【日ごとの糧】(ローズンゲンによる)
2024年5月16日
家畜のためには牧草を茂らせ
地から糧を引き出そうと働く人間のために
さまざまな草木を生えさせられる。
(詩篇104篇13節)
12人々が満腹したとき、イエスは弟子たちに、
「少しも無駄にならないように、残ったパンの屑を集めなさい」と言われた。
13集めると、人々が五つの大麦パンを食べて、なお残ったパンの屑で、
十二の籠がいっぱいになった。
(ヨハネによる福音書6章12−13節)
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カトリックにおけるミサのときにパンとぶどう酒を
指して「これは、あなたからいただいたもの、大地の恵み、労働の実り、
わたしたちのいのちの糧となるものです。」という言葉が用いられます。
神様が私達を生かそうとさまざまなものを大地から生み出させ
労働の実りとして素晴らしい作物を収穫させてくださっていることを
私達は忘れてはならないと思います。心からの感謝をもって
食事できたら良いですね。
日本語の食前の挨拶は「いただきます」で、何かしらの「いのちをいただきます」という
意味を含んでいると言われていますが、収穫も食事も実に大きな恵みだと思います。
世界には今日の食事にも事欠いている人たちが少なくありません。
それを考えること大事ですし、同時に、私達に備えられたものを無駄にしない
意識もとても重要だと思います。
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歌は「心の目をひらいて」
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youtubeでの日ごとの糧はこちらです。
https://youtu.be/SbsjX3zAPj8