初めてこどもの前で涙した。
涙したなんていう言葉ではくくることができないくらい、
声をあげて泣いてしまった。
小林麻央さんの死。
これまでどんなに忙しくても授乳中のちょっとの時間を使って
麻央さんのブログだけはチェックしていた。
同じくらいの子どもをもつ母として、
同じ女性として、
同じ病で苦しむ方、そしてその病気を支える家族や友人として、
病気を持つ子どもの母として、
病気を持つ子どもの父として、
そんな色々な立場でこの麻央さんの闘病を見守り、
そして誰しもが奇跡がおきますようにと願っていたに違いない。
初めて母が泣く姿をみたプチマカ1は
「どうしたの?どうしてないているの?」
と声をかけてくる。
「麻央ちゃんがね、、、死んじゃったのよ。。。」
と。
「まおちゃんって、びょうきのぉ、、、がんのひとぉ?」
と、プチマカ1もわかっていた。ブログを読んでいるときや
お風呂にはいっている時麻央さんの話がよくでてきていたからだ。
母が顔をくしゃくしゃして泣いているのをみて、
プチマカ1が自分の体の何倍もある大きな白いシーツを引っぱってきた。
「ママァ〜。。。だいじょうぶぅ。◎◎◎ちゃんがまもってあげるよぉ。」
と、
普段はきかん坊、はっちゃけのプチマカ1が、
やさしい やさしい 甘い声で。
そして、その大きなシーツのさきっちょの部分で
ちょん ちょん と、私の涙を拭いてくれた。
「ありがとう・・・」
いつでも自分の周りのでおこりえることであり、
いつ自分が同じ立場になるかもしれない。
麻央さんのブログを通して
麻央さんの生き様を通して
そして麻央さんを支えるご家族の姿を通して
「どう生きるか」
そして
「どのように天寿を全うするか」
を本当に考えさせられた。
そして同じ女性として同じ日本人として
気丈に生き抜いた素晴らしい方いらしたことに誇りを感じる。
ご冥福をお祈りします。