ジムニーのラジエターを交換しました。
元々使っていたラジエターはコアが風圧で飛ぶほどボロボロでした。
手で触ると簡単に折れます。
今回はJB23のラジエター交換に伴い、
水回りホースを同時に交換します。
購入品は、
①ラジエター本体
②ラジエターホース、ヒーターホースセット
③ホースバンド
④冷却水
合計税込17,750円でした。
PayPayで2,500円程ついたので、実質15,000円くらいです。
①ラジエター本体
社外品です。
ネットで送料込9,020円
こんな感じで入ってました。
②ラジエターホースキット
送料込5,960円
ラジエターホースとヒーターホース。
社外品だと少しホースが分厚いです。
外径3.5センチ
外径2.2センチ
③ホースバンド
社外のラジエターホースが若干太く、純正品が取り付かないため変更します。
ジョイフルホンダで計8つ購入です。
USAクランプHS-8N 11-25 ×4つ
USAクランプHS-20N 19-44 ×4つ
税込1,252円
ホース売場に並んでいました。
④冷却水
交換後の補充は4リッターですが、最後サブタンクに入れる分も考えると5リッターあった方がいいかと思います。アマゾンで購入。1,518円。
ー作業開始ー
1.ラジエター下部にあるドレンコックを緩めて冷却水を抜きます。
下側からの写真です。赤マルを緩めるだけです。
抜けるまで待ちます。
2.電動ファンを外します。
10ミリボルト4つで外れます。
下側からの写真です。赤マルのボルトを緩めます。
ファンは上に引っ張れば外れるので、緩めるだけで大丈夫です。
上側はこれです。
ボルトを緩めたらファンのコネクターを抜き、
簡単に外れます。換気扇みたい。
3.エアコン配管のネジを外します。
僕のジムニーはボディリフトした際に高さが変わってしまったのでタイラップ止めしてます。本来はボルトです。
4.ホースバンドを緩めてホースを抜きます。
ペンチで挟んでずらします。
ホースも固着してると外しにくいです。
アッパーホース、ロアホース共に外します。
5.ラジエター本体のボルトを外します。
(上側2本のみ)
ここも10ミリです。
下側は写真のように、
バンドに刺さっているだけです。
赤マルの部分。差し込み式です。
上部はかなり傷んでます。
手で触るとポロポロします。
下部は河川敷の影響で泥が詰まっています。
コア自体が劣化しているので、高圧ガン吹いたらコアごと吹っ飛ぶと思います。
7.再利用パーツを移植します。
①上部のボルトのネジ受け左右2つ
新品へ取り付けます。
②赤マルのネジと、青マルのラジエターホースバンドも新品の方へつけます。
赤マルはラジエターの下部を締め込むボルトです。
新品に①と②を取り付けました。
赤マルと青マルが移植したものです。
赤四角はゴムバンドを再利用します。
(外した際、車両側にバンドが残ったのでここでは取り付けません。)
8.ラジエターホースを新品ラジエターへ取り付けます。
ホースバンドも取り付けて固定しました。
9.ヒーターホースを変えます。
上下で2本あります。
ラジエターホース同様にバンドをずらして引っ張って抜きます。
長さが若干違います。
2インチボディリフトのせいでヒーターホースがパツパツでしたが、これで少し余裕が出ました。
社外品シリコンホースは若干太い
2本とも交換しました。
10.あとは同様に戻していきます。
①ラジエター本体取り付け
②ラジエターホースをエンジン側へ差し込みバンド固定
③電動ファン取り付け
④電動ファンのコネクター取り付け
ラジエター交換自体、手を入れる隙間があるので比較的楽にできます。ホースが固着して抜けなかったり、新品ホースの取り付けが固いのがは難点です。
11.クーラントを入れます。
①入れる際にサブタンク側のホースは固定しておきます。
赤マルがサブタンクに繋がるホース先端部分です。
ボルトを刺しておきました。
②キャップを外し、クーラントを注入します
入れる際、ペットボトルを差し込んでビニテ固定しようと考えていましたが、
クーラントチャージャーをYさんにお借りしました。ありがとうございます。
こちらを取り付けて、
ACオフ、ヒーターMAX、暖房で待ちます。
クーラントを入れてからアッパーホース、ロアホース共に手で揉むとエアが抜けます。何度も揉みました。
冷却水の温度が上がり、電動ファンが2回まわれば終了です。電動ファンを回してサーモスタッドを開かせるためです。
最後にサブタンクにもクーラントを補充してホースも元に戻して終了です。
コアの劣化もそうですが、アッパータンクの亀裂による冷却水漏れや、ホースの亀裂なども懸念していたので、まるっと解消できてよかったです。