つけっぱなしのTVでも

Web検索のトピックでも



「白血病」



その単語はまだ飛び込んで来る



先日、慢性骨髄性白血病の完治が見込める治療が発見されたとか言うニュースがあった

関係ないのにクリックして、数行のニュースを目で追い、久しぶりに声を上げて泣いた





アナタが逝って1年ちょっと



あの頃の「不可能」が「可能」になった



こんな時は、

なんで!?

どうして!?

今更!?

そんな言葉ばかりが浮かんでならない



今闘病中の人には素晴らしいニュースなのに

素直に喜べない、狭量な自分がいる


そんなわたしは大嫌い


なのに、自分の悔しさが抑えきれない





二年前の今頃は、「早く退院してよね」
「でも寒い時期は風邪ひくといけないから、春までは待ってあげるよ」
なんて言ってた


面会から帰る20時の空は真っ暗で、発病した時と同じように自分の白い息の向こうに広がる空に、ただただ治ってくれることを祈った

どんな神様でも良いから、助けて欲しいと祈った


色んなモノを捨てたつもりだった

だから変わりに助けてくれると思った

一番大切な人だけは、取り上げないでいてくれると思った





そんなの、ただの独り善がりだった





残されるのは寂しいから、だったら残す方が良いな



まだ元気だった頃、未来なんか知らずにそんな風に言ってた



ずっと傍にいると言った癖に



遺されたのはわたし



ウソツキだね





今度誰かを好きになれたら

3日で良いから、わたしより長生きしてくれる人が良い


最期まで手を握ってくれて


最期まで瞳に映って欲しい





わたしがアナタにしたようにね





だけど

好きになった人に、そんなことをさせるのは酷かな

どんなに辛いか知ってるもんね