久しぶりのテーマ 石 です。
非常に神秘的な紫の稀少石
スギライト(sugilite)
この石、名前が変わってますよね。スギライト。
石の名前の最後に付けられる“イト”=“ite”は石という意味の接尾語です。
アイオライト、モルダバイト、セレスタイト。
他にはアンモナイトなんかの化石やその他、隕石系の石にも付けられています。。どこの言葉なんでしょう?
つまり、これは正にスギの石。
そうです。“杉”という日本人の名前を冠した石なんです。
よく、書籍等には杉健一氏によって発見、申請、命名とされたりしていますが実際はこの石を鉱物として申請した鉱物学者、村上允英氏がその恩師である杉氏のに因みこの名前に登録したらしいです。
因みにこの石は1942~1943年に調査・採取された後、1977年に認定されたという近年になってやっと発見された非常に新しい石です。
パワーストーンの業界ではこれらの経緯から、長く眠っている力&感性を呼び起こすなんて意味を持たせている所もあります。うまい事考えますね。
また、これは世界3大パワーストーン、及び世界3大ヒーリングストーンにもあげられている石です。
世界3大なんとかストーンの説明はコチラからどうぞコチラ
紫の石は神秘的な意味を持つとされているのですが、こちらの石はそういうジャンルでも最強にあげられるらしいです。最強のヒーリングパワー&浄化能力らしいんですスゲー
紫と言えばアメシスト(紫水晶/あえてアメ“シ”ストと書きます。こだわりです。笑)が有名ですが
それとはまた違い、どこかに和っぽい、そして神的な色をしているのがこの石です。
紫なのですが、透明ではないですしキラキラもしないのでそんな所も男性でも身につけやすい石だと思います。
僕の物は少し赤みを帯びているのですが、良質とされる物は黒みがかったような紫、僕の感覚ですと湿った茄子のような色をしていて、非常に高価なものとされています。
この石もその他の稀少石と同様、近年物凄い勢いで高騰しています。良質な物は中々みかけなくなってしまいました。
因みに、この“スギ”という発音。海外の人は中々できないらしく、海外市場では “スジライト” と呼ばれているそうです。笑
確かに眺めていると神秘的な中にもどこか吸い込まれそうな懐かしさを感じる色合いでもあります。
日本人に限らず、自分の生まれた場所の石を持つと人は落ち着くような気がします。
遺伝子レベルで意識の中にインプットされた感覚、そういうのが同調するのではないでしょうか?
翡翠なんかでも、僕は圧倒的に国産の色、質に惹かれてしまうんですよね。。 (僕の溺愛してる翡翠勾玉です。
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あ、因みに僕の実家の方は日本でも有数の鉱物産出地域でして・・数年前にそこの田口鉱山へトコトコと発掘にいったりしました。笑
そこでは運が良いと、バラ輝石(ロードナイト)やパイロクスマンガン鉱、パイロファン石、吉村石なんかが採れますよ。
中々、行く方はいないでしょうが・・・良かったら是非どうぞ。笑