「もぅ・・・隠すのやめて・・・。」
「・・・なにを?」
「・・・メール。」
「・・・メール?」
「まだ、連絡取ってるの?」
「・・・・・・・・。」
「・・・何のことだか・・・・わからなぃの?
それとも・・・・ゆきちゃんに・・・・気を遣って、
言わないだけなの?
・・・・・前に。
電話のときに、ゆきちゃんがいる前で、出ないで・・・って言ったから?」
そぅ言った後、また、涙があふれてきたけれど、
すぐに、ぬぐった![]()
めそめそしてたら、だーりんが、ホントのことを言えなくなる。
ちゃんと、話し合わなくちゃ・・・
でも、だーりんは黙ったままで・・・![]()
まだ、何のことだかわかっていないのか、
それとも、わかっているのに、何も言わないのか・・・
よく、わからなかった![]()
「まだ・・・・何のことを言っているのか、わからない?
・・・・奥さんと。
連絡取ってるんでしょう?」
「・・・・![]()

連絡を、取りたくて取ってるわけじゃない。
それに、隠したくて隠してたわけじゃない。
前に、電話がかかってきたときに、
わざわざ言わないでほしいって言ったから、
この件に関しては・・・・
前のかみさんとのことに関しては、
ゆきちゃんに、報告しないほうがいぃと思って、
言わなかったんだ。
俺の中ではね、ちゃんと連絡取るときとか全部、
ゆきちゃんに話したほうがいいと思ったんだよ?
こそこそ隠れて、連絡取ることじゃないしね、
変に隠してて、やましいことがあるんじゃないか・・・って、
疑われたくなかったから。
でも、聞きたくないって言ったから。
だから、この件に関しては、
ゆきちゃんには言わないほうがいぃんだなって思って、
言わなかったんだ。
もぅ一度言う。
やましいことはない。
この間の電話で、前のマンションの鍵を返してなかったから、
何かあったらイヤだから、返してくれって言われたから、
この間、手紙を書いて、カギを返した。
その手紙には、ゆきちゃんと結婚したこととか、
今度、赤ちゃんが生まれることを報告した。
・・・・まだ、あの電話のときは言ってなかったから。
で、この間の誕生日のときに、
メールで、カギが届いたってことと、
誕生日おめでとうってことと、
あと、子供が出来てよかったねって言うメールが来たから、
その返事で、
ありがとう。ってことと、
飼ってる犬と、仲良く、元気に暮らしてくださいってことを、
返事した。」
「これからも・・・・・。
これからも、連絡取るの?」
「連絡、取りたくて取ってるわけじゃない。」
「でも、連絡が来たら、何かしら連絡は取るんでしょ?」
「必要であればね。」
「じゃあ、ゆきちゃんはその度に我慢しなくちゃいけないの?」
「我慢ってなに・・・・?
じゃあ、連絡が来ても、返事しなければいいの?」
「・・・・・。」
「別に怒ってるわけじゃないよ。
ゆきちゃんに我慢させないためには、
俺は、連絡は絶対に取らないって約束すればいいってことなの?
・・・・そぅ、約束してほしいっていうなら、
約束するよ?
ゆきちゃんが、そうしてほしいって言うならね?」
「・・・・・。」
わからなくなった。
なんていえばいいのか。
どぅしたらいいのか。
わからなくなった。
頭が、まっしろだった。