兄弟2人だけの東京観光から、昨晩帰還した息子たち。


名古屋に帰ったのは21時11分。


もうね、哀れなぐらい疲労困憊(ひろうこんぱい)してました。


でも口は軽快で、いろいろ話してくれました。


概略になりますが、何があったか興味のある方はどうぞ。


金曜日の12時前の新幹線で東京に行きました。


東京に着いてからディズニーシーにいくため、京葉線の乗り場を駅員に聞いたそうですが、


「けいおうせんってどこですか?」


間違いに気づいた時めっちゃ恥ずかしかったんだって。


私の言葉を「けいおうせん」と勘違いしていたよう、自分で調べないからこうなるわけだよね。


舞浜駅に着くと、オフィシャルホテル行きの無料バスが走っているにもかかわらず、バスがいなかったという理由で歩き始めたら、

ホテルが全然見えてこない!

めっちゃ遠くて「ふざけんなって思った」だって。


実際ホテル経由の無料バスのバス停は存在せず、カラーコーンがあるだけだったそうです。

(着いたときにそのカラーコーンがバス停代わりだとわからなかったんだって。)


バスのことぐらい誰かに聞けよ!って話ですよね…。 

ただ、「歩いていけるよ~」と私も言ってしまったのも悪い助言だったけどね。

(地図上では舞浜から近くみえたんでね、つい…。)


ホテルについて、チェックイン前に電話がかかってきて、


「チェックインてどうやるの?」


「さっきメールしたでしょ、自分の名前と受付番号言えばいいんだよ」


メールを名古屋を経ってから送っておきました、チェックインの仕方はすべてそのメールに書かれているんですけど、読んでないっていうか、完全に私を当てにしてるってことですね…。


18時半前にまた電話、


「バスに乗ったら、ランドに着いちゃった、シーはどう行くの?」


あちゃーshokopon


ホテル前にバス停が3つあり、そのうちの1つに乗ったそうですが、シー行きのものは確かにありません。


その代わり、シーまで行けるモノレール乗り場までのバスがでているはずですが、それもわからなかったよう。

またまた「そんぐらいホテルの人に聞いてから乗れよーむかっ」って話ですよ。


ランドからモノレールに乗って、シーまで行ったそうな。


19時半からショーが始まる20時45分ぐらいまでの間に乗り物に乗ったそうです。


アトラクションからアトラクションまでが遠すぎて、3つしか乗れんかったけど、ジェットコースターが乗れたからいいやだって。

(火山のジェットコースターは整備か点検か? 残念でした…。)


ショーは真ん中の湖みたいな場所の水上で行われたそうで、とても楽しかったそうです。


3時間ではお土産まで買う余裕がなかったようで、下の息子にいたっては何も買わずに帰ってきたそうです。


帰りのモノレールでも間違えて、舞浜駅までいってしまい、駅からタクシーで帰ったそうな…。

(ベイサイドステーションでおりなさいって21時過ぎにメールしたのにさー。。。)


翌朝9時過ぎに電話したら「あ~ん?」というねぼけた声がしたので、下の息子に「兄ちゃん起こしてチェックアウトして東京いきなさいよ」と伝えました。


降りる駅を間違えて辱めに会いながらなんとか東京でコインロッカーを見つけ、荷物を預けてお昼は渋谷でマックで済ませたそうです。

(すでに朝昼兼用となっております。)


「だってコイツ(下の息子のことをずっとそう呼んでました)がマックがいいっていうんだもん」


いつもそうなんです、しゃれたお店に入ろうとすると「食べたいものがないからやだ!」って言うんです。


「ワンピース展」がやっていたので、そこに行きたいと言っていたんですが、予約をしていなかったため、入ることができませんでした。

帰ってきてから「予約しときゃよかったなぁ~、行きたかったなぁ~」ってぼやいてました。


予定がオジャンとなり、東京をぶらぶらしたそうです。


渋谷

東京スカイツリー(見に行っただけで帰ってきちゃったらしい)

ダイバシティー(お台場)

秋葉原

新宿


秋葉原の光景にたいそう驚いたそうで、「ダチ(友達)と一緒に行きたかったよぉ~」って言ってました。


旦那が「メイドカフェ行ったか?」って冗談で言ったら、

「こいつと一緒じゃなかったら入ってたかもね。」だって。


上の息子には秋葉原が特に感動したようです、「あそこはヤバイよ」を連呼してました。


一方下の息子は、東京に特に興味がなく、連れまわされた感が強く、惰性でお土産を買い、最後は

「早く帰ろう」を連呼していたそうです。


東京駅に着いたのが19時過ぎです、それまで歩きっぱなしですから、すでに疲れのピークを迎えていたことでしょう。


「今東京着いた、窓口でなんていえば言い?」


「この券で隣同士の席がとれるのぞみに乗りたいって係りの人に言うんだよ」


係りの人にそう伝えたら、「こちらのチケットが時間を過ぎています、自由席ならこの券で乗れますよ」


そう言われて、ホームに最初に来た新幹線に乗り込んじゃったそうです。


こだまに乗ってしまいました…。

(各駅停車です、鈍行です。)


電話でこだまに乗ったと聞いた途端、焦りました、下の息子がもたない…。


旦那に伝えると「すぐ調べろ、次ののぞみの停車時間」


停車時間?乗り換えってこと?


よく調べると、のぞみって新横浜と品川で停まるんですね、それも知らんかった。


すぐに電話、

「二つ目の新横浜で降りなさい、で、次に来るのぞみの1~3号車に乗りなさい、19時49分ののぞみぃー!」


51分に電話、

「乗った?」

「うん、乗った」

「そのままノンストップで名古屋には21時11分に着くから、席は空いてる?」

「空いてない…立ってるよ」

「そか、名古屋まで頑張って」

「わかった」


新幹線の車内で食べる予定だった駅弁がお預け状態で名古屋まで立ちっぱなしとなってしまいました。


急いで名古屋駅まで迎えに行きました。こちらもギリギリでした。

(旦那が困惑している私を心配したのか、迎えをかってでてくれました。 いてよかったです。)


新幹線の改札で待っていると、のぞみの乗客が降りてきました。


流れが途絶えました、でも息子たちが一向に降りてこない…。


電話しても出ない、あれ?? またどうにかなってるのか??


だんなが「きた、きた!」


歩いたら行き止まりになって戻ってきたんだって。

(出口と反対方向歩いてたのか?)


最後まではちゃめちゃでした、みんなで大笑いしちゃいました。


下の息子は半べそ状態でした、「足が棒だぁ~、帰ろうぉ~」


本当にお疲れ様のいきあたりばったりの旅でした。


性格でますね、兄弟の旅はね。