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2017年の4月、あーちゃんは脳ドックに行き初めて長谷川式スケールテストを受けた。
その時の点数は30点満点中22点。
脳神経外科で脳ドック② (今と絵が全然違う〜!)
22点というのは
「認知症・MCIの可能性がある。生活習慣を見直しましょう」
と判断される状態。
つまり、まだ認知症であるとは断定されていないということ。
脳の萎縮も年齢相応と言われた。
だけどその時あーちゃんは、
同じ話を壊れたレコードのようにずっと話し続けたり、ウン百万ものお金を自分で貸金庫から持ち出したことも覚えていないなど、明らかな認知症状が出ていた。
そして、娘たちが知らないうちに、既に他の病院で認知症の薬を処方されていた。(本人はそれに気づいていなかった…というか、忘れてしまったのだろう)
そして
2018年の10月に認知症の専門病院で長谷川式スケールテストを受けた時には、あーちゃんの点数は前回の半分、11点になっていた。
やや高度認知症の方の平均点が10.7点だという。
歳なりの萎縮だったはずの脳も、海馬に強い萎縮が見られた。脳に大きな空洞が出来ていた。
たった1年半で。
あれから更に2年半が経った。
今、あーちゃんがまた長谷川式スケールテストを受けたら一体何点になるのだろう。
明らかに認知症が進行して出来なくなったことが増えたあーちゃんだけど、それでも、
やや筋力の低下はあるものの動作にはさほど問題もなく自身で立って歩き、理解力は落ちたといっても会話も出来、まだ子供やその配偶者、孫、誰1人として忘れてもいない。
それでも長谷川式スケールテストを受けたらきっと、11点よりも低い、高度認知症と診断される点数しか出せないだろう。
長谷川式スケールテストって…記憶力が必要だもんね。アルツハイマー型認知症の人には良い点数は出せないだろうなー。
それに、記憶力はさほど落ちない種類の認知症もあるので長谷川式スケールテストだけでは認知症の程度は一概には量れないよなーと思う。
そして、大きな空洞のある脳を持つあーちゃんがそれでも周りの人の事を忘れないのは何故なのか…忘れてしまう人と忘れない人の違いは一体何なのか。
認知症って分からないことだらけだよね。
これ、長谷川式スケールテストが詳しく載っていて参考になりました!
↓
分からないことばかりだけど、
あーちゃんに関しては…
もうここまで来たのなら、
自分が認知症だと気づかないまま、自尊心を傷つけられることのないまま安穏と暮らして人生の幕を閉じれたらいいなと思っている。
いや、あーちゃんまだまだ元気なんだけどさ!笑
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