…まあ、通院と言っても本人抜きなんだけど…。
前回、老人ホームの入居者さんに怪我をさせてしまったとか、介護への抵抗が物凄いとか、諸々相談した結果、
あーちゃんは認知症の進行により、感情のコントロールが上手くいかなくなり、スイッチの入りやすい=キレやすい状態になっていたらしい。
その際、
「効果が現れるまでには時間がかかるかもしれませんが、この薬は調整が難しいので本当に少しだけ処方します」
と言われたが、
あーちゃんにはこの薬がピタリとハマったようであれよあれよという間に穏やかなホンワカあーちゃんに変身を遂げた。
今回の診察の時に報告すると、
タイミングも良かったらしい。
スイッチが入りやすい状態になったまま放置していると、スイッチがなかなか切り替わらなくなってしまって、不穏な状態から戻りにくくなる人が多いんだって。
と、言われた。
今は面会もままならないので、なかなかあーちゃんの状態を把握するのが難しい。
そんな中、ショックな出来事ではあったけれども、人様に怪我をさせたというトラブルが起きたから、
あーちゃんの未だかつてないキレやすい状態を早めに把握できたことは、ある意味ラッキーだったのかもしれないね。
それにしても、やはり専門医ならではの細かいお薬の調整にはいつも助けられている。
同じ認知症の専門医の先生でも、ここまで細やかに症状の変化に合わせて薬を微調整して下さる先生は少ないんじゃないかな…。
たんたんからあーちゃんを引き離し、老人ホーム入居させるきっかけを作ってくださったのも、認知症の先生だったしね。
先生に出会えたタイミングも良かったよな〜と心から思う。
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