問題は白髪ではない | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

カレーを食べた後はなーにゃんの家へ。

通院の曜日はホームの入浴日だったので、代わりになーにゃんの家でお風呂に入ってもらった。

お風呂を出た後にドライヤーで髪を乾かすのを手伝っていたらあーちゃんが言った。



確かに最近、あーちゃんの白髪はずいぶん減った気がする。
だけどそれは、良い変化ではなくて…
白髪が抜けちゃったからなのだ。
問題は、白髪は少なくても…地肌が見えるほどのかなりスカスカの薄毛なのだ。
こんなよ⁉︎
これ、たまたまあーちゃんの真上に照明があって髪がスカスカなのが丸わかりになっちゃっているんだけどさ。

薄毛のことを本人はどこまで分かって白髪のことを聞いているのかは分からない。
「白髪は少ししかない」
という言葉のみを受け止めて満足そうに見えるあーちゃん。
あーちゃんの目には地肌が見え隠れする薄毛の自分は映っていないのだろうか。
白髪も少しだけど、髪の毛自体が少しなのよ〜‼︎


あまりにもあーちゃんが薄毛なので色々調べたら、薄毛の原因のひとつとして
「栄養不足」
があった。
おそらく、あーちゃんの認知症に気付く前から、あーちゃんはきちんとした食事を作れなくなっていて菓子パンと果物ばかりを食べていて栄養がかなり偏っていたのではないかな。
それで、糖尿病も悪くなってインスリン注射にもなったのではないかな。

そう考えると、ここまであーちゃんが薄毛になる前にもう少しなんとか出来たのかなあとも思う。
でも、認知症と分かってからもごはんをちゃんと作れなくなっていることに気づいたのはだいぶ経ってからだし、やっぱりなんとも出来なかったよなー。


若さにこだわるあーちゃんの見た目を年齢以上に老けて見せてしまう薄毛。
ホームで栄養バランスのとれた食事を摂り続ければやがて…なんて、上手いこといかないよなー!
だってもう抜けちゃったんだもんなー!

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