必要としているのは、12-2を15-2にする大谷だけではない。1-1を3-1にする大谷、0-1を2-1に変える大谷、9回の同点機で相手ベンチを沈黙させる大谷である。5月17日は“復調の証拠”にはなった。次は、“勝敗を決める接戦の一打”が必要だ。###-------------------------------------------------------------■ NOTE-------------------------------------------------------------