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昨夜も、マカオ国際音楽祭に参加。
世界遺産モンテの砦で行われた、演奏会に行って来ました。
砦に立てられた特設会場は大きく、演奏会の開始時刻には
椅子に座りきれないたくさんの人が、ステージの周りで音楽を楽しんでいました。

美しくライトアップされた砦もさることながら、会場から見られるグランドリスボアの夜景もまた豪華です。
写真左手に輝いているのが、グランドリスボアです。
この建物のライトアップに、毎晩50万円の費用が掛けられているそうです。
さすが、マカオのカジノ王のホテル。

イタリアのオムニアートアンサンブルは、9人編成のオーケストラです。
2バイオリン、ヴィオラとチェロ、ベースなどの弦楽器と管楽器、ピアノやパーカッションが
美しい音色を奏でます。

その後マカオ出身アーティスト、ソーラーが彼らの演奏をバックに歌います。
なんとも贅沢な生バンドですね。

ソーラーは、マカオで生まれたイタリアとミャンマーのハーフの双子デュオです。
幼い頃からアジアとヨーロッパを行き来して、7ヶ国語が堪能。
ライブ中のMCでも、広東語、イタリア語、ポルトガル語、英語を巧みに使い分けて話していたのが印象的です。
さすがマカオ出身アーティスト、多くのファンが来場していました。

ソーラーはマカオのおみやげで有名なクッキー屋さん、咀香園のイメージキャラクターを務めています。
歌のお兄さん的な広告に???どんな人???だったのですが…

初めて歌を聞いて納得。
アラフォーの魅力たっぷりの、色男ツインズでした。

歌もイタリア語、北京語、広東語、英語で多彩に歌い上げていて、国際都市マカオを代表する歌手だなあと実感。
使う言葉によって、歌の印象も変わるのが面白いですね。

ソーラーと同じ男子高を出た生徒の多くが、彼らの影響を受けていると言います。
現在、マカオで音楽、映像問わずアートに携わっている男性の95%が、ソーラーの影響を受けているという噂ですよ。
マカオ市民の憧れの的なんですね。

広東語、北京語、英語のトリリンガルが当たり前のここマカオで、
みんなが憧れる本物のアイドルは7ヶ国語も話せてしまうのですね。
元気をもらい、満たされた気持ちで帰路に着きました。

さて、今夜はポルトガルのバンド!
楽しみ!
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