シチリア名物カンノーリができるまでを
イタリアマスタークラスの様子を交えながら、
お伝えしますね
カンノーリはあの映画「ゴットファーザー」でも重要なシーンに登場し、
人気の出たお菓子
まずは生地作りです
いつもの手打ちパスタの配合とは違いますが、
シチリアのお酒マルサラ酒がたっぷり入った生地を
パスタマシーンで伸ばしていきます🎶
厚めに伸ばした生地を菱形◇にカットしていきます。
この菱形ってのがポイント。
菱形じゃなくてもいいんじゃないですかぁー
正方形でもよくないですかぁー
平行四辺形だっていいいんじゃないんですかぁー
と春に試作をしているときに(あ、試作はいつも半年前くらいに行うんです)、
私自身も思いました。そして今回生徒様にトライしていただいたときも、
やはり別に菱形じゃなくても・・・・といういう意見があったのですが、
実際筒状のものに包むには菱形でないとできないのですよねぇ。
ちょうど筒に包まれた時の写真がなくてわかりづらいのですが・・・
↑こちらの写真は筒ごと揚げて、筒を取り除いた後に
二度あげしている時の写真です
↑奥2本が2度揚げ済み。
手前の2本が1度揚げ済みのもの。
さて
次に中のクリームを作っていきましょう。
通常はリコッタチーズの入ったクリームにしますが、
今回はクレーマ・パスティチェラ(カスタードクリーム)の勉強を取り入れたかったので、
クレーマ・パスティチェラをベースとした、濃厚はピスタチオクリームを作りました
美味しいクレーマ・パスティチェラ作りは、
コツがあちこちに散りばめられておりますが
覚えてしまえば、
こんなに美味しいものが自宅で食べられるんだぁーー
という感動に浸ることができますよぉ
一気にバットに流し込みまして、
急冷いたします。
冷やし固めたものはこのような感じになるのが正解
これにさらにマルサラ酒やピスタチオペーストを加えていきます
中にクリームを詰めて、ピスタチオのダイスを散らし、
粉糖をかけたら出来上がりー
するとぉーーー
このような濃厚なピスタチオカンノーリが出来上がりです
久しぶりに濃厚ドルチェ作りました
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