アメリカン・アイドル

最近になって毎週観ている、「アメリカン・アイドル」と「ザ・ボイス」
どちらもアメリカの歌手オーディション番組。
そのレベルがすごくって、もう、たまりません・・・

「アメリカン・アイドル」はその名の通り、若い子が全米中のオーディションを勝ち上がり、その後も毎週バトルを勝ち抜いていく。で、その過程で様々な課題やアドバイスがあって、初期の頃から伸びる子は「化ける」といってもよいほど、うまくなる。

人が成長する姿って、観ていて勇気づけられるし感動するけど、それが全米レベルという激戦区で、しかも半年近い長丁場。毎週熾烈なバトルを生き残っていかなければならない中、毎週、そこまで共に勝ち上がってきた仲間の誰かが必ずふるい落とされていく。

審査員やアドバイザー陣も豪華で、ランディ・ジャクソン、ジェニファー・ロペス、スティーブン・タイラー!等々

番組が始まって11年目の今シーズン。最終的に優勝したのがこの「フィリップ・フィリップス」君。21歳です。
彼の特徴は、単に歌唱力があるというより、名曲ですら自分流に呑み込んでしまう、その芸術的な個性。

この名曲「迷信」もすごくかっこいい!
いろんなアレンジで聴いてきたけど、これが一番カッコよく感じたなぁ。



優勝したフィリップだけでなく、上位の数名は誰が勝ってもおかしくないレベル・・・
初めのうちは初々しさや、未熟なところがちらほら見えていたのに、ベスト8位からのステージでは、もう芸能歴10年以上でしょ!?っていうくらいのステージング!

例えばこちらは・・・・・



左のベテランはミュージカル出身のグラミーウィナーのジェニファー・ホリディなので、貫禄・パワー・表現力の何れも超絶ですが・・・
デュエットしている小柄な黒いドレスの子は16歳!
準優勝者のジェシカ・サンチェスです。16歳でこの歌唱力ってすごすぎるよね!

「ザ・ボイス」は「若者に限らず」「広く優れた歌手を発掘して磨いていく」大人バージョン。
こちらも、応募者がみなすごい強者で、観ていて圧倒されてしまう。
久しぶりにハマリました。