


3年分の発電量のグラフです。(上から2012,2013,2014年の順)
発電=日照時間と考えて見てみると、
2013年が一番日照時間が長いということです。
つまり「天気が良かった」ということです。
この数値は単純に発電した量です、消費した自家消費分は反映されていません。
(発電量-自家消費分=売電(余剰電力)なので若干減ります)
売電価格10年間は単価が高いので(余剰電力買取制度)発電量の差=売電価格差につながります。
太陽光発電は
性能以外にもモジュールの設置場所や向き・角度も発電量に大きく関わっているはずですが、それは改装や引っ越しなどしなければ条件はずっと変わりませんから発電量の差の理由にはなりません。
問題は「天候」です。
天候によってこうも発電量に差がでると「なんだかなぁ~」と思います。
セールスマンのシュミレーションは正直あてになりません、過去の天候だけでシュミレーションされても信憑性はありません。
実際ここまで年によって差が出ました、シュミレーションは参考程度でとどめておくべきでしょう。
ちなみに雪が積もると完全に発電はストップします。
でも雨や曇りの日はほんの微量ですが発電しているのを確認できています。
まぁ以前は
電力会社から電気を買ってるだけでしたから、買電=光熱費でしたが、
設置後は
買電=光熱費
売電=設備ローン代
ただし、買電は自家発電で賄えない部分を買うことになるので請求額は若干減りました。(当たり前ですが)
問題は「売電」です。
売電単価が10年間保証されている現在は単価が高いので(買電の約1.6倍)すべての月においてローン代を払ってもプラスですが、
10年を過ぎますと、売電単価はどうなるのかわかりません。
(買い取ってくれるのかも明確にされてませんし)
我が家はローンを10年以上組んだので、10年過ぎるとローン代全額は到底賄えません。
発電効率も少しずつ悪くなると聞いていますので、発電量も少しずつ下がります。
そして変換器が10年前後の寿命と言われています、修理か買い替えを余儀なくされます。
※別途工事費または修理費が必要。
つまり、将来は本当にプラスでいけるの?ってこと。
(収入と支出の割合が逆転する?)
元はいつかとれます。
でも不安要素が多いのです!
買取制度は今後先行き不透明ですし、元が取れても将来出費は定期的に発生する「消耗品」であり、発電の元になる日照量は不安定で今後のことは誰にもわからないのです。
太陽光発電にご興味のある方はローンまでして設置するメリットがあるのかよく考えてから検討してくださいね。
※余剰買取制度の内容は毎年見直されますので、最新の情報で検討してください。