やっぱり4時間が限界 | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

糖尿病の病院の後、あーちゃんの誕生会としてパンの食べ放題を食べに行き、
その後に区役所に行った。

たんたんに
「ご自分でどうぞ」
と言われた敬老パス。
振込用紙は自宅に届いているが、たんたんが代わりに振り込んでくれるわけでも振込用紙を渡そうかと言ってくれるわけでもないらしいので、区役所に直接行って振込用紙を再発行してもらったのだ。

手続きはすぐに終わったのだが、区役所に行く電車の中くらいからあーちゃんの顔つきがぼんやりしてきた。
区役所で手続きをしている時も、明らかに何も考えずにただ言われた通りに動くのみ。


区役所の後で、あーちゃんがいつも身につけている万歩計が壊れたというので 
見てみると電池切れだった。
そこで区役所のすぐ近くのお店で電池を買うことにしたが、あーちゃんはもう
「万歩計が動かない=電池が切れた=電池を買う」
ということすら理解できない様子。
お店で万歩計の電池を選んでいる時に、色々な種類の電池の前で
と、また万歩計を取り出す始末。
説明したら返事だけはしたけど多分理解はできていない。
意思を感じられない顔つきのままぼんやりと黙ってしまった。

病院→ランチ→区役所でちょうど4時間くらい。
やはりあーちゃんが普通に行動できるタイムリミットは4時間だ。

それから急いでホームに送り届けたけど、あーちゃんが勝手に約束してしまった今度のお友達との集まりは本当に大丈夫なのだろうかととても心配だ。

本人は認知症の自覚もなくキチンとしているつもりなのだ。
本人だけが認識できないままお友達に「あの人認知症なのね!」と思われてしまうのは絶対にあーちゃんの本意ではなく、娘としてはやはり胸が痛むよ…。



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