roonとは音楽データ管理と再生を行うアプリケーションソフトで Apple の iTunes と同種のモノ。iTunes が無料なのに対し roon は有料なところが大きな違い。今回はこの roon を Mac mini Late2009 に入れて動かしてみた。
さて、その roon を動かす推奨マシンスペックは以下の通り。
- Intel Core i3, Ivy Bridge+
- 4GB RAM
- SSD boot drive
- 1440 x 900 Resolution
片や Mac mini Late2009 のスペックは
- Intel Core 2 Duo Penryn
- 8GB RAM
- SSD boot drive
- 1280 x 1024 Resolution (TV 接続時。最大は1600x1200)
CPU の世代としては Penryn から Ivy Bridge の間には Sandy Bridge, Westmere, Nehalem と3つのマイクロアーキテクチャーが存在する。要は4世代前の CPU。プロセスルールで見ても 22nm と 45nm なので2世代前となる。その他はほぼクリアしてる。
そしてプラットフォームの推奨は、
- OS X 10.8+ (10.12 recommended)
と10.12 押し。と、いうことで 10.12.6 (macOS Sierra) 入りの Mac mini Late2009 は用意できているので先ずは全部入りの roon を入れてみたところ、取り敢えず何事も無く動作開始。音楽データは NAS と Mac mini 内蔵 SSD にあり、どちらも自動的に認識し再生の用意をしてくれる。あとはどこから音を出すかの Zone を設定するだけで音は出た。
Mac mini Late2009 で roon のコントロール機能を使ってアルバムアートワークを弄りながら再生を行うと CPU パワー不足から音が途切れがちになる。CPU 負荷を減らすべく、NAS へのアクセスは止め、内蔵 SSD へのアクセスだけにすると少しはましになる。その他、使わない Spotligt と通知機能を切った。Spotlight はシステム環境設定の中の Spotlight で検索結果のチェックボックスを全て外し、ターミナルから以下のコマンドを実行するとメニューバーから邪魔な表示が消える。
sudo chmod 600 /System/Library/CoreServices/Search.bundle/Contents/MacOS/Search
このコマンドを実行する直前に SIP を無効にしておかないといけないのはお約束。元に戻したい場合は、600 を 755 にする。
通知センターは以下のコマンドで無効化されるもメニューバーにアイコンは残ってしまう。元に戻す場合はオプションの unload を load にする。
launchctl unload -w /System/Library/LaunchAgents/com.apple.notificationcenterui.plist
更に roon ならではの分散運用にしてみる。roon は以下の機能から成り立っている。
- core
- control
- output
Mac mini Late2009 は、音楽データ管理に相当する core として動作させる。control 機能はは再生の選択、指示を行うもので別のマシンあるいは携帯端末を用い、output は roon redady 機器に任せる。Late2009 の CPU 負荷が減った分 output のリアルタイム・アップサンプリングを行っても問題はなさそう。
control の iOS 版 Roon Remote は、Late2009 と同年代の端末 ( iPhone3GS等 ) はサポートされず、iPhone5s、iPad mini 2 以降の機器じゃないとインストールを拒否されるが、これは致し方ない。
