【日ごとの糧】（ローズンゲンによる）
2024年9月7日
5その夜、主はギブオンでソロモンの夢枕に立ち、
「何事でも願うがよい。あなたに与えよう」と言われた
・・・
9どうか、あなたの民を正しく裁き、善と悪を判断することができるように、
この僕に聞き分ける心をお与えください。
そうでなければ、この数多いあなたの民を裁くことが、誰にできましょう。」
（列王記上3章5,9節）
8更に、悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、
世のすべての国々とその繁栄ぶりを見せて、
・・・
10すると、イエスは言われた。
「退け、サタン。『あなたの神である主を拝み、
ただ主に仕えよ』
（マタイによる福音書4章8．10節）
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ソロモンの場合、王になり、権力と地位を手に入れた状況の中で
「神様に何を求めるか」が試されています。ソロモンは
「どうか、あなたの民を正しく裁き、善と悪を判断することができるように、
この僕に聞き分ける心をお与えください。」と求めました。
ソロモンは自分の能力や役割、そして自分の限界を理解していました。
だからこそ「知恵」「判断力」を発揮する「聞き分ける心」を神様に求めました。
それが王として大切な資質だと思っていたからです。
イエス様は悪魔からの誘惑を受け、悪魔を拝むように誘惑されたとき
「退け、サタン、あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ」と
応えました。
人の上に立つ役職についたり、重い責任を担う仕事を任されたとき
私達は何を願い、何を考えるでしょう。
「長」がつく役割に着いたときにはその下で働く人達が
働きやすくすることこそ「長」の仕事と心得るようにと
よく言われますが、実際はパワハラなどの横暴な言動が
横行しているようです。
聞き分けるための知恵、忍耐、そして繁栄や富を神とせず、
救い主である神への礼拝の心、神のもとに生かされ
役割を託されているという意識、「神を神として畏れ、礼拝する心」
私達の日常的な仕事場や生活のなかで自覚できると良いですね。
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歌は「主よ、この心に」
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