そんな時だけ | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

今日から白玉ちゃんが部活の合宿に行った。
家族の中で一番食にうるさく、でも1番反応がある白玉ちゃんがいないとごはん作る気がしないわあ。
ワフワフ、メラニンのうちのダメンズはごはん食べるかどうかも分からないからなあ。やる気でないわあ。



さて、気をとりなおしてあーちゃんブログ復活。

7月26日
病院の帰りにお茶をしていたお店のクーラーが効き過ぎていてあーちゃんが寒がるので、
帰りのバスの時間を待たずにお店を出た。

時間を潰すためにそのまま近くの100均へ。
あーちゃんがシャープペン(あーちゃん曰く、鉛筆みたいなやつ)を買いたいと言うのでレジに並んだ。
あーちゃんの前には若い女の人が1人並んでいたのだが、買い物カゴに入れないで台に直接商品を置いていた。
すると、あーちゃんがサッと前の人の物の前にシャープペンを置いた。
ワフウフがびっくりして、
と言うとあーちゃんは
シャープペンを取って、
と、謝った。
前の方も、いえいえ、と笑顔。
カゴに入ってなかったから、前の人の買い物だって分からなかったのかなあ…?とワフウフは考えた。

しかし。
待っている間に同じことを後2回やった。
(もちろんその度に注意した)

しかも、レジの人が前の前の人の会計を終わり、
前の人に向き直り、
「お待たせしました」
と言って前の人の商品に手を伸ばそうとした瞬間、あーちゃんはレジの人の手と前の人の商品の間にサッとシャープペンを割り込ませた…というより、投げ入れたのだ。
えええ…?
「あーちゃん!順番でしょ!」
と言って、ワフウフがシャープペンを回収して前の人に謝ったが、
何度もこんなことばかりやられて、流石に前の人もけげんな顔をしていた。



あーちゃんはトイレの順番や電車を待つ順番もちゃんと守れない。
そして、そういう順番の割り込みをする時だけ、やたらと動きが素早いものだから、余計に年寄りっぽく見えなくて、ただの図々しい人に見える。

この、順番を守れないというのは周りへの気遣いが出来ないとか、周りの状況が分からないゆえの、認知症の症状のひとつなのだろうか?
それとも、単に加齢による図々しさ?

若く見られたいとオシャレする気持ちは大事だけど、もういっそお年寄り感を出すためにウィッグをつけないで欲しいと思ったりもする。
お年寄りなら大目に見てもらえることも、今のあーちゃんの見た目では厳しいもん。




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