日ましに寒さがつのる今日この頃、皆様 いかがお過ごしでしょうか?
寒さが厳しくなり冬を感じると、僕はこの小物の出番が楽しみになるのです・・・
スエード素材のスカーフ
スエードとは鞣(なめ)した革の内側をサンドペーパーや回転砥等で加工し起毛状にした素材です。スエード、スェード、スウェードいろんな呼び方がありますが、ここではスエードの表記で統一させてもらいます。
ちなみに、このスエードという呼び方はこの技法を考案した北欧の国 スウェーデン の名から由来されていたりします。
素材の中に空気を含む為非常に暖かく、秋冬の製品等に良く使用されます。
また、その柔らかな風合いも特徴です。
こちらのスカーフは一枚革でなく何枚かのパーツを縫い合わせて造られています。
これはデザイン的な事はもちろんですが、同時に革を効率的無駄なく裁断出来るという利点もあります。
スカーフの真ん中には写真のようにパンチング加工が施されそれが良いアクセントになってます。
また、このくたっとした質感もたまりません。
使い方としてはこのように首に巻くのが一般的ですよね。
巻き方によってはカジュアルにもフォーマルよりにもなります。
僕はもう少しコンパクトにまとめ、スーツに合わせて結婚式の二次会にも出たりもしましたよ。
素材が茶色のスェードの為、プレーンな黒の革のジャケットやブルゾンなんかと合わせたりしても革同士ですが重くなりすぎず違和感なくまとまります。
また、僕は夏はこんな風に 以前記事にさせてもらったトートバッグ
に着けていました。
バッグもスカーフも茶色の革なのですが、そのこちらのバッグは非常に厚くてガッシリした革の為、こんな風にお互いの質感を引き立てる事ができます。
革はその素材、色、厚さ、加工方法などなどによって無限の使い方が可能なんです。