季節に合った服装 | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

あーちゃんは一見、とても身綺麗にしているように見える。

だけど、たぶん身内である娘にしか分からない程度だろうけれど、やっぱりちょっと変になってきている。



2017年の夏は、会うたびに同じブラウスを着ていることが本当に多かった。
しかも、長袖で生地が少し厚めのブラウス。
ただ、病院に行く時以外もそのブラウスを着ていたのかは分からない。現に偶然に外でバッタリ会った時は違うブラウスを着ていたし。

バッグも、おしゃれなバッグをたくさん持っているのに、去年はひとつしか使っていない。



1月11日も、とても寒い日だったのに薄ーいコートと薄ーいセーターを着て、「寒い寒い」と言っていたらしい。
「もっと暖かいコートを着ればいいのに」
と言うと、
「見つからないのよー」
と言ったそうだ。
(夏に家探しに行った時にはカーテンレールに掛けっぱなしになってたのになあ)



物をよく無くすことから考えても、なんとなくだが、探している物が目の前に有ってもそれが「探している物」だと認識出来なくて見つけられないのではないかと感じる。
よく、バッグの中でも物探しをしている時に、手元にある物に全然気付かないで「ない!」と騒ぐし…。




夏の厚手のブラウスも、
冬の薄いコートも、
もっと涼しいものや暖かいものを探していて、見つけられないから着ているのだろうか?



寒さ暑さを感じるだけまだマシなのか…とも思えるが、そういえば2017年の7月末に、まだ夜寝る時に足が冷えるから「あんか」を使っていると言っていたな…。
体感温度も狂ってきているのだろうか?
こうやってだんだんと季節に合った洋服を選べなくなっていくのだろうか…。

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