あーちゃんがこの日はたんたんが不在だというので、今度こそなくなった通帳や証書を探すために改めてあーちゃんの家に行った。
何年振りかの実家。
これもおいおい書くと思うが、たんたんと絶縁状態じゃなくてもあまり実家には足が向かないワフウフたち。
良い思い出はない。変わらぬ門構えの実家を見るだけで気が重くなる。
たんたんは不在だったけど、いつ帰宅するか分からないのでさっさと通帳を探そうとあーちゃんの部屋へ。
ドアを開けて言葉を失う。
いつもきちんと整頓されていたあーちゃんの部屋が酷く雑然としている。
もう7月も終わりだというのに、カーテンレールに冬物のコートを掛けっぱなし。それも、ひとつのハンガーに何枚ものコートがぐちゃぐちゃに重ねてかけてある。
クローゼットは開けっ放しで山のように洋服が積み重ねてある。
ベッドの枕元には薬の袋。でも飲みかけだったり、丸々飲んでない分包の袋も散らばってる。
鏡台にもあちこちの棚にも、新聞の切り抜きや広告、請求書、病院の薬の明細書やレシートが置きっぱなしだったり引き出しにぐちゃぐちゃに突っ込んである。
明らかに使用済みのティッシュやマスクまであちこちから出てくる。
押入れからも天袋からもベッドの下の収納からも物凄い数の5箱組のボックスティッシュがこれでもかってくらい出てくる。
なんか、
ああ、あーちゃんはやっぱり認知症なんだなと改めて思った。
なんとなく要るものと要らなそうなもの(ずいぶん前の広告とか)を分けて整理しながら、大事な物をしまいそうな場所を探す。
あちこちから現金の入った封筒が出てくる。
黙々と部屋で動き回る娘たちを見ていたあーちゃん。
ワフウフたちがどうして家に来たのか、あーちゃん忘れちゃったよ!!
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