夏休みの合宿は、中学1年の嫌な思い出だらけの中で、唯一の暖かい思い出だ。

守のことは気になったが、僕は部活に集中した。
1年の僕らは、体力作りや素振りとかばっかりだったけど、あさ美が一緒の毎日は、ツラくもなんともなかった。

先輩や顧問の先生にも、僕は可愛がってもらってた。

クラスや学年が違っても、こんなに楽しく話すことができるんだ!とゆう発見の場だった。

しかしそれは、日々の学校生活がどれだけ異常な事態になっているかを際立たせることになった。

夏休みが終わってまたあのクラスで過ごすのか…

なんだかウンザリした。

明日で合宿が終わる。

花火大会にあさ美を誘わなきゃ…




守に何を言ってたのかわからないが守まで僕に対する態度が冷たい



 そう 島田は守を仲間にしようと企んでいたのだ 僕を一人にさせるために



 守と話しをしようと思い携帯に電話をかけた なにやら騒がしい



 島田の声が聞こえてきた  島田と一緒なのか? 守は何も言ってくれない



 すると島田が電話にでた 夏休み終わったら覚えとけよ 必ず・・・



 電話がきれた。 必ずなんなんだ? すごい気になるが明日から部活の合宿



 早目に寝なくちゃ!!!  あさ美の事を考えながらいつの間にか寝てた。









夏休みを前にして、みんなの目がキラキラし始めたころ、僕は島田たち(チームイッセイ)から完全に無視されていた。

島田はあさ美の彼氏面していたが、あさ美からは何度か怒りのメールが届いた。

「全部、真琴のせいだよ!なんとかしてよ!あのギャツビー!」

内心僕は安心していた。
もっと島田のことが嫌いになればいい。

夏休みには、部活の合宿もあるし、合宿最終日の花火は一緒に見ようと誘うつもりだった。


クラスで島田たちに無視されていても、僕には他に友達ができていた。

井上守だ。

いわゆる のび太キャラの守は頭がいいので、今回の期末テストでも、アドバイスしてくれた。

かわりに僕は守に面白いマンガをアドバイスした。

そんな風に、クラスの中では中くらいのポジションで、日々過ごしていた。

これからも、そんな日々が続くと思っていた。

いや、そんな難しいことなんか何にも考えてなかった。

だけど、終業式の帰り僕の心に黒い影がかかった。

島田と守が玄関でコソコソ話をしていたのだ。

なんだか、嫌な予感がした。