今日は学校公開日ということで、下の息子(中3)の中学校に行ってきました。
偶然にも息子のクラスは科目が英語になっていたので、いつもならスルーなんですが、今の英語の授業の実態が知りたくて廊下の隅から覗いておりました。
先生は女性でした、流暢に話しますし、テンポよく覇気があります。
基本的には日本語で説明していますが、ちょいちょい英語で話しかけてました。
好感が持てたのはテンポが絶妙という点。
生徒の皆さんが実に優秀で、もじもじしないのもテンポを崩さない一つの要因ではありますが、うまくリードしている感じがしました。
生徒さんの声はあまり大きくないんで「え?」「は?」「今なんつった?」って私なら突っ込みそうなところですが、先生は自分から少し近づいて耳を傾けて聞こうとしてくれてますし、待ってくれます。
カードを使って述語や単語を教えたり、
「例えば~」って教科書にない例題を考えて即興で生徒さんに考えさせてみたり、
全員を立たせて教科書を声に出して読ませてみたり。
聞いていても飽きない授業でしたし、恥をかかなくて済みそうだなって思える授業でした。
でも息子は非常に消極的で、授業中ずっとうつむいたままでした。
授業が終わって「いつもこんな感じなの?」って聞いたら「あーそうだよ」ってさらっと言われました。
今年は教科担任が変わったそうなんですが、どの先生に変わっても授業の進め方にあまり変わりがないといいます。
進め方にはあまり問題は見られませんでした。
が、内容は薄っぺらいです、時間が足りませんね。
これは予習・復習ができていないと完全に単元をマスターできないのは当然だと思いました。
苦手意識がついてしまった息子にとっては英語の予習・復習はかなり高いハードルでしょうが、
やらないとどんどん成績が落ちちゃう気がしました。
中学英語とはいえ、やはりやってることは難しいし、普段使わない単語は繰り返し暗記するしかない…。
そういえば、
エイムトークの日本人スタッフの人には中学英語が基本ですし、非常に重要だと言われました。
それと文法をある程度理解していると案外コミュニケーション能力は早く身に付くんですよって言われて、習うより慣れろというもんでもないんだなって思いました。
言われてみれば、こういう場合はどう言えばいいのか?ってよく迷いますし、うまく文章を組み立てられないんですよね、未だに…。
でもボキャブラリー(語彙)はめちゃくちゃ増えましたよ! 無意識に英語ではどういうんだろうって常に頭で考えてますもん!
あとね、声に出すこともとっても大事! だから学校の授業でもドンドン英語で発音させるのはすごくいいことだと思いました。
日本人が英語ができない理由のひとつはこの「声に出して使うシチュエーション」がほぼないことですね。
英語って日常に溢れているんですけど、案外カタカナ発音で済ませちゃって意味なんて知らないでしょ?
見落としがちですが、そういうところもひと手間かけてどう言う意味だろうってその都度自分で調べる習慣や声に出す習慣も身につけると案外英語ができるようになるんじゃないかな?って思ったりします。
いきなり字幕付きの映画見たって英語なんてしゃべれるようにはなりません、スピード○ーニングも多分…。