この日の午後、
職場近くの大きな病院の耳鼻科へ。

こちらの先生は
テキパキした感じの先生でした。


最初、
麻痺側はどちらですか?
と聞かれたので、先生でもパッと見では分からないレベルになっているようです。

口を動かした瞬間
分かったみたいだけど…^^;



そして今までの症状や治療方法などについて
問診を受けました。

その中で、


先生「耳の周囲などに湿疹のようなものが出たりしてましたか?」

と聞かれたので
「耳の中にカサブタがありました。」
と答えると、

先生が一瞬止まり、
耳の中を確認されました。

今はすっかり治ったけど、
前はグジュグジュな状態だったと説明。



その後、

先生「顔の動き見ますね」

といって
40点法(柳原法)による評価をしてくれました。

このテストは40点満点で

20点以上を軽症
10〜18点を中等症
8点以下を重症

とするらしいです。



私の結果は、

先生「8点です。」



…まぁそうですよね。。



8点ていうのは、

9項目中の
「軽い閉眼」
平静時の対称性」

の得点だろうなぁ。




続けて鼓膜の検査と
聴力検査を受けました。


聴力検査はよくやるやつだけど、
鼓膜の検査は初めてでした。

ピーピーという音が
だんだん大きくなって聞こえてきます。

最後の方は
鼓膜がビリビリなるくらいの音です。

聴覚過敏なうの私には
けっこうキツイ…(>_<)

それを左右交互に何回かやりました。




そのあと先生のお話。





先生「おそらくハント症候群でしょう。」



ハントは後遺症が残りやすい。



それに
1ヶ月半でスコアが8点は重症。。


でも、
鼓膜の検査結果は悪くないらしい…!
聴力も問題なし。


顔面神経は
大きな音から内耳を守るために
鼓膜を緊張させる機能もあるとのこと。

アブミ骨筋神経のことだな!
(予習済み)


そして結果をみると
鼓膜がけっこう踏ん張ってるから
思ったよりも神経は生きているかもしれない
とのこと。




先生「麻痺が軽くても、神経のダメージが大きければ後遺症が残ることがあります。でも逆に言うと、どんなに麻痺がひどくて顔が曲がっていても、神経が生きてたらきちんと元に戻ります。」



説得力のある言葉に
かなり励まされました(;_;)


そして、

先生「この鼓膜の検査よりももっと詳しい検査がありますが、受けてみますか?誘発筋電図といって、神経がどのくらい生きているかを調べる検査です。」




そう!!
それがやりたかったの!!!



早速、
明日に筋電図の予約を入れてもらいました。


ひと通り先生の話が終わったあと、未だに自分がハント症候群だと受け入れられない私はひとつ質問しました。

私「絶対にハント症候群で間違いないんですか?」


先生「本当は発症直後と、症状が落ち着いた頃に血液検査をして結果を比較して診断しますが、耳の中がグジュグジュの状態だったならまずハント症候群で間違いないでしょう。」



私「耳の中のカサブタはずいぶん前からなんですけど、、(本当に関係あるんですか?)」


先生「帯状疱疹は長い期間出ます(即答)」



そうですか、、

ジーザス。


まぁベル麻痺だろうが、1ヶ月半で8点ならどっちにしろ重症で後遺症は残りやすいみたいなので気にするのは無意味なことなのだろう。。



ちなみに、

発症してから一度も血液検査をしてないならしておいた方がいいかも。

とのことなので
血液検査をして帰りました。



自分でも重症な気はしていましたが、
先生からはっきり言われると
やっぱりショックは大きかったです。



でも!
希望はまだ残っていたので
前向きな気持ちで明日の検査に臨めそう!





ーーーーーお薬メモーーーーー

メチコバール(ビタミン剤)  1500μg/日

アデホスコーワ(血流改善薬)  60mg/日

点眼液

眼軟膏

 

ーーーーー顔の動きメモーーーーー

◆目

軽い閉眼はできている(ようだ)

大きく開けたり、強くつむったりできない

 

◆眉毛

ピクリとも動かない

 

◆鼻

ピクリとも動かない

 

◆口

口元動かない

(イーとかウーとかすると健常側に引きつる)

唇に少し力が入る

強く刺激すると勝手に筋肉が動く

 

◆耳

 

◆その他

パッと見では分からないレベルの左右非対称

こめかみにズキズキした痛み

耳の後ろの少し下に痛み




macaroni1034のmy Pick