悪の教典
悪の教典 貴志 祐介

文藝春秋 2011-11
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前記事アップから4時間かぁ~。


今読み終えました。


なぜサイコパスの高校教師「蓮実聖司」が伊藤英明さんなんだろう?って思ったんですが、最後まで読んでようやく納得しました。


小さなほころびを直そうとしたら、さらにほころびが大きくなって、どうにもならなくなったんで、みんな殺しちゃえ!っ的なお話です。


深いかといえば全然深くないです、現実に起きてる事件もこの手の類(たぐい)はあるだろうし…。


読んでいつも思うのは、小説というのは自分のイメージでどうとでも解釈できること。


言葉だけの描写なので、シチュエーションは自分の知識と経験の中からしか想像ができないわけですから。


作家さんが意図するテーマについても、同様のことが言えますね。


読み手の感覚に任せられてる気がします。



この作品で私が一番良かったと思うところはね、


こいつが死刑にならない限り、終焉なしという感じの言葉。


次の機会を狙ってるんですよ、このサイコパス…

(ちなみに本人は一言もそんなことは言ってませんよw)


実は一番この手の終わり方が好きだったりします。


殺人を楽しんでいる快楽は感じてない、あくまでもサイコパスという人格から自分にとって不都合だと判断すると「殺す」だけっていう端的な行動。

とはいえ、やってるあいだに隠れんぼで「み~つけた」的な感覚で喜んでたり、うまく人を騙せたときは喜んでたな。


殺人をもみ消すために、言葉巧みにつじつま合わせをして周りを納得させる前半部分は作家さんがすごいなって思いました。


あと、この蓮実が重大な見逃しをしたために、警察に捕まったんだけどその理由にも驚きました。


またひとつ新しい知識が増えたよw(←私は全然知らなかったので)


映画も同じ理由で捕まるのかなぁ~?


映画の結末って適当に作り替えられちゃうパターンは多いからね。。。


明日のレイトショーにでも見に行こうかな。


一人で。