死産の続きを書きます。
気分が悪くなってしまう方はこのページから離れてくださいね。
電話をかけるとすぐに出てくれました。
私「まだ産んではいないのですが、お腹の中の赤ちゃんが
ダウン症ということがわかりまして。。。
とても不安な事なことが沢山あるので相談に乗って欲しい
のですが、まだ産まれてきていなくて大丈夫でしょうか?」
相談員「あっ。はい。
妊婦さんで相談される方は初めてですが大丈夫ですよ。
是非相談内容を聞かせてください。」
私「実はダウン症と発覚してから、旦那さんには産むのを
反対をされていまして。。
ですが、私は産みたいって気持ちが強いんです。
で、どのように育てているのとか、育てていく上で大変な
ことや、あと大人になってから仕事などどうされているのか、
親が居なくなってもやっていけるのか、金銭的な問題も
気になりまして。。。
沢山すみません。。。」
相談員「いえいえ。大丈夫ですよ。
金銭的なことで言えば、その地域によって支援制度が
異なるんですけど、お住まいはどこですか?」
私「○○県です。」
相談員「ではね、○○県だと△△さんという方が住まわれていて
実際にダウン症のお子さんを育てているので、その方に
相談されるのが一番いいと思います。
電話番号をお伝えしますので、そちらへ電話して
貰えますか?
詳しい質問内容は前もってお伝えしますので。」
電話する指定の時間を教えて貰い、電話をかけました。
私「もしもし。
○○と申しますが、相談窓口から紹介をして頂いて
電話をかけさせてもらいました。」
△△さん「はい。お話しは聞いていますよ。
よろしくお願いしますね。
お電話してくれてありがとうね。
まだ妊婦さんで、旦那さんに反対されているんですね。
とても辛い時にこちらに電話してくれてありがとうね。
お役に立てれたら嬉しいです。」
その言葉だけでもう泣きそうでした
△△さん「私もね、ダウン症の息子がいてね。
今は23歳で、とても優しい子なんだよ。
やっぱり産んですぐにダウン症ってわかった時は凄く
ショックを受けてね。。。
なんでこの子なんだろう。。。
ちゃんと育てていけるのだろうか。
って不安で仕方なかったんですね。
で、段々と大きくなっていくと、他の子ができることが
この子だけ出来ないことが目立ってくるようになって
凄く気になったし、周りの目も気にするようになった。
歩くこともなかなか出来なくてベビーカーばっかりだし、
トイレもなかなか一人で出来ないし、お箸もなかなか
上手く使うことが出来ないし。
沢山、他の子より覚えるのが遅かったかな。
でもね、周りが沢山助けてくれたから成長が遅くても
やっていけたかな。
小学校は区域内のところへ通わせてたんだけど、
お友達がいつも一緒に通学してくれたりしたかな。
ダウン症の子ってとても明るい子が多くてね、息子も
明るくて楽しい子だったから友達沢山いたよ。
だからいじめられる心配とかいらないよ。
勉強はやっぱり他の子についていくのは出来なかった。
それでも頑張って通ってたよ。」
私「やっぱり成長は遅いんですね。
そこも凄く気になっていました。
ちゃんと教えてあげることが出来るのか不安です。」
△△さん「やっぱりね、親や兄弟って近い存在が教えると
甘えが出てね、なかなかしないことってあるのね。
だから、保育園に預けてそこはプロにお願い
するのが一番いいよ。
周りの友達がお箸使って食べてるの見ていると
自分もちゃんとしなきゃって思って頑張って
出来るようにしようってするから。」
私「なるほど。全部自分で教えなきゃって思っていましたが
保育園でお願いするのもいいですね。
でも保育園ってダウン症の子供も預かってくれるのですか?」
△△さん「うん。今は理解がある保育園が増えてきてるから
大丈夫だよ。
あなた住んでる市もたしかあったはずだよ。」
私「あと、小学校とか一人でどこかへ行くっていうのは
やはり難しいんですか?」
△△さん「近場でちゃんと道を教えれば大丈夫だよ。
でも、息子の場合だけど一人で電車に乗るのは
無理かな。趣味でボウリングをしているんだけど
電車に乗らないと行けないから、その時は
ガイドヘルパーさんに付き添いをお願いして
一緒に行ってるよ。」
私「付き添いとかして貰えるんですね。
ガイドヘルパーさんお願いするのもお金が結構かかったり
するんですか?」
△△さん「障害者手帳を使えば1割負担で使用できるよ。
(障害者手帳だったと思います。
間違えていましたら申し訳ございません。。。)
あと、月に使える回数が決まっているけど
息子は回数超えるほど使ってないかな。」
まだまだ長くなるので、続きは死産⑨に書きます。