父が他界して1週間。
あまりにも突然のことで、まだちょっと実感が乏しい………
父の容態が急変したと会社についたとたんに連絡があり、慌てて会社から引き返して病院に駆けつけた。
管に繋がれた父を前にお医者さんが何かを説明していたけど、正直よくわからなかった。
だって会社を出るときにはもう間に合わないと思うって看護師さん言っていたから。
もう、動かないのでしょってわかっていたから。
覚えているのは私が到着するまで繋いでいてくれた管がはずされた瞬間、機械がピーーーという音に変わったこと。
ドラマで見たことあるなぁと微かに冷静に感じた自分がいたけれど、そのあと覚えているのは、とっさに掴んだ父の手がまだ暖かかったこと。
あんなにいつも寒がって冷たかったのに、暖かかった。
管、いつまでも苦しかったよね。
早く着けなくてごめんね。
外は風の強い日だったけれど、病室は陽射しが暖かくって二人でぽかぽかと日向ぼっこをしているみたいにしてお迎えを待っていた。
今にも目を覚ましそうなほど、静かに寝ているようなだけに見えていた。
二時間くらいそうしていたのかな。
長かったのかあっという間だったのか、時間の感覚がよくわからない。
お迎えの車にのせていただいて、安置場所につれていただき、ようやく妹に会わせてあげることができた。
たった一週間。
もう、一週間。
時々無性に寂しくなる。
管がはずされた時の電子音を思い出して。
あの静かでぽかぽかな父といた病室を思い出して。
暖かかった手を思い出して。
この寂しさはどこまでいったらなくなるのだろう。。。
こうして吐き出したら楽になるのかな。