腰椎椎間関節症

中学高校とバスケットを続けて、そのころから膝は関節症だった。ゴルフは10歳から始めて、大学、社会人と変わってもぼちぼち続けてた。そんな経緯のせいか、30前くらいから、ずっと腰痛もちとなる・・・他にも、20歳ころから始めたモータースポーツも、腰にはあまり良くなかったのかもしれない・・・

40半ばを越えてからは、1~2年に1回はぎっくり腰に見舞われ、50を越えてからはほぼ毎年ぎっくり腰に襲われるようになる。
で、今回。そのトラブルだらけの腰が大爆発。腰椎椎間関節症がでた。

今年は3月頃からずっと腰の調子が悪かった。ぎっくり腰の手前というか、あと少し無理したら、ぎっくり腰になる・・・という嫌な感じのレベル。多少改善の兆しがあっても、職場の朝礼の時に行うラジオ体操しただけで、その場で危険レベルに逆戻り・・・それ以来、ラジオ体操は腰が治るまでパスさせてもらってる。

そんな状態が半年以上続いた10月初旬・・・出社してしばらく仕事している内に、腰が急速に辛くなってきたのを感じた。
その日はそのまま勤務し帰宅。しかし帰宅時には、もう立っても座っても横になっても、同じ姿勢では10秒もいられない苦しい状況に・・・

翌日は大事なミーティングがあったのだが、朝一番に関係者に欠席を詫びる電話を入れて病院へ行った。

レントゲンを撮り、診察を受け、先ずは薬で、ということで薬を処方してもらった。ところがこの薬が全然効かない。もう、これはヤバイ・・・というくらい、効かない感じがした。ここの医師は数年前にもぎっくり腰でかかったことがあって、結構、沖縄中部ではデキる方なのは話しをしていてわかるんだけど、寝ぼけた患者が多すぎて苛ついているタイプの人で、僕に対しても「この無知でわからんちんの患者の具合が悪いのは、普段の運動不足や、間違った整体や鍼灸にすぐ頼る、だらしない患者だ」という先入観をもってくるので、話しが肝心の症状説明までいかない・・・

今回は急を要すひどい症状なので、セカンドオピニオン・・・というか、最初の診断で合っていると思うけど、医師と意思疎通できるまで時間がかかるので、別の医院へ翌日でかけた。で、その時のレントゲンがこれ・・・
 

201210腰レントゲン.jpg



以前の見立てでも同意見だったが、幸い、椎間板ヘルニアにはなっていない。腰椎椎間関節症という診断。ただ、ヘルニアのように、飛び出して神経を圧迫しているところを外科手術で切れば良い・・・ということができない。
つまり薬により痛みや炎症を抑え、徐々に自然治癒するしかない・・・という保存療法が唯一の対処法。

すぐに治って欲しい気持ちはあれど、ぎっくり腰ですら最低数日はかかる。とにかく、今は自分のカラダに合う薬を処方してもらうしかない。直前の効かなかった処方箋をみせ、別成分の鎮痛消炎剤、筋肉弛緩剤、胃を保護する薬などをリクエスト。で、帰宅。

この2日間、痛みのせいで一睡もできず、しかも吐き気のせいで腹は空くんだけど、全然食べられないという状態だったので、今回の薬に期待してカラダを横たえる。

この痛み、骨折した部位を動かそうとしたときの、尖った痛みじゃないんだよね。なんというか、重たいものですりつぶされるような痛み。それがカラダを動かした時で、じっとしている時は、ただ耐えられない感じ。例えば、ちょうど中腰しかできな天井の部屋に閉じこめられたとするでしょ、そうすると人間は必ず、しばらくしたら背骨を伸ばしたいと感じるんだ。でも伸ばせないとしたら・・・だんだんそのストレスで腰は辛いし、脳(感覚)は発狂しそうになる。その感じ。
なので、ベッドに寝ていても数分で寝返りをうたないと辛くてしようがない。だから眠れない・・・

で、この2種類目の薬もまったく効果無し。
それでまた病院へ行き、3種類目の薬をリクエスト。これでだめなら、神経ブロックしてほしいと要請したけど、「まずこの薬を試しましょう」ということになった。

結果的にこの薬は少し効いた。少なくとも今までのより相性がいい。これで1週間、投薬だけで経過を見てみたんだけど・・・腰の症状は改善せず・・・

そこでまた病院へ行き、医師と相談。薬の種類は変えずに、成分を2倍にしてみた。
で今、その成分2倍で様子をみている。薬が効いている間の痛みは、今までの薬の中では一番まし。かなりストレスが減った。ただ、痛みそのものはまだ改善の兆しが見られない。

こんな調子で4週間近く経過してる・・・今回の経過観察が済んでもまだ改善がなかったら、4つ目(最後の成分タイプ)を試すか、今の成分を4倍まで増やすか・・・それでダメならしばらく神経ブロックするしかない・・・と憂鬱な状況です。

カラダがすっかり鈍ってしまい、カートにも乗りたいし、ゴルフ練習場も再開した矢先だったので、余計にカラダを動かせないストレスに発狂しそうです(-_-)