【日ごとの糧】(ローズンゲンによる)
2024年9月5日
お救いください、あなたの民を。
祝福してください、あなたの嗣業の民を。
とこしえに彼らを導き養ってください。
(詩篇28篇9節)
また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、
打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。
(マタイによる福音書9章36節)
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私達は神様への懇願や嘆願が「自分の祝福と癒し」に終始している
ことはないでしょうか。それが間違っているわけではありません。
しかし、イエス様が教えてくださった「主の祈り」もそうなのですが
「わたしたちの」という共同的な祈りになっています。今朝の聖句も
「あなたの民」とか「群衆」という言葉でわかるように、自分自身のための
祈りではなく他者のため、自分も含めた「集団」「仲間」「家族」「共同体」
のための祈りになっています。
「私達」という言葉は比較的安易に使われていますが、どの範囲の「わたしたち」
なのか、時々考えてみるのも良いことかもしれません。
「自分と教会の仲間たち」「自分と身内や友人」「社会全体」などいろいろな
「わたしたち」が存在します。
心を込めて祈ろうと思ったら「わたし」「わたしたち」「こういう状況の人たち」など
意識を向けて祈れると良いですね。
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歌は「主に愛されて生きる」
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