滋賀県高島市大津市
お菓子のおうちサロン
「PetitFour」北野麻紀子です。
今月は、満席のご予約をいただいていましたデコケーキレッスン
先日レッスンにお越しくださったHさまは、娘さんのお誕生日ケーキを作りにいらしてくださいました。
もう成人されている娘さまですので、シンプルなデコレーションケーキの製作をと、ご希望くださっていました。
いろいろとデコレーションしない分、フルーツたっぷりでお作りくださいました
普段から、おうちでマメにケーキ作りをされているHさま。
いつもは7号のケーキを作られているそうです
当教室でもご希望があれば7号まではお作りいただけますが、今回はあえて5号でご希望くださったHさまです。
7号は直径21㎝。
5号は直径15㎝です。
いつも7号を見慣れておられると、5号は小さく感じられたかと思います。
そして、普段のHさまのご自宅で作られているスポンジケーキとレッスンでのスポンジケーキには大きな違いが・・・
それはそもそもの作り方にありました
スポンジケーキの作り方。
一般に共立て法と別立て法があります。
お菓子作りをよくされる方でしたらご存知かと思いますが、
「共立て」は、全卵を泡立てて作るのに対し、
「別立て」は、卵黄と卵白に分けて泡立てて、後から合わせる方法。
当教室では、きめが細かくしっとりと口どけの良い「共立て」を、失敗なくご自宅でも作れるようになることを目標にレッスンをさせていただいています。
ただ、「共立て」の方が、スポンジケーキを作るにあたっては「別立て」よりも少し難易度が高め。
せっかくスポンジケーキを焼いたのに、固くなって高さが出なかった・・・
といった結果に困られた・・・という方がおられるのも、この「共立て」で作られた場合に多いように思います。
それに比べて、失敗の少ないのが「別立て」。
「共立て」に比べると、生地の中の気泡が壊れにくく、生地の混ぜ方に慣れておられない方にもふんわりと高さのあるケーキを作りやすいです。
でも、少しキメの粗さがあり、食感も「共立て」よりも若干固めといった印象でしょうか。
でも、失敗が少ないしちゃんと美味しく作れますので、初心者さんや「失敗したくない~!」という方には「別立て」は良い味方です。
そんな、普段は「別立て」派のHさまですが、レッスンでは「共立て」でのスポンジケーキの作り方を今回実践していただきました。
もともと、お上手に「別立て」で焼いてくださっているので、「共立て」のポイントもよく理解してくださったように思います。
出来上がったキメの細かなふわふわ具合をとても喜んでくださって、「これで家でも「共立て」のスポンジケーキが焼けます」と、おっしゃってくださっていました
フルーツたっぷりでおっいしそ~っ
デコレーションでは、これまたナッペが難しく感じられますが、きちんと順をおってキレイに仕上げるやり方をレクチャー。
生クリームのサンドの仕方にもとても感心されて、自己流との違いにとても驚いておられました
パレットナイフの持ち方、動かし方、サンドの仕方、高さの揃え方、下塗りの手順、生クリームの取り方、エッジの出し方etc・・・
Hさまに限らず、どの方も同じなんですが、ナッペのレッスンは初めてのことがいっぱいで、きっと一度にはモノには出来ないと思います。
なかなかすぐには上手くできない。
それがナッペ。
私も現役時代、特に駆け出しパティシエールの頃は、イヤという程ナッペの練習しました。
そして繰り返し作っていくことで、覚えていけます
ですので、機会があるたびに、あきらめずにどんどん挑戦していっていただきたいです。
回をこなすごとにきっと上達されていくと思います。
でも、一度のレッスンでは忘れることも。
そんな時は、いつでもまたお教えさせていただきますのでね
一緒に進んで行きましょう
お越しいただきありがとうございました
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