と騒ぐあーちゃん。
何本か見繕って花束にして、更に店内で花瓶を探した。
あまり行き慣れないお店なので花瓶を見つけるのに少し手こずった。
しかし、何とか花瓶を見つけてお会計のためにレジに並んだ。
レジはかなり混んでいて長い列が出来ていた。
しかし、ふと顔を曇らせると…
何故だか花瓶を見つけたことだけ忘れちゃったんだね…あーちゃん、何種類かあった中から自分で好きなのを選んだのに。
お花のことは覚えているのに花瓶を見つけた部分だけ忘れちゃうことも、手に花瓶を持っているのに花瓶がないことになっちゃうことも、本当に不思議。
でも、
「自分で花瓶持っているでしょ!」って言ったら、
そりゃそうだ。記憶がすっぽりないんだもんね。
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