月読-つくよみ-とは
死者が今際の際に残した思いが形となって残された月導(つきしるべ)を
聴き取る・・・そんな霊力を持った人のことだそうです。
死者の思いが残されるのは、現世の人の目にも見える形であったり
また気のようなものであったり・・・
と、その姿はいろいろ・・・だそうで・・・
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普通の家庭に生まれたものの祖母が残した月導を読んでしまったために
月読朔夜心学を宿父とすることを余儀なくされ、朔夜一心と名を替えた少年。
香坂祥平から香坂茂市の月導を読んで欲しいとの依頼があり
20年前の8月3日、三ツ矢ホテルに宿泊した心学と一心。
その日を境に消息が途絶えてしまった心学の足取りを追って一心は記憶を辿ります。
従妹を殺された刑事河井寿充との出会いからこの物語は核心へ・・・
香坂家の周りで次々に事件が起こっていきます。
香坂茂市の死後、残された瑪瑙のペンダントの縞模様が常に変化し続けるようになり
この月導に残された父の真意を知りたがった祥平は・・・
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昔から月は神秘的なものとして人々は崇めてきました。
月にウサギが住んでいるという謂われを生んだ今昔物語や、
良くご存知の竹取物語など、月にまつわるお話もたくさんあります。
月の呼び方も多々あって
今のように灯りのない時代、人々の月に対する思いが伝わってきます。
アポロが月面着陸を成し遂げてから約40年。
月が身近に感じられるようになっても
未だ直、人々にとって神秘的な存在であることは間違いないと思う私でした。
作品の感想とは、かなりかけ離れてしまいましたが・・・悪しからず
