分からないのかもしれない | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

あーちゃんにカイロを用意した記事を書いた時、何人かの方から低温やけどを懸念するメッセージをいただいた。

ちょうど同じ頃に、他の方のブログでお父様が酷い低温やけどになった記事も読んだので、
やはりカイロはやめておいた方が良いのか悩んだのだけど…。

結論から言うと、あーちゃんはカイロを使いこなせない。


相変わらず布団の中に入れる大きなカイロは覚えられない。
もうこれは、毎回行くたびに布団にインして帰るしかないと諦めている。

そして、小さなカイロは使っている時もあるのだけど… 
「使い捨て」と言うことが分からないのか、冷たくなってしまってもずっと持ち続ける。

と言っても

と言って抵抗を見せたりもする。


そしてなーにゃんが一度、
古い冷たくなったカイロを捨てて新しいカイロを袋から出してあーちゃんに渡した時、
それを受け取ったあーちゃんは
と言ったのだ。
袋から出した直後でまだまったく温かくなっていないカイロだったのに。

「使い捨て」が分からない以前に、
「温かいか温かくないか」も分からないのかもしれない。


温度の感覚が分からない状態で、高温になったカイロをずっと身体にくっつけていたらそりゃあ低温やけどにもなるかもしれないよね。
そう思うと、あーちゃんはせっかく買ったカイロを使いこなせてはいないけど、ある意味それでちょうどいいのかな。

冷たくなったカイロでも、持ち歩いていれば本人は満足そうで「温かい」と思っているんだもんね。



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