旅館に着いて、散歩して、
ご飯の前に、
カギをだーりんに渡して、ふたりで同時にお風呂に入った。
予想通り、
だーりんは30分もしないうちに部屋に戻って、
私は約1時間。
ゆっくりお風呂に入って、
部屋に戻ると・・・
「あれ・・・旅館の人が2回くらい来て、
奥様戻られたらすぐに夕飯の準備しますね。
って言ってたよ。」
「・・・私は奥さんじゃないんですけど。
まだ誰とも結婚もしてないし。」
「知らないよ。俺何も言ってないよ。」
ホントかよって思ってたら、
ホントだった。
ご飯の用意をしてくれた仲居さんは、
ずっと私の事を「奥さん」って呼んできた。
「奥様、ご主人お家でもお酒飲まれるんですか?」
「・・・さぁ。」
だーりん爆笑。
「奥様、こちらにお茶置いておきますね。」
「・・・」
「ほれ、呼ばれてるよ。」
「え?あぁ、はい。ありがとうございます。」
奥様なんて、
もちろん呼ばれたのは初めてで、
ドキドキした。
どんな顔をしたらいいのかわからなくて、
挙動不振になっていたと思う。
だーりんは楽しそうに笑ってたけど。
・・・夫婦に見えたとかじゃなくて、
男女のカップルは、
大体みんなご主人と奥様なんだよ。
・・・きっとね。
でも、気分良かった。