今日は埼玉から、以前僕が顔の脂肪吸引を担当したお客様が来てくださいました。
最初にお会いしたのは、僕が湘南美容クリニック松戸院の院長をしていた頃です。
僕の顔の脂肪吸引の症例を見て、指名してくださいました。
当時19歳。


小野聡真の10代顔の脂肪吸引症例写真


カウンセリングでは、かなり大きな変化を希望されていました。
顔をもっと細くしたい。
もっと変わりたい。
その希望を叶えるために、脂肪吸引だけではなくバッカルファット除去まで一度に行うという選択肢もありました。
でも僕は、最初から全部はやりませんでした。
まずは顔の脂肪吸引だけ。
その変化を実際に見てから、それでもさらに細くしたいと思うのか、ここで十分だと思うのかを決めましょう、とお話ししました。
理由の一つは、19歳という年齢です。
19歳のときの理想や価値観が、20代、30代になってもずっと同じとは限りません。
もちろん、1年待ったからといって価値観が変わるとは限りません。
今回僕が大切にしたかったのは「1年待って考えが変わるかを見る」ということではありませんでした。
まず脂肪吸引によって変わった自分の顔を実際に見てもらう。
その顔で生活してみる。
その上で、
「もう十分変わった。ここでやめよう」
と思うのか、
「この状態を見ても、やっぱりもう少し細くしたい」
と思うのか。
それなら、本人自身が以前より具体的に判断できます。
美容医療、特に脂肪を取る手術は、あとから簡単に元へ戻せるものではありません。
だから僕は、目的地がまだはっきりしていないときほど、一気に大きく変えるのではなく、段階的に変えることを大切にしています。
一回目から脂肪吸引とバッカルファット除去を全部やって、
「脂肪吸引だけで十分だったかもしれない」
となっても、取り除いたバッカルファットをそのまま元へ戻すことはできません。
逆に、まず脂肪吸引をして、それでももっと変えたいのであれば、次の選択肢を考えることはできます。
そして約1年。
今回、再び僕のところへ来てくださいました。
脂肪吸引後の自分の顔を十分に見た上で、それでも「さらに細くしたい」という希望がありました。
そこで今回は、改めて相談した上でバッカルファット除去を行いました。
あわせて目頭切開も追加で行っています。
リピートしていただけることは、もちろん嬉しいです。
以前の手術を任せてくださった方が、次の手術も僕を選んでくださる。
美容外科医としてありがたいことです。
でも、リピートしてもらうために最初の手術を分けたわけではありません。
むしろ、一回目の脂肪吸引で満足して「もう手術しなくていい」と思ってもらえたなら、それも一つの正解だったと思います。
必要だと思えば提案する。
まだ決めきれないなら、一度待つ。
特に若いお客様で大きな変化を希望されている場合には、一度にできることを全部やるのではなく、まず一段階変えて、その自分を見てから次を決める。
僕はその選択肢も大切だと思っています。
一気に変えてから「違った」とならないために。
「どこまで変えられるか」だけではなく、
「今、どこまで変えるべきか」
そこまで一緒に考えるのが美容外科医の仕事だと思っています。

ちなみにダウンタイムは以下の通り


小野聡真の顔の脂肪吸引、ダウンタイム経過


Instagram
https://www.instagram.com/sbc_ono_bodymaker/
執筆・監修
小野聡真
湘南美容クリニック 新宿本院
SBC公認 脂肪吸引エキスパートドクター
ベイザー認定医
患者として脂肪吸引で失敗され、修正手術まで経験した美容外科医。その経験を原点に、安全性、デザイン、傷跡、ダウンタイム、長期経過まで考えた脂肪吸引を追求しています。