こないだの怪我したあとのブログを読んでくださった方から、いろいろ有意義なアドバス等いただいたのと、僕がとった回避行動でうまくいったところと、間に合わなかったところがあるので、その時の動画の中から静止画で抜粋したので解説してみす。

 

まず、最大のバカやったのは、いくらアクションカメラのテスト中で、普段より走行速度が半分とはいえ、右のソックスカーブ(後半になってカーブがきつくなるコーナー)手前でバイクの右後ろに付けているアクションカメラが振動でずり落ちていないか目視してしまったという、初歩的な脇見運転!!

しかも不運だったのは、バイクのリヤシート用ステップの付け根のフレームから70cm位、自撮り棒を右(反対斜線側)に伸ばして付けていたため、普段より斜線の左側を常に走っていたってこと。だから斜線の左半分を走っているのだから、余計に右コーナーで脇見なんてすべきじゃないのを油断した(ほんと、アホ)

 

で、前を向いたときにはもう斜線の縁石にタイヤが擦り始めたところまで左に寄ってしまっていて、この時点で一番安全な逃げ方は思いっきり体重を右に移して縁石をストッパー替わりに使って右へ回避・または転倒。これならインサイドに倒れるだけなので、マシンも(右肩鎖骨骨折さえしていなければ)僕自身も最小限の怪我で済んでた。

このとおり、縁石とミッションに左足挟まれて左足は既に抜けないくらいバンクしてる。そして眼の前には立木!

 

ここからRのきついS字のように思いっきり右にハングオンしたら、ギリギリバイクは立木の右手前で右に倒れてたと思う。んだけど・・・主治医から「今鎖骨に埋めてある固定用プレートのネジ、あまり強くないから、また右に転ぶとそのボルドが折れる可能性が高い。そうすると結構厄介なことになるから気つけるように」という一言がアタマに浮かんだ。

 

しかも、買ったばかりでテスト走行していたアクションカメラもよりによって右についてるから、右に倒れたらカメラもお釈迦になる可能性大・・・

 

一瞬すごく迷ったせいで、もう右へ倒し込むという逃げ方は間に合わないというのが次の瞬間わかった。となると、次に予測される最悪の自体はバイクごと自分が正面から立木に激突するということ。

 

実はバイク事故の死因で一番多いのはもちろんアタマ(ヘルメットちゃんとかぶってないスクーター系の人とかいるから実際はもうちょっと少ない筈なんだけどね)、2番めが胸なんですよ。そりゃそうだよね、バイクで正面からぶつかるとバイクが急激に速度ゼロになって、途端に自分がバイクの前方に投げ出される。その時まっさきにぶつかるのはアタマと胸。

 

それだけは避けないと死ぬかもしれない・・・と思って、バイクはとりあえず諦めて自分だけでも立木の左側へ飛び込むように飛んで、正面衝突をせず地面に放り出されるのがセカンドベストって思ったわけ。

 

 

この時点でバイクは立木にぶつかった直後。自分は立木の左側にすでにアタマは避けているけど、バイクに跨ってるし左足は縁石とギヤボックスに挟まれているからまだ抜けてない。右足はバイクから降りるように足上げてうしろへずらしてるのがわかる。

 

 

だけと30キロ程度まで速度はオチていたとはいえ、体操選手でも無い限り、自分の上半身よりあとからバイクから飛んでる下半身を瞬間的にエビ反って、立木にぶつかる前に右足を真後ろまで伸ばすなんて筋力はない・・・
それで樹阪神は立木の左側に逃げてるけど、遅れてきた右足は太ももあたりが立木に真正面から激突してる。

 

 

その一瞬後には、自分のカラダは立木の左前に飛んでるけど遅れた足は太ももあたりが立木にぶつかってるので、うまく滑って木から跳ね返るのではなく、逆に膝を支点にして外側に90度くらい折れ曲がってしまって、多分、これで膝の正面十字靭帯・内側側面靭帯・半月板の剥離・断裂になって、太もも全体も立木にこすりつけるようにぶつかって全体が腫れ上がるほどの打撲と肉離れを起こしたのでしょう。

 

 

上半身もギリギリで、立木に太ももの上部がぶつかって倒れているけど、ヘルメットのバイザーが立木をかすってギリギリで避けていたので、付け根が割れて飛んでます(赤く囲ってあるとこにとんでいるのがヘルメットのバイザー)。後日回収したのをみたら、付け根のバイザー取付部品から割れてました。

バイクは右手前に一部見えてるけど立木にぶつかったあとそのまま左に倒れて道路上を10m弱すべって中央斜線あたりまで行ってました。

 

 

で、僕も動きが止まって足も少し内側に曲がった状態で倒れ込んでますが、このときはとにかく10~15秒くらい動けませんでした。「速くバイクを路上からどかさなくちゃ」と我に帰って立ち上がった途端に、右膝が膝カックンされたみたいに崩れ落ちてその場に倒れこんでしまい、這うようにして縁石に腰掛けるような姿勢になって、なんとか立てないか試行錯誤していました。

 

結局、立ち上がってもすぐ崩れおちてしまう。今思えば、左足はまだ使えたから左足だけで立てば立てたんだとおもうけど、あのときは全身のどこを傷めたのか判断がしきれなくて、結局縁石に座っていたら、米軍人がクルマで通りがかって「Are you OK? Need some help?」と声をかけてくれて、「今、この木にぶつかって転倒した。バイクを道路脇にどかせたいんだけど、足を怪我したみたいで立てないんだ」と行ったら、バイクや飛び散った部品を路肩に集めてくれ、救急車と警察にも電話してくれました。ほんとに「Thank you man, I really appreciated」などと会話しながら、僕はバイク屋に電話。事故現場の位置を説明してトラックで引取にきてもらうよう依頼。

数分もせず救急車が来て、僕は搬送されたんだけど、警察はその時点でまだ来て無くて、ほんとに人が殺されないと警察ってのんびりしてるよな・・・と思った次第。
そして救急病院の緊急処置室ICUにまず運ばれて、左肩の鎖骨骨折、右膝の靭帯断裂がメインの怪我だけど、土日はMRIが使えないそうで、膝に関しては月曜日に改めて救急外来にきて靭帯のMRI撮影をすることに。

そうこうしてる間に僕のスマホに警察署から着信があったので、応急処置が終わってからそれに気づいてコールバックしたら、警察の方で、誰がかけたかわからないから、調べて折り返す、と言ってきたので、一旦電話を切ったが、それ以後、警察から連絡はなかった。超いい加減だ。

 

で、MRIの撮影をしたんだけど、とにかく腫れがひどくて、剥がれた筋肉の間に水がたまってきれいに結像しない。でこの病院には肩の専門医はいるんだけど膝の専門医がいないということで、まず入院して肩の手術をしてから、後日紹介状を書いてもらって南部(高速つかって30分くらい)の病院に。

そしたらさすが膝の専門医。結像していないMRI画像みただけで、状態を把握してテキパキと処理してくれました。ただ、処理は速いけど、膝・靭帯は治るのは遅いし、ちゃんとリハビリしないと元の可動域まで戻らない。スポーツ選手でも最低半年から1年単位治すものだと諭されて、さっさと治してバイクにのりたい自分には厳しいお預けをくらった感じとなりました。

 

今は、膝の装具もつかわず、思ったよりも速く靭帯もくっつき始めているそうで、多少いたくても可動域を広げるリハビリをなるべく多くやるようにってことで、2週間まえからジムにも復帰。1回めこそ800mくらいしか泳げなかったけど、今は50分連続で泳いで1.2キロくらい(すげー遅い・・・となりのレーンで水中ウォークしてるおばあさんに抜かれる(T_T)

入院中の病院食で脂肪ばかり5kgも太ったのを速く戻したいんだけど、そこまで負荷かける運動メニューがかぎられてるわ、負荷も軽くしないと無理できないわで、退院依頼人生2度めの70kg超えが現在の悩み事。