色々な世界の様々な断片をつないで
私は遠くを見る
どこにもないような気がするのに
それでも小さく頷いて
新聞紙にくるんだままの白い花を見つめる
明かりもつけない薄暗い部屋に
白い花はとても綺麗で力強い
白い花はいつかのグラスになり
グラスの中にあった麦茶も
りんごの香りのした部屋も、
今はもうない
それらはいつも私の頭の中にある見たくないものと静かに
混ざり合ってしまって、胸をキンとたたく
不可解でイメージできない自由と呼ばれるものをいつもメモした、
映画でもドラマでも
メモは増え続ける、流れていく、流れて海を渡って、メモはどんどん書き込まれる、
紙が真っ黒になっても、それは永遠に終わらない
メモ紙はまた胸をキンとさせるんだろう
私はひとつだけが正解だと思う、いまでも
間違っていると言われても知らない
エマル